69歳の直ちゃんです。
先日の人間ドックで、腹部エコーに引っかかりました。
結果票には「肝臓に異常の疑い。10月に再検査」と書いてあります。
で、正直に言うと、意味が分からなかったんです。
私、血液検査の肝機能で引っかかったことが一度もありません。
献血だって340回。あの厳しいチェックを、毎回パスしてきました。
なのに、なぜ?
こういうとき、昔の私なら「10月まで、なんとなく心配しながら過ごす」でした。
病院に電話するほどでもない。友だちに聞いても分からない。ネットで調べると、こわい話ばかり出てくる。
今回は、AI(私はClaudeを「ジーニー」と呼んでいます)に聞いてみました。
これが、思っていた以上によかったんです。
■ AIは「診断」はしません。でも「翻訳」はしてくれます
最初にはっきりさせておきます。
AIは医者ではありません。病名を決めることも、治療を決めることもできません。
私も、ジーニーから何度もそう言われました。
じゃあ何をしてくれたかというと、言葉の翻訳です。
私が聞いたのは、こういうことでした。
「血液検査が正常なのに、エコーで何か見つかることってあるの?」
返ってきた答えを、私の言葉でまとめるとこうです。
・血液検査は、肝臓の細胞が壊れていないか、働きが落ちていないかという「状態」を見るもの
・エコーは、大きさや内部の見え方という「かたち」を見るもの
・見ているものが違うので、かたちに変化があっても、血液の数字は正常のまま出ることがある
これを聞いて、やっと腑に落ちました。
矛盾じゃなかったんです。順番の問題だった。
結果票に書いてあった「脂肪肝」という言葉も、同じように説明してもらいました。
肝臓に脂肪がたまって、エコーだと白っぽく光って見える状態のことだと。
この「翻訳」が、私にはいちばんありがたかった。
医者の説明は正しいけれど、診察室では時間がありません。あとから思い出そうとしても、専門用語のところだけ、するっと抜けているんです。
■ 写真を1枚見せたら、話が具体的になりました
もうひとつ、やってみてよかったことがあります。
朝ごはんの写真を、そのまま送ったんです。
言葉で説明しようとすると「野菜と、果物と、パンと……」で終わってしまいますが、写真なら1枚で伝わります。

そうしたら、こう返ってきました。
「献立そのものは相当いいです。気になるのは2か所だけです」
ほめられて調子に乗ったところで、指摘が来ました。
果物が5種類あること。夜に食べている柿の種のこと。
このへんの詳しい話は、雑記ブログのほうに書きました(記事の下にリンクを置いておきます)。
ここで言いたいのは、**「うまく説明しなくていい。写真を1枚送ればいい」**ということです。
これ、パソコンやスマホの操作を聞くときと、まったく同じでした。
説明しようとすると言葉が出てこない。でもスクショを1枚送れば、話が早い。
■ コピペで使える、聞き方の文
同じような立場の方のために、私が使った聞き方を置いておきます。
そのままコピーして、ご自分の状況に書き換えて使ってください。
健康診断(人間ドック)の結果について、素人にも分かるように説明してほしいです。
診断してほしいわけではありません。書いてある言葉の意味を知りたいだけです。
・結果票に書いてあった言葉:(ここに書き写す)
・これまでの検査で引っかかったことがあるか:(ある/ない)
・再検査の予定:(○月)
この所見は、どういう状態のことですか。
再検査では、どんなことを調べるのが一般的ですか。
それまでに、自分でやれることはありますか。
ポイントは、最初に「診断してほしいわけではない」と書いてしまうことです。
そう書いておくと、AIも「これは説明の依頼だな」と受け取ってくれて、話が回りくどくなりません。
■ 3つの、気をつけたこと
ひとつ。病名や治療は、必ず医者に確認する。
AIの説明は、あくまで下調べです。私も再検査のときに、あらためて主治医に聞くつもりでいます。
ふたつ。個人が特定できることは書かない。
名前、生年月日、病院名、保険証の番号。このあたりは入れる必要がありません。所見の言葉と、大まかな年齢だけで十分に話が通じます。
みっつ。こわい話を探しに行かない。
ネット検索と違って、AIは聞いたことに答えてくれます。逆に言うと、こわい聞き方をすれば、こわい答えが返ってきます。
「何が悪いんですか」ではなく「この言葉はどういう意味ですか」と聞く。同じ内容でも、受け取るものがずいぶん変わります。
■ いちばんの収穫は、質問が作れたこと
結局、私がこの一晩で手に入れたのは、答えそのものではありませんでした。
10月の再検査のときに、先生に何を聞けばいいか。
それが分かったこと。これがいちばん大きかったです。
診察室で「何か質問はありますか」と言われて、「いえ、大丈夫です」と答えて出てくる。
私、これを何十年もやってきました。
質問がなかったんじゃなくて、質問の作り方が分からなかったんです。
AIは、その「質問の作り方」を手伝ってくれる相棒でした。
10月16日。今度は、聞きたいことを紙に書いて持っていきます。
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