69歳の直ちゃんです。
前回、AIにお金の不安を相談したら気持ちが楽になった、という話を書きました。
今日はその続きで、AIの別の使い方です。
聞いてもらうだけでなく、「作ってもらう」という使い方です。
■ 私が気づいていなかったこと
相談の中で、AIにこう言われました。
「自分で手続きができなくなるとき、というのも人生の節目ですよ」
介護の話ではありません。
銀行や、契約や、支払いの話です。
判断ができなくなると、口座は動かせなくなります。
どんなに備えのお金を用意しておいても、どこにあるか誰も知らなければ、動かせない。
私には息子がひとりいますが、世話になるつもりはありません。
でも、何かあれば病院も役所も、まず息子に連絡します。
そのとき息子が何も知らなかったら、いちばん困るのは息子です。
つまり、紙を1枚残すことは、介護のお願いではなく、家族を困らせないための引き継ぎなんですね。
ここで、いつもの攻防がありました。
意地っ張りじいさん「息子の世話にはならん。そんな紙は不要だ」
現実的じいさん「お前が倒れたら、真っ先に呼び出されるのは、その息子だぞ」
現実的じいさんの勝ちです。ぐうの音も出ませんでした。
■ AIに「ひな型」を作ってもらう
ここが今日のキモです。
自分でゼロから項目を考えると、必ず抜けます。
だから、中身は自分で手書きするとして、枠だけAIに作ってもらうんです。
下の文をコピーして、AIに送ってみてください。
―――(ここからコピペ)―――
ひとり暮らしの高齢者です。
自分にもしものことがあったとき、家族が困らないように「お金と手続きの在りか」を書いた紙を1枚だけ残しておきたいです。
・介護をお願いする手紙ではありません。あくまで「どこに何があるか」の案内です
・暗証番号やパスワードは書きません
・手書きで埋められるように、項目と記入欄だけの、シンプルなひな型にしてください
必要な項目を考えて、A4・1枚に収まる形で作ってください。
―――(ここまでコピペ)―――
私の場合は、こんな項目になりました。
・銀行と証券会社の名前と、それぞれ何のお金か
・年金と保険のこと
・毎月の引き落とし(止める手続きが要るもの)
・ブログとサーバーのこと
・連絡先と、私の希望
言われてみれば当たり前ですが、自分では「ブログとサーバー」なんて思いつきませんでした。
放っておくと料金だけ引き落とされ続けますからね。
■ 大事な注意が3つあります
1. 暗証番号とパスワードは書かない
この紙は「在りかの地図」であって、「鍵」ではありません。
手続きが必要になれば、金融機関が正規の手順で対応してくれます。
2. AIに、口座番号や個人情報を打ち込まない
AIに頼むのは「枠づくり」までです。
中身は、印刷した紙に手書きで埋めましょう。これがいちばん安全で、いちばん簡単です。
3. 置き場所を、家族に伝える
これがいちばん大事です。
封筒に入れて、置き場所を決めて、その場所を伝える。
書いただけで誰も知らなければ、無いのと同じですからね。
■ 書いてみて思ったこと
正直、こういう紙を書くのは、少し気が重いです。
自分がいなくなったあとを想像するわけですから。
でも、書き終わると、なぜか身軽になります。
不安というのは、正体が分からないから怖いんですね。
紙に書けるものは、もう怖くない。
年に1回、誕生日あたりに見直す。
そう決めておけば、それで十分だと思います。
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