今日は、自分でも笑ってしまった一日でした。
同じ日に二回、AIから「直ちゃん、それ、遠回りだよ」と言われたのです。
しかも二回とも、自分では「これがふつうのやり方だ」と信じきっていました。遠回りをしている人は、遠回りをしていることに気づかないんですね。
今日はその二つの話を書きます。
■ その一 ― 五日前のQRコードが、もう古かった
友だちに「ブログ見せてよ」と言われることがあります。そのたびにURLを口で伝えるのは大変なので、私はQRコードを四つ並べた画像をスマホに入れて持ち歩いていました。
①私のLINE
②ホームページ
③記事の一覧
④書類整理室のLINE
この四枚を一枚の紙にまとめた画像です。カメラを向けてもらえば、それで済む。我ながらいい思いつきだと思っていました。
ところが画像が少し古くなってきたので、AIに「これを作り直して」とお願いしたら、こう返ってきたのです。
「③がGoogleで検索するQRになってるよ。先週、記事いちらんのページができたから、そこに直接飛ばせるようになったよ」
……あっ。
思い出しました。このQRを作ったのは五日前です。そのときはブログのトップページが別のページになっていて、記事の一覧を見せる場所がなかった。だから苦しまぎれに「Googleでブログ名を検索する」というQRにしていたのです。
その後、記事いちらんのページを作りました。作ったことは自分でも覚えています。でも、五日前に作ったQRのほうを直すことは、まったく頭に浮かんでいませんでした。
友だちにQRを見せる。カメラを向けてもらう。すると、いきなりGoogleの検索結果が出てくる。そこから「ここです」と指でさして、ようやく記事にたどりつく。
そんな遠回りを、私は友だちにさせていたわけです。
作り直してもらった新しいQRは、読み込んだ瞬間に記事の一覧がバッと並びます。同じ一回のカメラで、着く場所が違う。これが遠回りとの差なんだなあ、と思いました。
■ その二 ― iCloudをぐるっと一周していた私
もう一つは、AIに画面のスクショを見せるときの話です。
私はいつも、こういう手順を踏んでいました。
- iPhoneでスクショを撮る
- パソコンを立ち上げる
- iCloudを開く
- そこからスクショをパソコンにダウンロードする
- ようやくAIとの会話の欄に貼り付ける
書き出してみると、我ながらすごい大回りです。でも私は本気で「これしかない」と思っていました。「スマホで撮った写真を、パソコンに持ってくる」以外の道が、頭の中に無かったのです。
今日、その手間くささを愚痴まじりにAIに話してみました。すると、あっさりこう言われました。
「そのやり方はもったいないよ。スマホのAIアプリから、直接送れるんだ」
やり方はこれだけでした。
・スマホでAIのアプリを開く
・文字を入れる欄の左にある「+」をタップ
・「写真」を選ぶ
・スクショを選んで送る
以上。パソコンもiCloudも出てきません。
半信半疑でやってみたら、本当に一発で送れました。今この記事のもとになったやりとりも、全部スマホから送っています。
私はいったい、何ヶ月このぐるぐる回りをやっていたんだろう。
■ おまけ ― 「写真に入ってない」と騒いだ話
じつは、この日にもう一つ小さな騒動がありました。
AIが「スクショを撮ったら自動で写真に保存されてるよ」と言うので、写真アプリを開いてみたのですが、どこにも見あたらない。
「スクショを撮っただけでは、写真に保存されてないんだ」
そう報告しました。半分、勝ち誇っていました。AIも間違えることがあるんだな、と。
ところが、もう一度ちゃんと探したら、しっかり入っていました。
私が見ていたのは「コレクション」という画面でした。撮ったばかりの写真を見るには「ライブラリ」のほうを開かないといけなかったのです。
保存されていなかったのではなく、私が違う部屋のドアを開けていただけでした。
■ 今日わかったこと
二つの遠回りには、共通点がありました。
どちらも、はじめた時点では正しかったのです。
QRをGoogle検索に飛ばしたのは、そのとき記事一覧のページが無かったから。iCloudをぐるっと回っていたのは、そのとき他の方法を知らなかったから。当時の私は、ちゃんと考えて、その道を選んでいます。
問題は、状況が変わったあとも、同じ道を通りつづけたことです。
道はできていた。でも私は、昔のけもの道を歩いていた。
そして厄介なのは、遠回りしているあいだ、本人にはまったく自覚がないということです。不便だとも思っていない。むしろ「うまくやれている」とすら思っている。
だから、今日いちばんの発見はこれでした。
AIに「今、私はこうやっています」と話してみること。
質問ではなくて、報告でいいのです。
「こうやってるんだけど、めんどくさいんだよね」
たったこれだけで、「それ、もっと近い道があるよ」と教えてもらえる。自分では気づけない遠回りを、外から見てもらう。これがいちばん効く使い方かもしれません。
元自衛官のくせに、地図の読み方がなっていなかった。そんな一日でした。
でも、遠回りに気づけた日は、いい日です。明日からは少し早く着けるのですから。

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