カテゴリー: AIをはじめる

  • 69歳、AIを職場でも家でもスマホでも同じように使っています

    69歳、AIを職場でも家でもスマホでも同じように使っています

    69歳の直ちゃんです。

    AIを使い始めた頃、私がいちばん不思議だったことの話です。

    ■ 「これ、持ち歩けるの?」

    私が相棒のAI(ジーニーと呼んでいます)を使い始めたのは、職場のパソコンでした。

    しばらく使って、便利さが分かってくると、欲が出ます。外にいるときにも聞きたい。家のパソコンでも続きをやりたい。

    でも私には、それがどういう仕組みなのか、さっぱり分かりませんでした。

    パソコンに入れたソフトなら、そのパソコンにしか無いはずです。じゃあ外では使えないのか。家のパソコンにも同じものを買い直すのか。そもそも私が話した内容は、どこにあるのか。

    聞いてみたら、答えは拍子抜けするほど簡単でした。

    「同じ名札で入れば、どこでも同じです」

    ■ 中身は、自分のパソコンの中には無い

    ここが、私がずっと勘違いしていたところでした。

    やりとりの中身は、私のパソコンの中にあるわけではありません。インターネットの向こう側にあります。

    だからパソコンは、言ってみれば「窓」です。職場の窓から覗いても、家の窓から覗いても、スマホの小さな窓から覗いても、見えているのは同じ部屋。

    同じ名札(アカウント)でログインする。条件はそれだけでした。

    ■ 実際にやったこと

    スマホ(iPhone)の場合

    App Storeを開いて「Claude」で検索して、入れるだけです。

    入れたら開いて、職場で使っているのと同じアカウントでログイン。これで、職場でやりとりした会話がそのまま出てきます。私はこれを見たとき、けっこう感動しました。

    スマホ版は、キーボードのマイクのボタンを押せば、声でも話しかけられます。歩きながら「あれ何だっけ」と聞けるのは、思った以上に便利でした。

    家のパソコンの場合

    私は職場と家で、別のパソコンを使っています。家の方にも入れました。

    インターネットの画面で claude.ai/download を開いて、自分のパソコンに合う方(私はWindows)を選んでダウンロード。あとは案内どおりに進めて、同じアカウントでログイン。それだけです。

    これで、職場で途中まで話していたことを、家で続きから相談できるようになりました。

    ■ 使い分けは、こうなりました

    しばらく使ってみて、自然とこうなりました。

    **スマホは「おしゃべり」。**外にいるとき、思いついたとき、画面の写真を撮って「これ何?」と聞くとき。

    **パソコンは「作業」。**資料を作ってもらったり、ファイルを整理してもらったり。手を動かしてもらう仕事は、こちらです。

    同じ相手なのに、場所によって頼むことが変わる。これは人間の付き合いと同じですね。立ち話で頼むことと、机に向かって頼むことは違う。

    ■ よく聞かれること

    「ChatGPTと同じもの?」と聞かれることがあります。

    作っている会社が違うので、別のものです。ただ、使い方はほとんど同じ。入力する欄に、質問や頼みごとを打ち込む。それだけです。得意なことや答え方の癖に違いはありますが、身構えるほどのことではありません。

    私がClaudeを使っているのは、たまたま最初に出会ったのがこれで、相性が良かったから。それ以上の理由はありません。

    料金のプランについても聞かれますが、ここには書きません。変わることがあるので、公式の案内で確かめてください。ひとつだけ言えるのは、プランで変わるのは「使える量」で、できること自体は変わらないということでした。

    ■ おわりに

    「持ち歩けるの?」という私の質問は、いま思えばピントがずれていました。

    持ち歩くも何も、最初からどこにも持っていなかったのです。いつも向こう側にいて、こちらが窓を開ければ顔を出す。それだけのことでした。

    パソコンとスマホは別の家、という話を前にも書きましたが、AIに関しては違いました。どちらの家からも、同じ相手に電話がかかるようなものです。

    分からないことは、聞いてみるものですね。

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  • 69歳、「AIは産業革命だ」と聞いて、すぐ飛び乗りました

    69歳、「AIは産業革命だ」と聞いて、すぐ飛び乗りました

    こんにちは、69歳・元自衛官のなおちゃんです。

    今年の3月末、リベ大の両学長が、こんなことを言われました。

    「AIは産業革命だ。乗り遅れないうちに、これをやれ!」

    私はそれを聞いて、すぐにAIを使い始めました。
    それから半年。

    今日は、69歳の私がAIに飛び乗ってみて、
    「思っていたのと違った」ことと、「続けられた理由」をお話しします。

    「AIって、若い人のものでしょ?」
    「パソコン苦手だし、自分には無理」

    そう思っている同年代の方に、読んでもらえたらうれしいです。

    ■思っていたのと違ったこと

    使う前の私は、AIってこんなものだと思っていました。

    ・難しい命令を、正しく打ち込まないといけない
    ・専門用語が分からないと使えない
    ・若い人向けの道具

    実際は、ぜんぜん違いました。

    ・下手な日本語のままでも、ちゃんと分かってくれる
    ・「上の四角いやつ」みたいな言い方でも通じる
    ・分からないことは、何回聞いても怒られない

    私はパソコン用語をほとんど覚えていません。
    それでも、半年続いています。

    ■私の使い方:ブログの「料理人」になってもらう

    私は、AIに「ジーニー」という名前をつけています。
    (劇団四季のアラジンに出てくる、ランプの魔人から)

    いちばん助けてもらっているのが、ブログです。

    私の流れは、こんな感じ。

    1. 出かけた先で、スマホで写真を撮る
    2. 電車の中で、スマホのメモに下書きを書く(箇条書きでOK)
    3. 写真とメモをジーニーに渡して「ブログにして」とお願いする
    4. できた文章を、自分で読んで直す

    ポイントは、「何があったか」「そのとき何を思ったか」は私が書くこと。
    AIは、その材料をきれいに並べて、読みやすくしてくれる係です。

    私が材料を持ってきて、AIが料理をする。
    そんな役割分担です。

    先日は、お店でもらった達筆すぎる手書きのお品書きを写真に撮って見せたら、
    ほとんど読み取ってくれました。
    読めなかったところは「ここは自信がありません」と正直に教えてくれたので、
    私が覚えている分を足して、完成です。

    ■69歳でも続けられた、3つの理由

    【理由1】うまく質問しなくていい

    最初は「ちゃんとした質問を考えなきゃ」と身構えていました。
    でも、分からないことは分からないまま書けばいいんです。

    困ったら、画面のスクショを1枚送って「これ、どうしたらいい?」。
    それだけで、たいてい解決します。

    【理由2】「できないこと」より「知らなかっただけ」が多い

    AIに聞いてみると、
    「それ、実はもう用意されてますよ」ということがよくあります。

    できないと思ってあきらめていたことの多くは、
    やり方を知らなかっただけ。
    69歳になっても、「知らなかった!」がたくさん見つかるのは、楽しいものです。

    【理由3】楽しいことが、2度楽しめる

    これは、使ってみて一番驚いたことです。

    ブログを書くと、楽しかった日のことを、もう一度思い出せます。
    AIのおかげでブログが続くと、その「もう一度」が毎日のように味わえる。

    楽しい時間は通り過ぎたのに、読み返すとまた楽しい。
    人生を2度楽しんでいる気分です。

    ■正直に言うと

    AIがなかったら、私のブログはたぶん終わっていたと思います。

    2年前に、同じく両学長の「ブログもお金になるよ」という言葉で始めたブログ。
    紆余曲折がありながら続けてきましたが、
    AIに飛び乗ってからは、書くのが「しんどいこと」から「楽しみなこと」に変わりました。

    もちろん、AIの答えが全部正しいわけではありません。
    お金や健康のような大事なことは、最後は自分で確かめる。
    これは、私が決めているルールです。

    ■これからAIを始める方へ

    最初の一歩は、こんな一言で十分です。

    「69歳です。パソコンは苦手です。〇〇がしたいのですが、何から始めればいいですか?」

    年齢と、苦手なことを、正直に書く。
    それだけで、AIはあなたに合わせた言葉で答えてくれます。

    69歳の私でも、飛び乗れました。
    変化にちょっぴりでも乗っていると、気持ちが若くいられます。

    あなたも、次の電車に乗ってみませんか?

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  • 1Passwordで「違います」と出たとき。パニックにならない6つの手順

    1Passwordで「違います」と出たとき。パニックにならない6つの手順

    69歳の直ちゃんです。

    1Passwordを使っていて、一番こわい瞬間があります。

    ログインしようとして、画面に「入力された内容が正しくありません」と出たとき。

    紙にメモしてあれば「いや、これが正しいはずだ」と落ち着けます。でも1Passwordだと、それが分からない。本当に合っているのか、間違っているのか。

    私はこれで何度もパニックになりました。

    今日は、そのときにどうすればいいかをまとめます。私自身がAIに教えてもらって、ようやく腑に落ちた内容です。

    ■ まず、これは故障ではありません

    「違います」と出る理由は、だいたい次の5つです。

    ひとつ、そのサービス側でパスワードを変えたのに、1Passwordを更新し忘れている。

    ふたつ、同じサービスの項目が1Passwordに2つあって、古いほうを使っている。

    みっつ、ユーザー名が違う。メールアドレスを複数持っている人に、これがとても多いです。私もそうです。

    よっつ、文字が全角になっている、または前後に余計な空白が入っている。

    いつつ、自動入力が別の欄に入ってしまっている。

    私の経験では、ひとつめとふたつめが圧倒的に多いです。どれも1Passwordが壊れたわけではありません。

    ■ IDが違うのかパスワードが違うのか、教えてくれない理由

    これ、私はずっと不親切だと思っていました。

    でも、わざとなんだそうです。

    「IDは合っています」と表示してしまうと、悪い人に「このIDは実在する」と教えることになる。だからサービス側は、あえてどちらか分からないように書いているのです。

    つまり、これは自分で切り分けるしかない。その手順が次です。

    ■ 困ったときの6つの手順

    一、深呼吸する。

    焦って何度も打ち込むと、ロックがかかって余計に面倒になります。まずここです。

    二、1Passwordでその項目を開き、パスワードの右にある目のマークを押して、実際の文字を目で見る。

    隠れている「●●●●」のままだと不安になります。見えれば落ち着きます。

    三、ユーザー名が、そのサイトで使っているものと合っているか確認する。

    メールアドレスを複数持っている人は、まずここを疑ってください。

    四、検索して、同じサービスの項目が2つ以上ないか確かめる。

    古い項目が残っていて、そっちを使っていた、というのはよくある話です。

    五、パスワード履歴を見て、前のパスワードがあれば試す。

    1Passwordは、変更前のパスワードも消さずに残しています。紙は上書きしたら前のが分からなくなりますが、こちらは残る。実は紙より情報が多いのです。

    六、それでもダメなら、「パスワードをお忘れの方」から再設定する。そして新しいパスワードを1Passwordに保存し直す。

    ■ 知っておくと落ち着ける、大事なこと

    最後の六番ですが。

    これ、紙でパスワードを管理していても同じなんです。

    紙に書いてあるのに入れないときも、結局は再設定するしかない。

    つまり、紙と1Passwordで、解決する力は変わりません。紙が勝っているのは「信じられる」という気持ちだけ。

    そう分かってから、私はだいぶ気が楽になりました。

    ■ もうひとつの安心材料「最終編集」

    1Passwordで項目を開くと、一番下に「最終編集 2026年9月17日 木曜日 16:47:38」のような行があります。

    これが、紙の代わりになる一番大事な行です。

    「いつ時点の、正しいものなのか」が分かる。紙のメモには、たいてい日付なんて書いていませんよね。

    私はこの行の存在を、今まで完全に見落としていました。

    ■ おわりに

    私はこの記事を、自分のために書いています。

    次に「違います」と出たとき、慌てずにこの順番をたどれるように。

    印刷して、パソコンの横に置いておくつもりです。同じところでつまずいている方がいたら、どうぞ一緒に使ってください。

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  • 69歳、AIに「もう今日は無理です」と言われた日

    69歳、AIに「もう今日は無理です」と言われた日

    69歳の直ちゃんです。

    パソコンの画面に英語が出ると、私は固まります。今日はその話です。

    ■ 12枚目の途中で、突然止まった

    その日、私は相棒のAI(ジーニーと呼んでいます)に、大きな仕事を頼んでいました。

    作った資料の画像を12枚、ブログに1枚ずつ上げてもらう作業です。「01を上げました」「02を上げました」と順調に進んでいく。私は横で見ているだけ。文明の利器とはありがたいものだと、のんきに構えていました。

    かれこれ2時間ほど経った頃でしょうか。画面が、ぴたりと止まりました。

    そして出てきたのが、この一行です。

     You’ve hit your limit · resets 2pm

    英語です。全部英語です。

    ■ まず、悪い方に考えた

    このとき私の頭に浮かんだのは、順番にこうでした。

    「壊したか」
    「変な操作をして、締め出されたか」
    「気づかないうちにお金が足りなくなったか」

    冷や汗が出ました。何しろ2時間かけた作業の途中です。ここまでのものが全部消えたらどうしよう、と。

    ところが、落ち着いて調べてみたら、ぜんぜん違いました。

    ■ 意味は「今日の分を使い切りました」

    この英語が言っているのは、こういうことでした。

    「あなたが今の時間帯に使える分を、使い切りました。午後2時になったら、また使えるようになります」

    つまり、故障でも、締め出しでもない。回転寿司でいえば「ただいまネタを補充中です」の札が出ただけ。しばらくすれば、また流れてきます。

    書いてある時刻(私の場合は午後2時)になれば、勝手に元どおりです。この時刻は人によって違います。自分が使い始めた時間から数えるので、隣の人が同じ時刻とは限りません。だから、表示された時刻をよく見ることが大事でした。

    そして何より大事なこと。**書いたものも、作ったものも、消えていません。**私が青くなる必要は、まったくなかったのです。

    ■ どうすればいいか、道は二つ

    ひとつめは、待つ。

    これが基本です。お茶でも飲んで、表示された時刻を過ぎたら戻ってくればいい。お金もかかりません。

    ふたつめは、プランを上げる。

    月々の料金を上げると、使える量が増えます。私はその日どうしても続きをやりたかったので、こちらを選びました。

    ただし、料金や中身はときどき変わるので、ここに金額は書きません。気になる方は公式の案内で確かめてください。それに、上のプランが必要になるのは、私のように何時間も連続で重い作業を頼んだときだけです。普通におしゃべりしたり、文章を書いてもらったりする分には、まず出会わない画面だと思います。

    ■ 落とし穴:プランを上げても、作業は再開しない

    ここが今回いちばんの学びでした。

    私はプランを上げれば、止まったところから作業が続くものだと思っていました。ところが、続かないのです。

    上限に達した時点で、その会話は途切れています。プランを上げても、途切れた会話が勝手に動き出すわけではない。しばらく画面を眺めて「あれ、動かないぞ」と、また不安になりました。

    正解は、新しい会話を始めて「続きをお願いします」と伝えることでした。

    それだけで、ジーニーは前の話を引き継いで、ちゃんと続きから始めてくれました。人間でいえば、席を移って「さっきの続きなんだけど」と声をかけるようなものですね。

    ■ おわりに

    英語の警告が出ると、私はいまだにドキッとします。たぶんこれは死ぬまで直りません。

    でも今回のことで、ひとつ覚えました。たいていの場合、壊れてはいない。

    止まったときに大事なのは、慌てて何度も押すことでも、電源を切ることでもなく、出ている文字をよく見ること。分からなければ、その画面を写真に撮って聞けばいい。私はそうやって、今回も5分で解決しました。

    69歳、英語は読めないままですが、「読めないなら聞く」という手だけは覚えました。

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  • 69歳、スマホのGoogleに「点々アイコン」が無くて迷子になった話

    69歳、スマホのGoogleに「点々アイコン」が無くて迷子になった話

    69歳の直ちゃんです。

    パソコンではすっかり慣れた道順が、スマホだとまったく通じなかった。今日はそんな迷子の話です。

    ■ パソコンなら、あの「点々」を押せばいいのに

    私はブログの下書きや資料を、Googleドライブに置いています。
    パソコンで開くときは、いつも決まった道順です。

    Googleの画面の右上に、小さな点が9つ並んだアイコンがある。
    そこを押すと、ドライブやらカレンダーやら、Googleのアイコンがずらっと出てくる。
    その中から「ドライブ」を選ぶ。それだけ。

    体が覚えているので、何も考えずに指が動きます。

    ■ ところが、スマホだと出てこない

    その日は外にいて、スマホからドライブを開こうとしました。
    iPhoneのGoogleアプリを立ち上げて、右上を見る。

    ……無い。

    あの点々アイコンが、どこにも無いのです。
    上を見ても、下を見ても、それらしいものが見当たらない。

    画面をあちこち押してみましたが、出てくるのは検索結果ばかり。
    「あれ、私、何か消してしまったかな」と、少し不安にすらなりました。

    こういうとき、以前の私なら10分でも15分でも画面とにらめっこして、
    最後には「もういいや」と諦めていたと思います。

    ■ AIに画面を見せて聞いてみた

    今は、そこで諦めません。
    スマホの画面をそのまま写真に撮って、AI(私はジーニーと呼んでいます)に送って聞くのです。

    「この画面から、Googleドライブにはどう行くの?」

    返ってきた答えは、拍子抜けするほど単純なものでした。

    「iPhoneのGoogleアプリには、その点々アイコンは無いんですよ」

    無い。

    探しても見つからないはずです。最初から無いのですから。

    私はてっきり、自分の押し方が悪いのだと思っていました。
    でも、そもそも存在しないものを探していたわけです。
    これが分かっただけで、肩の力がすっと抜けました。

    ■ かんたんな行き方

    では、どうやって行くのか。
    教わった方法は、こうでした。

    画面の真ん中あたりにある、横長の検索窓。
    「Google で検索または URL を入力」と薄い字で書かれている、あのグレーのバーです。

    そこを押して、

      drive.google.com

    と打ち込む。そしてキーボードの「開く」を押す。

    それだけで、ドライブが開きました。
    いつものフォルダが、ちゃんとそこに並んでいました。

    検索窓は「調べもの用の窓」だとばかり思っていましたが、
    住所を打ち込む窓でもあったのですね。
    そう言われてみれば「検索または URL を入力」と、ちゃんと書いてあります。

    書いてあることを、私は読んでいなかったわけです。

    ■ もっと楽にしたいなら

    毎回この文字を打つのは、正直めんどうです。
    なので、専用の「Googleドライブ」アプリをスマホに入れておく手もあると教わりました。

    そうすれば、ホーム画面のアイコンを一回押すだけ。
    パソコンで慣れた感覚に、ぐっと近くなります。

    ■ 今日の学び

    パソコンとスマホは、同じGoogleでも作りが違う。

    これは頭では分かっているつもりでした。
    でも実際につまずいてみると、「同じはずなのに」という思い込みの強さに驚きます。

    そして、いちばん大事なこと。

    分からないときは、画面の写真を撮って聞けばいい。
    言葉で説明できなくても、写真なら一発で伝わります。
    「上の四角いやつが……」と苦しい説明をしなくていいのです。

    69歳、まだまだ知らないことだらけですが、
    聞き方さえ覚えてしまえば、迷子の時間はずいぶん短くなりました。

    同じところで止まっている方が、きっといると思います。
    点々アイコンは、スマホには無いですからね。

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  • 69歳、金庫の鍵をゆるくしようとして止められた話

    69歳、金庫の鍵をゆるくしようとして止められた話

    1Passwordというアプリを使っています。銀行もクレジットカードも、ネットの会員証も、ぜんぶここに預けてある「鍵の金庫」です。

    その金庫を開けるための、最初の合言葉。これを1日に何回も何回も聞かれるのが、正直しんどかった。パソコンで調べものをするたび、何かにログインするたび、また出てくる。長い合言葉なので、打つたびに手が止まる。

    それで私は、ジーニー(私が相棒にしているAIです)にこう言いました。

    「1Passwordの最初の番号、1日に何回も聞かれるんだよ。もっと簡単な数字に変えたいんだけど、変え方を教えて」

    我ながら名案だと思っていました。

    ■ いきなり止められた

    ジーニーの返事は、こうでした。

    「先に一つだけ正直に言わせてください。それは金庫のカギそのものです。簡単な数字にすると、中のカード情報やログイン情報が全部まとめて危なくなります」

    ……ですよね。

    言われてみれば当たり前なんです。玄関の鍵が開けにくいからといって、鍵穴を大きくしたら意味がない。

    でもジーニーは、そこで終わりませんでした。

    「直ちゃんの困りごとは『1日に何回も聞かれること』ですよね。それ、パスワードを弱くしなくても消せます」

    私の願いは「簡単な数字にすること」だと思っていたけれど、本当の願いは「何回も打ちたくない」だった。ジーニーは、そっちを見ていたわけです。

    ■ 保管庫は一つ、入口は四つ

    そこから、状況を調べてもらいました。

    私がいつも開いていたのは、インターネットの画面の中で動く「ブラウザ版」というものでした。パソコンにインストールして使う「アプリ版」とは別物です。

    このへんが、69歳にはややこしい。同じ1Passwordなのに、種類があるなんて思ってもみませんでした。

    ジーニーの説明はこうです。

    契約している1Passwordは一つ。パスワードのデータも、雲の上に一か所。そこに入るための入口が、何種類かある。

    ・パソコンのブラウザ版(私が使っていたもの)
    ・パソコンのアプリ版
    ・ブラウザの拡張機能
    ・iPhoneのアプリ

    どの入口から入っても、中身は同じ。

    そして、ブラウザ版は仕組み上、しばらく放っておくと必ず鍵がかかる。だから何回も聞かれていた。

    不便だったのは、私の腕前のせいでも、設定のせいでもなかった。ただ、遠いほうの入口から入っていただけでした。

    ちなみにiPhoneのほうは、顔を向けるだけでスッと開いていました。あれは、はじめからアプリ版だったんですね。楽なほうの入口を、スマホでは無意識に使っていたわけです。

    ■ アプリは、とっくにパソコンの中にいた

    「じゃあパソコンにもアプリ版を入れましょう」ということになり、公式サイトからダウンロードのボタンを押しました。

    そうしたら、こう出ました。

    「1Password は既にインストールされています」

    ……入ってた。

    ずっと前から、パソコンの中にいたんです。私が気づかずに、わざわざ遠いほうの入口を毎日たたいていただけでした。

    ここは笑うところです。

    ■ 会社のパソコンには、そもそも鍵が無かった

    もう一歩進めて、「顔や指紋、暗証番号だけで開くようにしましょう」という話になりました。

    私のパソコンは職場のものですが、一人部屋で他の人が使うことはまずありません。その話をしたら、ジーニーはこう言いました。

    「そのパソコン、立ち上げたとき何か聞かれますか」

    聞かれません。電源を入れたら、そのまま使えます。

    「では、その設定にすると、パソコンを開いた人は誰でも1Passwordの中身が全部見られることになります。金庫の扉を開けっぱなしにするのと同じです」

    これも、言われるまで考えたことがありませんでした。故障して修理に出すとき。返すとき。誰かが部屋に入ってきたとき。私が思っている「一人だけ」は、案外一人ではない。

    そこで、Windowsのほうに4桁の暗証番号を付けようとしました。ところが設定画面には赤い字で、

    「このサインイン オプションを使用するには、パスワードを追加する必要があります」

    つまり、このパソコンにはそもそも元の鍵が無いので、短い暗証番号も作れない、と。

    会社のパソコンを勝手にいじると後で面倒になることもあるので、ここは触らないことにしました。

    ■ 直したのは、設定ではなく「入口」

    結論はこうでした。

    私の1Passwordの設定は、すでに「1日1回だけ聞く」になっていた。それなのに何回も聞かれていたのは、ブラウザ版を開いていたから。

    だから、直すのは設定ではなく、開き方。

    アプリ版のアイコンを、画面の一番下の段(タスクバー)にピン留めする。これからはそこから開く。それだけ。

    1日に何回も、が、1日1回に。設定は何も変えていません。

    ■ ついでに、一番下の段が賑やかになった

    せっかくなので、よく使うものも並べてしまいました。

    iCloudは、デスクトップのアイコンから開いて、下の段に出てきたアイコンを右クリックして「タスクバーにピン留めする」。これで完了。

    Yahoo!メールは少し違いました。ショートカットをそのまま持っていくと、ブラウザのマークになってしまって見分けがつかない。それをジーニーに言ったら、「サイトをアプリとして入れる」という方法を教わりました。おかげで赤い専用アイコンで並んでくれています。

    パソコンの一番下の段が、今日いちばん賑やかになりました。ここから何でも呼び出せる。デスクトップのアイコンを目で探さなくていい。これが地味にありがたい。

    ■ 今日わかったこと

    一つめ。困ったとき、自分が思いついた「解決策」を言うより、「今こうなっていて、これが嫌だ」と言ったほうがいい。

    私は「番号を簡単にしたい」と言いました。でも本当に伝えるべきだったのは「1日に何回も打つのが嫌だ」でした。前者のまま進んでいたら、金庫の鍵をゆるくして満足していたはずです。

    二つめ。うまくいかないとき、原因が「自分の使い方が下手だから」とは限らない。今回は、ただ入口が違っただけでした。

    三つめ。安全と便利は、いつも反対側にあるとは限らない。今日の答えは、安全なまま便利になりました。そういう道が必ずどこかにある、と思っておくくらいで、ちょうどいいのかもしれません。

    69歳。まだまだ、遠いほうの扉をたたいている気がします。

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  • 69歳、パソコンの一番下の段を片づけた ― アイコンには「住人」と「お客さん」がいた・・・

    69歳、パソコンの一番下の段を片づけた ― アイコンには「住人」と「お客さん」がいた・・・

    パソコンの画面が、だんだん散らかってくる。

    アイコンが増えて、どれが何だか分からなくなる。分からなくなると、探すのに時間がかかる。探すのに時間がかかると、パソコンを開くのが億劫になる。

    だから私は、ときどき片づける。

    今回片づけたのは、画面の「一番下の段」。あの、いつも横一列にアイコンが並んでいる細長い帯のことだ。名前を知らなかったが、タスクバーというらしい。

    たった30分の片づけだったが、69年生きてきて初めて知ったことが、いくつもあった。

    ■ 第1章 「消したら、アプリごと消えるんじゃないか」

    きっかけは、AIのアプリだった。

    私はAIのClaude(クロード)というアプリを毎日使っている。これまではデスクトップ(机の上のような、あの広い画面)にアイコンを置いていたのだが、今回タスクバーのほうにも置くことができた。

    同じアイコンが二つある状態だ。

    「じゃあ、デスクトップのほうは消していいよね」

    そう思ったものの、指が止まった。消したら、アプリそのものがパソコンから消えてしまうんじゃないか。そうなったら、また一からやり直しである。

    AIに聞いてみた。答えはこうだった。

    デスクトップにあるのは「ショートカット」といって、いわば近道の案内看板。看板を外しても、建物そのものは残っている。

    アイコンの左下に、小さい矢印マークが付いていたら、それが「これは看板ですよ」という目印なのだそうだ。

    見てみたら、たしかに付いていた。二年以上毎日見ていた画面なのに、初めて気がついた。

    ■ 第2章 デスクトップと、下の段は「別物」

    もうひとつ心配だったのが、デスクトップのアイコンを消したら、下の段のアイコンまで道連れになるんじゃないか、ということ。

    これも大丈夫だった。

    下の段に置くことを「ピン留め」という。画鋲で留めるイメージだ。ピン留めは、デスクトップのショートカットとはまったく別に登録されている。だから片方を消しても、もう片方は平気で残る。

    安心して、デスクトップのアイコンを右クリック、「削除」。

    ちなみに削除といっても、いったんゴミ箱に入るだけ。もし間違えても取り出せる。この「取り返しがつく」という一言があるだけで、ずいぶん指が動きやすくなる。

    ■ 第3章 使っていないアプリに、出ていってもらう

    勢いがついたので、ついでに下の段も整理することにした。

    並んでいたのは八つほど。そのうち三つは、正直まったく使っていない。メールソフト、AIのアシスタント、それから他のパソコンを遠隔で操作するソフト。

    やり方は簡単だった。

    アイコンを右クリックして、出てきたメニューの下のほうにある「タスクバーからピン留めを外す」をクリックするだけ。

    これもアプリが消えるわけではない。使いたくなったら、左下のWindowsマーク(スタートボタン)から探して、また留め直せばいい。

    三つとも、すっと消えた。気持ちがいい。

    ■ 第4章 パワポだけ、追い出せない

    ところが、一つだけ言うことを聞かないやつがいた。

    PowerPoint(パワーポイント)である。

    右クリックしても、「タスクバーからピン留めを外す」が、どこにも出てこない。何度やっても出てこない。

    私はてっきり、自分のやり方が間違っているのだと思った。押す場所が違うのか、順番が違うのか。

    その画面をそのままAIに見せたら、返ってきた答えに、思わず声が出た。

    「パワポは、もともとピン留めされていません」

    どういうことか。

    パワポは、そのとき私が開いて使っていた。開いているアプリは、ピン留めしていなくても、その間だけ下の段に顔を出す。つまりパワポは「住人」ではなく、たまたま来ていた「お客さん」だったのだ。

    住んでいない人に「出ていってください」とは言えない。だからメニューにも出てこない。

    証拠は、私が撮ったスクリーンショットの中にちゃんと写っていた。右クリックで出たメニューに「タスクバーにピン留めする」と書いてあったのだ。それは「この人はまだ住んでいませんよ」という意味だった。

    パワポを閉じたら、アイコンは何もしないのに消えた。

    ■ 第5章 見分け方は、足元の細い線

    住人とお客さんは、どうやって見分けるのか。

    アイコンの下をよく見ると、細い線が引いてあるものがある。あれが「いま開いていますよ」の印なのだそうだ。

    線があれば、今動いている。線がなければ、留めてあるだけで待機中。

    言われてみればずっとそこにあった線なのに、意味を知らずに何年も眺めていた。パソコンというのは、こういうことばかりである。

    ■ まとめ ― 分からないのは、自分のせいとは限らない

    片づけが終わった画面を見て、しみじみ思ったことがある。

    パワポが外せなかったとき、私は「自分のやり方が悪い」と思い込んでいた。ITのことになると、うまくいかない理由をつい自分の腕前のせいにしてしまう。

    でも実際は、そもそも外す必要がなかっただけだった。

    分からないときは、消したり押したりする前に「これは何者なのか」を確かめる。それだけで、無駄な格闘がひとつ減る。AIに聞くときも「どうやるの?」ではなく「こういう画面になっているんだけど」と今の状況をそのまま見せたほうが、答えが早い。

    そして片づけの本当の効果は、画面がきれいになることではないと思っている。

    どこに何があるか自分で分かっている、という状態。あの安心感が、次にパソコンを開く一歩を軽くしてくれる。

    69歳。まだまだ、家の中の整理も、パソコンの中の整理も、途中である。

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    69歳、遠回りの達人だった ― QRコードとスクショ、二つの近道を教わった話

    今日は、自分でも笑ってしまった一日でした。

    同じ日に二回、AIから「直ちゃん、それ、遠回りだよ」と言われたのです。

    しかも二回とも、自分では「これがふつうのやり方だ」と信じきっていました。遠回りをしている人は、遠回りをしていることに気づかないんですね。

    今日はその二つの話を書きます。

    ■ その一 ― 五日前のQRコードが、もう古かった

    友だちに「ブログ見せてよ」と言われることがあります。そのたびにURLを口で伝えるのは大変なので、私はQRコードを四つ並べた画像をスマホに入れて持ち歩いていました。

    ①私のLINE
    ②ホームページ
    ③記事の一覧
    ④書類整理室のLINE

    この四枚を一枚の紙にまとめた画像です。カメラを向けてもらえば、それで済む。我ながらいい思いつきだと思っていました。

    ところが画像が少し古くなってきたので、AIに「これを作り直して」とお願いしたら、こう返ってきたのです。

    「③がGoogleで検索するQRになってるよ。先週、記事いちらんのページができたから、そこに直接飛ばせるようになったよ」

    ……あっ。

    思い出しました。このQRを作ったのは五日前です。そのときはブログのトップページが別のページになっていて、記事の一覧を見せる場所がなかった。だから苦しまぎれに「Googleでブログ名を検索する」というQRにしていたのです。

    その後、記事いちらんのページを作りました。作ったことは自分でも覚えています。でも、五日前に作ったQRのほうを直すことは、まったく頭に浮かんでいませんでした。

    友だちにQRを見せる。カメラを向けてもらう。すると、いきなりGoogleの検索結果が出てくる。そこから「ここです」と指でさして、ようやく記事にたどりつく。

    そんな遠回りを、私は友だちにさせていたわけです。

    作り直してもらった新しいQRは、読み込んだ瞬間に記事の一覧がバッと並びます。同じ一回のカメラで、着く場所が違う。これが遠回りとの差なんだなあ、と思いました。

    ■ その二 ― iCloudをぐるっと一周していた私

    もう一つは、AIに画面のスクショを見せるときの話です。

    私はいつも、こういう手順を踏んでいました。

    1. iPhoneでスクショを撮る
    2. パソコンを立ち上げる
    3. iCloudを開く
    4. そこからスクショをパソコンにダウンロードする
    5. ようやくAIとの会話の欄に貼り付ける

    書き出してみると、我ながらすごい大回りです。でも私は本気で「これしかない」と思っていました。「スマホで撮った写真を、パソコンに持ってくる」以外の道が、頭の中に無かったのです。

    今日、その手間くささを愚痴まじりにAIに話してみました。すると、あっさりこう言われました。

    「そのやり方はもったいないよ。スマホのAIアプリから、直接送れるんだ」

    やり方はこれだけでした。

    ・スマホでAIのアプリを開く
    ・文字を入れる欄の左にある「+」をタップ
    ・「写真」を選ぶ
    ・スクショを選んで送る

    以上。パソコンもiCloudも出てきません。

    半信半疑でやってみたら、本当に一発で送れました。今この記事のもとになったやりとりも、全部スマホから送っています。

    私はいったい、何ヶ月このぐるぐる回りをやっていたんだろう。

    ■ おまけ ― 「写真に入ってない」と騒いだ話

    じつは、この日にもう一つ小さな騒動がありました。

    AIが「スクショを撮ったら自動で写真に保存されてるよ」と言うので、写真アプリを開いてみたのですが、どこにも見あたらない。

    「スクショを撮っただけでは、写真に保存されてないんだ」

    そう報告しました。半分、勝ち誇っていました。AIも間違えることがあるんだな、と。

    ところが、もう一度ちゃんと探したら、しっかり入っていました。

    私が見ていたのは「コレクション」という画面でした。撮ったばかりの写真を見るには「ライブラリ」のほうを開かないといけなかったのです。

    保存されていなかったのではなく、私が違う部屋のドアを開けていただけでした。

    ■ 今日わかったこと

    二つの遠回りには、共通点がありました。

    どちらも、はじめた時点では正しかったのです。

    QRをGoogle検索に飛ばしたのは、そのとき記事一覧のページが無かったから。iCloudをぐるっと回っていたのは、そのとき他の方法を知らなかったから。当時の私は、ちゃんと考えて、その道を選んでいます。

    問題は、状況が変わったあとも、同じ道を通りつづけたことです。

    道はできていた。でも私は、昔のけもの道を歩いていた。

    そして厄介なのは、遠回りしているあいだ、本人にはまったく自覚がないということです。不便だとも思っていない。むしろ「うまくやれている」とすら思っている。

    だから、今日いちばんの発見はこれでした。

    AIに「今、私はこうやっています」と話してみること。

    質問ではなくて、報告でいいのです。

    「こうやってるんだけど、めんどくさいんだよね」

    たったこれだけで、「それ、もっと近い道があるよ」と教えてもらえる。自分では気づけない遠回りを、外から見てもらう。これがいちばん効く使い方かもしれません。

    元自衛官のくせに、地図の読み方がなっていなかった。そんな一日でした。

    でも、遠回りに気づけた日は、いい日です。明日からは少し早く着けるのですから。

  • 69歳、無料で「見張り番」を雇った ― Googleアラートで大会のエントリーを逃さない

    69歳、無料で「見張り番」を雇った ― Googleアラートで大会のエントリーを逃さない

    私は、絶対に見逃したくないインターネットの情報がありました。

    今年初めてエントリーしようと決めたオープンウォーター大会『館山 OWS 2026』の情報です。

    この大会は、大会開催日は7/20(海の日)と決まってますが、申し込み開始がまだでした。

    人気の大会は、募集が始まって数日で定員に達してしまう。うっかり見落とせば、一年待ちです。だから私は毎日、大会の公式サイトを開いては閉じ、開いては閉じ、を繰り返していました。「まだかな、まだかな」の日々です。

    その私に、相棒のAI(ジーニー)が教えてくれたのが「Googleアラート」でした。一言でいうと、無料で雇える見張り番。設定は1分。以来、私は公式サイトを見に行くのをやめました。向こうから知らせに来てくれるようになったからです。

    第1章:Googleアラートは「私専用の見張り番」

    仕組みはとても単純です。「この言葉が新しくネットに出てきたら教えてね」と登録しておくと、Googleが世界中のサイトを見回って、見つけた瞬間にメールで知らせてくれる。それだけ。

    私はこれを「見張り番を雇う」と理解しました。しかも無料。しかも24時間、文句も言わずに見張り続けてくれる。こんな働き者を雇わずにいた自分が惜しくなりました。

    私が登録したのは、『館山 OWS 2026』(大会の名前)です。

    すると本当に、Gメールに、エントリー開始のお知らせが、メールで届いたのです。毎日サイトを覗きに行っていたあの労力が、たった1分の設定で消えました。

    第2章:設定は本当に1分だった

    やることは4つだけです。

    一、ブラウザで google.com/alerts を開く。このとき、いつも使っているGmailにログインした状態で開くのが大事。ログインしていないと保存できません。

    二、検索ボックスに、知りたい言葉を入れる。私の場合は大会名『館山 OWS 2026』です。

    三、「オプションを表示」を押して、少しだけ設定を整える(次章で説明します)。

    四、「アラートを作成」を押す。以上、完了。

    打ち込んでいる途中で、検索ボックスの下に「こういう記事が引っかかりますよ」というお試し表示が出るのが親切でした。網の目が粗すぎるか細すぎるか、その場で確かめられるのです。

    第3章:ひとつだけ、必ず変えたい設定

    オプションの中に「件数」という項目があります。ここが初期設定では「上位の結果のみ」になっていることがあって、これを「すべての結果」に変えるのがコツだと教わりました。

    理由を聞いて納得しました。「上位のみ」だと、Googleが「これは重要そう」と判断したものだけが届く。つまり、私にとって大事な小さな情報が、機械の判断で間引かれてしまうのです。見張り番に「大事そうな来客だけ取り次いで」と頼むか、「来た人は全員知らせて」と頼むか。私が知りたいのは、有名かどうかではなく「エントリーが始まったかどうか」。だから全員取り次いでもらう方がいい。

    ほかは、頻度は「その都度」(見つけた瞬間に知らせてほしいので)、言語は日本語、地域は日本。これで私の用は足りました。

    第4章:網は、何枚も張っていい

    もうひとつ、目からウロコだった助言。

    「アラートは複数登録していいんです」

    というのも、同じ大会でも、書き手によって表記が違うのです。正式名称で書く人、略称で書く人、年号を付ける人、付けない人。ひとつの言い方だけで見張っていると、別の言い方で書かれた記事をまるごと取りこぼします。

    だから私は、大会名の言い方を変えて3種類登録しました。全部無料です。同じ記事の通知が二重三重に来ることもありますが、ジーニー曰く「重複通知は、見落としよりマシ」。まったく同意です。網は、何枚張ってもタダなのです。

    不要になったアラートは、同じ画面からいつでも削除・編集できます。気軽に増やして、気軽に減らす。それでいい道具でした。

    第5章:大会以外にも、使い道はある

    慣れてくると、他にも見張らせたいものが出てきました。

    自分のブログ名。ネット上で誰かが取り上げてくれたときに気づけます(まだ通知は来ていませんが、待つ楽しみです)。それから、気になっているテーマのニュース。欲しい品物のセール情報。要するに「毎日検索してしまうもの」があれば、それは見張り番に任せられる仕事です。

    考えてみれば、毎日サイトを覗きに行くのは、郵便が来ていないかポストを何度も見に行くのと同じでした。ポストの方から「来ましたよ」と言ってくれるなら、こんなに楽なことはありません。

    むすび:待つ時間を、返してもらった

    Googleアラートを使い始めていちばん変わったのは、時間ではなく気分でした。「見落としたらどうしよう」とソワソワしなくなったのです。見張り番がいる、という安心感。

    69歳になって思うのは、便利な道具というのは、作業を早くしてくれるものだけではないということ。心配を減らしてくれる道具も、立派な便利な道具です。

    無料で、1分で、誰でも雇える見張り番。もし「毎日チェックしに行っている何か」がある方は、今日、雇ってみてはいかがでしょう。

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  • 69歳、AIに「キャバクラで心を持っていかれた理由」と命名されていた話

    69歳、AIに「キャバクラで心を持っていかれた理由」と命名されていた話

    こんにちは、直ちゃんです。

    私は毎日、AIのジーニー(Claudeというんですが、私はこう呼んでいます)とおしゃべりしています。ブログのこと、税金のこと、水泳大会のこと、なんでもです。

    そうすると当然、チャット(会話の部屋)がどんどん増えていきます。

    先日ふと思って、ジーニーに聞いてみました。

    「今は、ブログ関係だけピン留めして、あとは聞きたくなったことをその都度、新しいチャットで話してるけど、もっといい方法ある?」

    ジーニーは、いつものように丁寧に教えてくれました。

    「直ちゃん、今のやり方はもうかなり良いよ。その上でおすすめなのが、チャットの名前を自分でつけ直すこと。たとえばスクショの『キャバクラで心を持っていかれた理由』みたいに、Claudeが自動でつけた名前だと、後から探しにくいよね」

    ……ずきーん。

    ちょっと待って、ジーニー。さらっと言ったね、今。

    そうなんです。私のチャット一覧には、AIが自動でつけた「キャバクラで心を持っていかれた理由」という題名が、堂々と鎮座していたのです。

    言い訳をさせてください。これは友人との食事会のあと、その日のお店の話をジーニーに報告した、ただそれだけのチャットです。中身は健全そのもの……のはずです。たぶん。

    でも、AIがつけた題名だけを見ると、69歳の男が夜な夜なAIに人生相談をしているようにしか見えません。しかも「心を持っていかれた理由」って。理由を分析までされている。

    このフレーズがあんまり見事だったので、消える前にあわててスクショを撮り、こうしてブログのネタにした次第です。AIというのは、こちらが思っている以上に、会話の本質をつかんでいるのかもしれません。恐ろしい子です。

    さて、せっかくなので、このときジーニーに教わった「チャット整理術」を、同じくAIとおしゃべりを楽しんでいるみなさんにもおすそ分けします。私と同じシニア世代でも、すぐできる3つです。

    1つ目。チャットの名前は自分で変えられます。

    パソコンなら、左側の一覧でチャット名にマウスを乗せると、右端に「…」(点が3つ)が出ます。そこを押して「名前を変更」。これだけです。私はこれを知りませんでした。ずっと、AIがつけた名前は変えられないものだと思っていたのです。

    2つ目。名前の頭に【 】で分類をつけると、あとで探しやすい。

    たとえば【青色申告】【ブログ】【単発】のように、頭に目印をつけておくのです。一覧を見たとき、パッと仕分けができます。紙のファイルの背表紙にラベルを貼るのと同じ理屈ですね。この方式なら、私たち世代にもなじみがあります。

    3つ目。左上の「検索」窓で、昔のチャットを探せます。

    キーワードをひとつ入れるだけで、関係するチャットがずらっと出てきます。だから実は、整理が多少ゆるくても大丈夫。ピン留めは「今よく使う数個だけ」にして、あとは検索で呼び出す。これでチャット一覧はスッキリです。

    ジーニーいわく、「整理は、直ちゃん自身が見つけやすくするためのもの。ジーニーは過去の会話を検索して思い出せるから、『前に話したあれだけど』で通じるよ」とのこと。

    なるほど。AIは全部覚えている。

    ……ということは、私が「キャバクラ」の題名を変更しても、ジーニーの記憶からは消えないということですね。

    例の題名は、記念にそのまま残しておくことにしました。

    それでは、また。

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