投稿者: naochan

  • 69歳、5か月ためらった質問が、10秒で解決した ― 停止ボタンは目の前にあった

    69歳、5か月ためらった質問が、10秒で解決した ― 停止ボタンは目の前にあった

    みなさん、こんにちは。69歳のなおちゃんです。

    今日は、私が5か月間ずっと「聞かなきゃ、聞かなきゃ」と思いながら、聞けずにいた質問のお話です。

    ■ 「アッ…」と言った回数、たぶん50回以上

    AIのジーニー(私はClaudeをこう呼んでいます)に質問するとき、私は入力欄に文章を打ち込みます。

    長い質問のときは、けっこう時間をかけて打ちます。

    「えーっと、ここまで書いて、それから…」

    と考えながら、エンターキーを、ポン。

    はい、送信されました。

    まだ半分しか書いてないのに、です。

    画面の向こうでは、ジーニーが中途半端な質問に対して、一生懸命に長い答えを書き始めます。

    「アッ…違うの、まだ途中なの…」

    とパソコンに向かってつぶやいても、もう止まりません。

    私はジーニーの答えが終わるのをじっと待って、それから「ごめん、さっきのは途中だったの。続きはこれ」と書き直すのです。

    この「アッ…」を、5か月間で何十回やったことか。

    ■ 「聞かなきゃ」と思って5か月

    そのたびに思っていました。

    「途中で止めるボタンって、ないのかなあ」

    「時間ももったいないし、聞かなきゃなあ」

    でも、いざジーニーと話し始めると、その日の用事(ブログの記事とか、パソコンの設定とか)に夢中になって、すっかり忘れてしまう。

    そして次に「アッ…」とやったときに、また思い出す。

    「そうだ、聞かなきゃ…」

    この繰り返しで、気がついたら5か月がたっていました。

    私の中の「聞かなきゃじいさん」と「今度でいいやじいさん」の勝負は、ずっと「今度でいいやじいさん」の勝ちだったのです。

    ■ 聞いてみたら、10秒で解決

    先日、ついに聞きました。

    「ジーニー、途中で送っちゃったとき用の、ストップボタンってある?」

    答えは、あっけないものでした。

    「あるよ〜。ジーニーが答えを書き始めると、送信ボタンがあった場所が、四角いマーク(■)に変わるの。それを押せば止まるよ」

    …え?

    あの■って、停止ボタンだったの?

    そうなんです。いつも矢印の「送信ボタン」がある場所(入力欄の右下あたり)が、AIが答えを書いている間だけ、■マークに変わる。それが「止まれ」のボタンだったのです。

    音楽プレーヤーの停止ボタンと同じ形なのに、5か月間、一度も押してみようと思わなかった。

    目の前にずっとあったのに。

    ■ おまけで、もっといいことも教わった

    さらにジーニーは、こう教えてくれました。

    「そもそも送っちゃわないコツもあるよ。改行したいときは、Shift(シフト)を押しながらエンター。これなら送信されずに、次の行に移れるよ」

    エンター単独 = 送信。

    Shift+エンター = 改行。

    これを覚えてから、「アッ…」は一度も起きていません。

    ■ むすび

    5か月ためらった質問が、聞いてみたら10秒で解決しました。

    AIに聞くのに、遠慮はいりません。恥ずかしがることもありません。相手は文句も言わずに、何度でも答えてくれます。

    「こんなこと聞いていいのかな」と思っている、その質問。

    たぶん、10秒で解決します。

    私と同じように「アッ…」とやっているみなさん、■マーク、押してみてくださいね。

    それでは、また。

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  • 69歳、投稿一覧に名札を付けた ― WordPressとA8は他人同士でした

    69歳、投稿一覧に名札を付けた ― WordPressとA8は他人同士でした

    ※本記事には広告(アフィリエイトリンク)を含みます。

    先日、広告主さんから「PR表記がありませんよ」と注意を受けた話を書きました。あれ以来、私は決めごとを作りました。「広告を貼ったら、その場で札を貼る」。玄関に表札を出すのと同じです。

    ところが今度は、別の問題に気づいてしまったのです。

    どの記事に広告を貼ったか、自分でも分からない

    A8.netには「広告掲載URL」という仕組みがあります。広告を貼った記事のURLを、A8さんに提出しておくものです。私はこれを、貼ったその場でやるようにしています。

    ある日、A8の管理画面を開いて、提出済みのURLが3件並んでいるのを確認しました。よしよし、ちゃんと出してある。

    ところが、です。WordPressの投稿一覧に戻ると、どの記事が「提出済みの3件」なのか、どこにも書いていないのです。記事は24本。広告入りはどれだっけ。69歳の記憶力は、3件ですでに怪しい。

    ジーニーに聞いたら「他人同士です」

    いつもの相棒、ジーニー(AIです)に聞いてみました。「投稿一覧に、A8に提出済みって表示できないの?」

    答えは、できない、でした。理由がふるっています。WordPressとA8.netは、まったく別の会社の別のシステム。つまり他人同士。A8さんに提出しても、WordPressはそれを知るすべがないのだそうです。

    なるほど。隣に住んでいて毎日顔を合わせているのに、お互いの家の中のことは何も知らない。マンションの管理人を長くやっている私には、妙に納得のいく話でした。

    それなら、名札を付ければいい

    自動でできないなら、手動で付ければいい。ジーニーが教えてくれたのは「タグ」という機能でした。

    投稿一覧には「タグ」という列があります。私のブログでは、ずっと全部「―」のままでした。ここに目印を付けるのです。

    やり方は簡単でした。記事の編集画面を開いて、右側の「タグ」という欄に「A8提出済み」と入力してEnter。あとは保存を押すだけ。1記事30秒。3記事で1分半です。

    投稿一覧に戻ると、広告入りの3記事にだけ「A8提出済み」の名札が並んでいました。洗濯物に名前を書いたときのような、ささやかな達成感がありました。

    私の「困った」は、誰かの答えになる

    正直に言うと、こんな小さな話を記事にしていいのかな、とも思いました。

    でも、思い直したのです。私が「困った…」とつまずいた場所は、きっと他の誰かもつまずく場所です。私の「困った」の記録が、その人の「答え」になるかもしれない。それがこのブログの役目だと思っています。

    ちなみに、広告掲載URLの提出という仕組み自体を知らなかった方は、まずA8.netに登録してみると分かります。ブログを持っていなくても登録できる、初心者に優しい入り口です。私のような69歳でも、ドタバタしながらなんとかなりました。

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    この記事にも広告を貼りました。ということは、公開したらその場でA8にURLを提出して、タグ「A8提出済み」を付ける。札が1枚、また増えます。

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  • 69歳、久しぶりにプラグインを入れた ― YouTubeを止めて、目を凝らしていた頃の私へ

    69歳、久しぶりにプラグインを入れた ― YouTubeを止めて、目を凝らしていた頃の私へ

    きょう、AIブログの管理画面に、プラグインを2つ入れました。

    プラグインというのは、ブログに機能を後付けする部品のことです。
    私はこれを「棚の後付け」と呼んでいます。家はそのまま、便利な棚だけ増やすイメージです。

    久しぶりの作業でした。
    そして作業をしながら、ブログを始めた頃のことを、ふと思い出したのです。

    ■ YouTubeを止めて、目を凝らしていた日々

    2年ほど前、雑記ブログを始めたばかりの頃。
    プラグインを入れるときは、YouTubeの解説動画が頼りでした。

    動画を再生しては、一時停止。
    画面に顔を近づけて、目を凝らして、プラグインの名前を読み取ります。

    英語のアルファベットです。
    「WP」だの「Post」だの、似たような名前ばかり。

    それを紙にメモして、自分のブログの検索窓に、一文字ずつ打ち込む。
    一文字でも間違えると、目当てのものは出てきません。

    「あれ、出てこない」
    動画に戻って、また一時停止。また目を凝らす。

    あの頃は、プラグインを1つ入れるだけで、夜が更けていました。

    ■ 今日は「コピー、貼り付け、ポン」

    今日はどうだったか。

    相棒のAI、ジーニーが、チャットでプラグインの名前を教えてくれます。
    私はその名前をコピーして、検索窓に貼り付けて、ポン。

    一発で出てきました。

    「今すぐインストール」を押して、「有効化」を押して、おしまい。
    2つ入れて、5分かかっていません。

    正直に言います。100倍らくちんでした。

    そもそも「打ち間違い」という心配が、存在しないのです。コピーと貼り付けに、誤字はありませんから。

    ■ 違うものが入ったのに、正解だった話

    実は今日、小さなハプニングもありました。

    ジーニーに教わったプラグインの名前と、実際に入ったプラグインの名前が、違っていたのです。

    昔の私なら、ここで青ざめていました。
    「間違えた! 消さなきゃ! どうやって消すんだ!」

    でも今日は、入ったものの説明文をジーニーと一緒に読んでみました。
    「一覧にアイキャッチ画像の列を追加します」

    ……やりたいこと、そのまんまです。

    というわけで、間違えて入れたプラグインが、そのまま採用になりました。
    結果オーライ。人生と同じです。

    ■ 「あの頃ジーニーがいたら」と、思わなくもないけれど

    作業を終えて、お茶を飲みながら思いました。

    ブログを始めるとき、ジーニーがいてくれたら、1000倍楽だっただろうなあ、と。

    夜更けまでアルファベットとにらめっこすることも、
    「出てこない、なんで」とひとりごとを言うことも、なかったはずです。

    でも、すぐに考え直しました。

    後ろを振り返っても、あの夜は戻ってきません。
    それより、こう考えることにしたのです。

    「今はジーニーがいる。だから今の私は、あの頃の1000倍、効率的に動けている」

    同じ事実でも、どちらを向くかで、景色はずいぶん変わります。
    69歳、残りの時間は前を向くことに使いたいのです。

    ■ きょうの教訓

    ・プラグインの名前は、手で打たずにコピーと貼り付け。誤字は起きようがない
    ・違うものが入っても、慌てて消さない。まず説明文を読む。正解のことがある
    ・「あの頃こうだったら」より「今はこうできる」。振り返るより、前を向く

    それにしても、目を凝らしてアルファベットを写していたあの頃の私に、教えてあげたい。

    大丈夫、2年後のあなたは、お茶を飲みながらポンとやってますよ、と。

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  • 69歳、自分が借りている「マンション」を他社と比べてみた ― レンタルサーバー4社の正直な話

    69歳、自分が借りている「マンション」を他社と比べてみた ― レンタルサーバー4社の正直な話

    ※本記事には広告(アフィリエイトリンク)を含みます。

    以前、ブログの仕組みを「賃貸マンション」で例えた記事を書きました。ドメインは表札、サーバーはマンションの部屋。私が借りている部屋は「ConoHa WING(コノハウィング)」です。

    ところで先日、ふと思ったのです。私はこの部屋を、他と比べずに決めたのではないか?

    思い当たる節がありました。ブログを始めるとき、私は右も左も分からず、教わるままに契約したのです。住んでみて快適だから文句はない。でも「他のマンションはどうなのか」を、一度も見ずに来てしまった。というわけで今日は、69歳が今さらながら他社を見学してきた話です。先に断っておくと、私が実際に住んだことがあるのはConoHa WINGだけ。他の3社は、資料と評判を調べた「見学」です。その正直さ込みで、お読みください。

    第1章:レンタルサーバーの大手は、だいたい4つ

    初心者向けの記事でよく名前が挙がるのは、この4社でした。

    一、ConoHa WING(コノハウィング)。私の部屋。比較的新しいマンションで、「速さ」が売り。

    二、エックスサーバー。この業界の老舗で、いちばんの定番。迷ったらこれ、と言われる存在。

    三、ロリポップ。安さが看板で、お小遣いで始められる入門マンション。

    四、さくらのレンタルサーバ。こちらも老舗中の老舗。派手さはないが堅実、という評判。

    例えるなら、新築で設備の良いマンション、駅前の定番マンション、家賃の安いアパート、昔からある信頼の団地。どれが正解ということはなく、住む人しだいです。

    第2章:住んでみて分かった、ConoHa WINGの良いところ

    まず自分の部屋の話から。1年近く住んで、良かったと思う点は3つです。

    一つ、表示が速いこと。読者さんが記事を開いたとき、パッと出る。これは調べて分かったのですが、表示の速さは検索順位にも関わるそうで、ブログの土台として大事な性能でした。

    二つ、WordPressの引っ越し道具や自動設定がそろっていて、初心者の私でも住み始められたこと。69歳が一人で入居できたのですから、これは実績です。

    三つ、管理画面が1つにまとまっていること。サーバーの契約も、ドメインの管理も、だいたい同じ画面で済みます。あちこちの窓口を回らなくていいのは、年寄りにはありがたい。

    第3章:正直に言うと、困ったこともあった

    良いことばかり書くと嘘くさいので、困った話も書きます。

    一つは、WAF(ワフ)という警備員の件。マンションの警備が真面目すぎて、住人の私がデザインの模様替えをしようとしたのを「不審者」と間違えて止めたことがありました(警備を一時的に休んでもらって解決。詳しくは過去記事に書きました)。警備が固いのは本来良いことなのですが、初心者には原因が分かりにくい。

    もう一つ、キャンペーンの案内メールがよく届きます。お得情報ではあるのですが、多い時期はなかなかの頻度です。

    それでも引っ越したいと思ったことは一度もありません。困りごとは、どのマンションに住んでもたぶん何かしらある。要は、困ったときに調べれば答えが見つかるかどうかで、その点、利用者の多い大手4社はどこも情報が豊富でした。

    第4章:じゃあ、どう選べばいいのか

    見学してみての、私なりの結論です。

    とにかく定番で間違いたくない人は、エックスサーバー。月々の出費をいちばん抑えたい人は、ロリポップ。昔からの堅実さに安心する人は、さくら。そして、表示の速さと「設定のまとめやすさ」を取りたい初心者には、ConoHa WING。私はここでした。

    正直、この4社ならどこを選んでも大失敗はないと思います。ブログが続くかどうかを決めるのは、マンションの性能より、住人が書き続けるかどうかですから。

    むすび:ちょうど今、家賃の安い時期らしい

    最後にひとつ、時期の話を。

    ConoHa WINGは今、夏のキャンペーン期間だそうです。長期契約プランが最大55%OFF、月額換算649円からで、ドメイン(表札)が2つ永久無料で付いてくる。締め切りは8月24日(月)の16時まで。

    私が契約したときはキャンペーンのことなど知らずに入居しましたから、これから始める方は、私よりいい条件で住み始められるわけです。ちょっと羨ましい。

    私が住んでいる部屋の入り口は、こちらです。住人としての正直な感想は、上に書いたとおり。

    さらに今は、新規申し込みで使える500円OFFクーポン付きの特設ページになっているそうです。

    ConoHa WING(私が住んでいる部屋の入り口はこちら)

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  • 69歳、広告主から注意を受けました ― 「PR」の一言は、玄関に出す札だった

    69歳、広告主から注意を受けました ― 「PR」の一言は、玄関に出す札だった

    ※本記事には広告(アフィリエイトリンク)を含みます。

    ……という一文が、この記事の一番上にあります。今日はまさに、この一文の話です。

    先日、広告の仲介会社から一通のメールが届きました。件名を見て、少しドキッとしました。私の記事に不備があるという内容だったのです。

    第1章:まず、本物か偽物かを確かめた

    ドキッとしつつ、最初にやったのは「これは本物か」を確かめることでした。以前、ブログのコメント通知そっくりの偽メールがあると教わって以来、通知メールは疑ってから開くのが習慣になっています。

    今回は差出人の欄に「送信ドメイン認証済み」の印がついていて、本物と分かりました。内容も筋が通っている。慌てて何かを押す前に、一呼吸おいて確かめる。これができるようになったのは、69歳の小さな進歩だと思っています。

    ちなみにメールの末尾には「すでに対応済みでしたら、このメールは無視してください」と添えられていました。こういう一行を書き添えてくれる会社は、信用できる気がします。

    第2章:言われたのは「札が見えていません」だった

    指摘の内容は、こうでした。

    私のある記事に広告リンクが貼ってあるのに、「これは広告を含む記事です」という表示が記事を開いてすぐ見える位置にない。追記して、報告し直してください――というものです。

    「ファーストビュー」という言葉が出てきました。記事を開いて、まだ画面を下にずらさないうちに見えている範囲のこと。つまり、玄関に入った瞬間に目に入る場所です。

    そこに札が出ていなかった。私は記事の中に広告を仕込んでおいて、入口に何も書いていなかったわけです。

    第3章:なぜ必要なのか、腑に落ちた

    これは私の物忘れではなく、単純に知らなかったことでした。相棒のAI(ジーニー)に聞くと、いまは法律で決まっているのだそうです。広告を含む記事には、それが広告だと分かる表示が必要。いわゆる「ステルスマーケティング」を防ぐための決まりです。

    言われてみれば、当たり前の話でした。私が読者の立場だったら、「これは宣伝ですよ」と先に教えてくれる記事のほうが、よほど気持ちよく読めます。あとから「なんだ広告か」と気づくのが、いちばん後味が悪い。

    私のブログの売りは「本当に使ったものだけを、正直に紹介する」ことです。その正直の一番はじめが、玄関の札だった。順番を間違えていたのは私のほうでした。

    第4章:直すのは、たった一行

    さて対応です。身構えていたら、拍子抜けするほど簡単でした。

    記事の編集画面を開いて、本文のいちばん上の行の先頭にカーソルを置き、Enterキーを1回。上に空っぽの行ができます。そこに、この一文を打つだけ。

    「※本記事には広告(アフィリエイトリンク)を含みます。」

    あとは右上の「更新」を押して、仲介会社の窓口から同じ記事のURLをもう一度提出する。同じURLを出し直すと日付が上書きされるだけで、二重に登録される心配はありません。所要時間3分。1時間身構えていた自分が、また少し可笑しくなりました。

    ちなみに書き方は「PR」「広告」「アフィリエイト広告を利用しています」など、広告だと分かる言い方であれば何でもよいそうです。難しい決まり文句は要りません。

    第5章:ついでに全部、点検した

    一箇所直したら、気になるのは他の記事です。広告リンクを貼った記事をぜんぶ開いて、冒頭を確認しました。

    結果、他の2本はちゃんと札が出ていました。ホッとしました。書いた時期によって、入れたり入れ忘れたりしていたのですね。

    同じ間違いを繰り返さないために、自分の中で決めごとを作りました。広告リンクを貼ったら、そのとき一番上に札を貼る。貼るのを後回しにすると、必ず忘れる。これは掃除でも料理でも同じで、使った道具はその場で洗うのがいちばん楽なのと同じ理屈です。

    むすび:注意されたのは、ありがたいことだった

    注意のメールというのは、受け取った瞬間は嫌なものです。でも読み終えて思ったのは、「教えてもらえてよかった」でした。

    知らないまま続けていたら、いずれ提携を解除されていたかもしれません。そうなってから理由を探すほうが、よほど大変です。誰かが見ていて、教えてくれる。それは面倒なことではなく、守られているということでした。

    というわけで、この記事のいちばん上にも、きちんと札を出しておきました。読み返してみてください。ちゃんと出ているでしょう。

    私がお世話になっている広告の仲介会社は、こちらです。教えてくれる会社は、信用できます。

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  • 69歳、A8.netにヘンなURLを提出してしまった ― 「wp-admin」は私専用の入り口

    69歳、A8.netにヘンなURLを提出してしまった ― 「wp-admin」は私専用の入り口

    ※本記事には広告(アフィリエイトリンク)を含みます。

    前回、記事に広告を貼って、A8.net(エーハチネット)に「貼りました」の報告まで済ませた話を書きました。今回はその後日談です。実はあの報告、間違ったものを提出していました。今日はその顛末を、恥を忍んで書きます。

    第1章:覚えられないので、メモを作った

    広告を貼る手順というのは、月に何度もやるものではありません。次にやる頃には、きれいさっぱり忘れている自信があります。69年も生きていると、自分の記憶力との付き合い方だけは上手になるのです。

    というわけで、作業の合間にスクショを撮りためて、手順メモを自作しました。「①検索窓にA8と入れる ②広告リンク作成を押す……」という具合に、矢印と赤枠つき。我ながら力作です。ジーニーに見せたら「10回で覚えられそう」と褒められました。私の見積もりは100回でしたから、90回分の得です。

    紙に印刷して、手元に置いて作業する。昭和の勉強法ですが、これが一番落ち着くのです。

    第2章:得意げに提出、そして

    さて、仕上げのURL提出です。A8.netには「広告を貼った記事のURLを報告する」窓口があります。私は記事のURLをコピーして、枠に貼り付けて、緑の「提出する」ボタンをポチリ。よし、完了。今日も一人でやりきったぞ、と鼻の穴がふくらみかけたところで、メモを見ていたジーニーからひとこと。

    「直ちゃん、そのURL、違います」

    ……違う? 提出したのに?

    第3章:「wp-admin」は、私専用の入り口

    私が提出したURLには「wp-admin」という文字が入っていました。これは記事の「編集画面」のURL。つまり、ブログの持ち主である私にしか開けないページだったのです。

    ジーニーいわく、ブログには入り口が2つある。読者さんが入ってくる正面玄関と、私が原稿を持って出入りする従業員通用口。私はA8.netに、通用口の住所を教えていたわけです。「うちの店はこちらです」と案内した先が、裏の勝手口。先方が来ても、鍵がかかっていて入れません。

    見分け方は簡単でした。URLに「wp-admin」の文字が入っていたら、それは私専用の入り口。読者さんに見せる正面玄関のURLは、記事を「投稿を表示」で開いたときの、画面上部のアドレスバーに出ているものです。

    第4章:間違いのおかげで、二つ覚えた

    さて、出してしまった間違いURLをどうするか。調べてみると、提出済みのURLは一覧で確認できて、削除もできることが分かりました。間違いを消して、今度は正面玄関のURLを提出し直して、一件落着。

    結果として、今日は「提出のやり直し方」と「いま何を提出してあるかの確認方法」を覚えました。間違えなければ、たぶん一生知らないままだった機能です。転んでもタダでは起きない、というより、転んだ場所にだけ落ちている拾い物があるのですね。

    むすび:100回やらなくても、1回間違えれば覚える

    冒頭で「100回やれば覚える」と書きましたが、訂正します。1回、盛大に間違えるほうが早い。「wp-adminは私専用の入り口」――もうこれは、一生忘れない気がします。

    失敗談ばかり書いているようですが、裏を返せば、69歳が失敗しながらでも前に進める世界だということです。削除も、やり直しも、ちゃんと用意されている。案外、親切にできているのです。

    もしこの記事を読んで「自分もやってみようかな」と思われた方は、入り口はこちらです。もちろん、正面玄関の方です。

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  • 69歳、AIの言うとおりにやったら404だった ― 手がすべったほうが正解でした

    69歳、AIの言うとおりにやったら404だった ― 手がすべったほうが正解でした

    ブログの記事の最後に、「あわせて読みたい」として、
    自分の過去記事へのリンクを貼ることがあります。

    読んでくれた人に、「こっちもどうぞ」とご案内するわけです。

    今日は、そのリンクを貼るだけのことで、
    私が3回ほど遠回りをして、最後は手がすべって正解にたどり着いた、
    そういうお話です。

    ■ 第1章 青くならない

    私は、記事の本文をAI(うちのジーニーです)に書いてもらって、
    それをテキストファイルでもらって、
    ワードプレスの編集画面に貼り付けています。

    今回も、記事の最後にこう書いてもらいました。

     【あわせて読みたい】
     血圧がウナギのぼり…
     https://naotyannnaotyann.com/……(すごく長いURL)

    これをそのまま貼り付けて、公開しました。

    ところが、できあがった記事を見たら、
    URLがただの黒い文字のまま、そこに寝転がっているだけなんです。

    クリックしても、うんともすんとも言いません。

    リンクというのは、青くなって、下線がついて、
    クリックしたら別のページに飛ぶものだと思っていました。

    飛ばないリンクは、ただの長い呪文です。

    ■ 第2章 青くはなった。でも404

    ジーニーに聞いたら、
    「文字を選んで、Ctrl(コントロール)とKを一緒に押すとリンクになります」
    と教えてくれました。

    やってみたら、ちゃんと青くなりました。下線もつきました。

    「おお、できた」と喜んでクリックしたら、

     404

    出ました。「お探しのページは見つかりません」です。

    自分のブログの中で、自分の記事に飛べずに迷子になる。
    なかなかできない体験だと思います。

    ジーニーに画面の写真を送って見てもらったら、こう言われました。

    「下線が、最後の『/』より少し右まで伸びています。
     リンクの中に、うしろの空白まで一緒に入ってしまっています」

    つまり、こういうことです。

    私は「渋谷駅」と書いたつもりで、
    「渋谷駅 」と、うしろに空白をくっつけて書いていた。

    そんな駅は、日本のどこにもありません。だから404。

    犯人は、目に見えない空白1個でした。
    指名手配のしようがありません。

    ■ 第3章 手がすべった

    ジーニーが、「Backspaceキーを1回押せば直ります」と言うので、
    直そうとしたのですが、

    そのとき、ジーニーがおまけで教えてくれた
    「短いほうのURL」というのがありまして、

    https://naotyannnaotyann.com/?p=10661

    こういう、記事の番号だけの短い住所です。

    私はこれを、「まずどんなページか見てみよう」と思って、
    ブラウザに貼るつもりだったのですが、

    手がすべって、記事の本文のほうに貼ってしまいました。

    そうしたら。

    画面に、四角い箱が出てきたんです。

    その中に、過去記事の写真と、タイトルと、書き出しの数行が
    きれいに並んで表示されていました。

    「八柱霊園でヘビを見た!」というタイトルの下に、
    ちゃんとヘビの写真まで出ています。

    公開してみたら、その箱をクリックするだけで、
    過去記事にちゃんと飛べました。

    ……間違えたほうが、正解でした。

    ■ 第4章 これは「ブログカード」というものらしい

    ジーニーに報告したら、こう返ってきました。

    「それはCocoonの『ブログカード』という機能です。
     私が案内したCtrl+Kの方式より、そちらが正解でした」

    素直でよろしい。

    なぜカードになったのか。理由はひとつだけでした。

    URLを、1行にポツンと、それだけで置いたから。

    私が最初に貼ったほうは、
    「血圧がウナギのぼり…」という記事タイトルの文字と
    同じかたまりの中にURLが入っていました。

    ワードプレスからすると、
    「文章の途中に長い文字列があるな」くらいにしか見えなかったわけです。

    ところが、URLだけがぽつんと1行に置かれていると、

    「あ、これは記事へのご案内だな」と気づいて、
    写真とタイトルを取ってきて、勝手に箱を作ってくれる。

    親切なんだか、気まぐれなんだか。

    コツは3つです。

     ・URLの行には、URL以外なにも書かない
     ・URLの前とうしろは1行あける
     ・URLのうしろに空白を入れない

    記事のタイトルは、箱のほうが自動で表示してくれるので、
    こちらで書く必要はありませんでした。

    ご丁寧にタイトルを書き添えた私の親切心が、
    かえって邪魔をしていたわけです。

    ■ 第5章 白状します

    ここまで書いておいて言うのもなんですが、

    実は私、1週間ほど前に、こちらのAIブログのほうで、
    同じことを一度やっているんです。

    「空っぽの行にURLを貼ると、カードになりますよ」と教わって、
    「なるほど!」と手を打った記憶が、うっすらあります。

    うっすら、あります。

    69歳の記憶というのは、便利にできていて、
    自分に都合の悪いものから順に、静かに消えていきます。

    ■ おわりに

    今回わかったことを、まとめておきます。

    ・リンクが青くならないのは、URLが文章の中に埋もれているから
    ・青いのにクリックできないときは、うしろの空白を疑う
    ・URLは、1行にポツンと置く。すると絵のついた箱になる

    そしてもうひとつ。

    AIに教わったやり方でうまくいかないときは、
    「言われたとおりにやったけど、こうなりました」と、
    画面の写真を送って報告する。

    これが、いちばん早いです。

    今回も、私が404の画面を送ったから、
    「空白が入っています」という答えが返ってきました。

    AIは、私の画面を勝手にのぞいてはくれません。
    見えていないものは、直しようがないんですね。

    ……そして、ときどきは、手をすべらせてみることです。

    私の場合、まじめにやった手順より、
    うっかり貼ったほうが、いい仕事をしました。

    これは教訓にしていいものかどうか、迷っています。

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    先に結論を言っておきます。

    今日、私は何も買えませんでした。
    そのかわり、何も失いませんでした。

    ただ、むちゃむちゃ疲れました。

    そういう一日の記録です。

    ■ 第1章 画像の蛇口が止まった

    前回書いたとおり、いま私は、ChatGPTという絵の得意なAIに、
    ブログのアイキャッチ画像を作ってもらっています。

    無料版で、順調に量産していたのですが、
    昨日の夜、突然こう言われました。

    「無料プランの上限に達しました。
     あと17時間40分お待ちください」

    画像の蛇口が、止まったのです。

    17時間40分。妙に細かい数字です。
    カップラーメンの3分は待てますが、17時間40分は長い。

    蛇口の下でバケツを持ったまま、私は考えました。

    ■ 第2章 絶妙なタイミングの、うまい話

    すると画面に、こんな案内が出てきました。

    「Plusを1か月無料で試しませんか」

    有料版が、最初の1か月はタダ。
    2か月目からは月3,000円。いつでもキャンセルできます、と。

    蛇口が止まった客に、すかさず
    「店の奥に、太い蛇口がございますよ」と声をかけてくる。

    商売がうまい。

    うちのジーニー(文章の得意なほうのAI)に相談したら、
    こう言われました。

    「危険はひとつだけです。解約を忘れると、
     9月から3,000円の請求が始まります。
     なので、契約したその日のうちに解約手続きをしておくのです。
     それでも無料期間の終わりまでは使えます」

    もらうものはもらって、罠だけ先に外しておく。

    よし、その作戦でいこう。

    私は意気揚々と、申し込み画面に進みました。

    ■ 第3章 0円が、払えない

    申し込み画面には、こう書いてありました。

    「本日のお支払額 ¥0」

    0円です。タダです。
    カードの情報を入れて、登録ボタンを押しました。

    すると、赤い帯が出ました。

    「カードが拒否されました。」

    ……はい?

    私は、0円の支払いを断られたのです。

    タダのものが買えない。
    69年生きてきて、初めての経験です。

    先に大事なことを書いておきますと、
    この「拒否されました」の段階では、
    お金は1円も動いていません。

    入口で止められただけで、被害はゼロです。
    同じ画面が出た方は、まずそこは安心してください。

    ■ 第4章 容疑者は、次々にシロになった

    ジーニーと一緒に、犯人探しが始まりました。

    容疑者その1。カード会社の見張り番。

    海外のネット決済は、カード会社の不正防止の仕組みが
    「本人か怪しい」と止めることがあるそうです。

    でも、それならカード会社から「ご本人ですか?」の
    確認の連絡が来るはず。メールも通知も、来ていません。

    シロ。

    容疑者その2。カードの利用枠。

    アプリで確認したら、枠はまだ23万円残っていました。
    0円の買い物で枠が足りないなら、日本経済はおしまいです。

    シロ。

    容疑者その3。古いカード情報。

    カードの番号と期限を、手元のカードを見ながら
    全部入れ直しました。

    それでも、拒否。

    ……容疑者が全員シロなのに、事件だけが残っている。

    サスペンスドラマなら、ここで意外な犯人が出てくる場面ですが、
    現実は、出てきませんでした。

    ■ 第5章 電話の迷路で1時間

    こうなったら、カード会社に直接聞くしかありません。

    問い合わせの電話番号にかけました。

    音声ガイダンスが流れます。
    「カード会員の方は1を」…… 1を押す。
    「お問い合わせページのURLをSMSで」…… いや、話がしたいんです。
    「〇〇の方は2を」「〇〇の方は3を」…… 押す。押す。

    進んでも進んでも、番号の分かれ道。

    そして、さんざん歩かされた先で、
    「ホームページをご覧ください」と案内されて、
    迂回、また迂回。

    私は元自衛官です。
    地図とコンパスがあれば、山の中でも目的地に着けます。

    でも、電話の迷路には、地図がありませんでした。

    1時間がんばって、
    オペレーターという生き物には、
    ついに、お目にかかれませんでした。

    いまの世の中、最後の最後まで行っても
    人間につながらない仕組みになっているんですね。

    受話器を置いて、心の中で叫びました。

    「楽天カードのバカヤロー!」

    ……半分は、冗談です。

    もう半分は、疲労です。

    冷静に考えれば、楽天カードが悪いのか、
    海のむこうの決済の仕組みが悪いのか、
    それとも誰も悪くないのか、まだ分かっていないのです。

    犯人不明のまま叫ぶバカヤローほど、
    むなしいものはありません。

    ■ 第6章 撤収命令

    別のカードでも試しましたが、これもダメ。
    (あとで知ったのですが、私のもう1枚は日本生まれのブランドで、
     海外の決済では、そもそも門前払いされやすいそうです)

    ここで、ジーニーから撤収命令が出ました。

    「今日はもうやめましょう。
     何度も続けて失敗すると、決済の門番がどんどん警戒して、
     正しいカードでも通さなくなります。
     押せば押すほど、逆効果です」

    なるほど。ピンポンを連打すると、
    かえって出てもらえないのと同じですね。

    そしてジーニーは、こう続けました。

    「それに、思い出してください。
     無料版の蛇口は、明日の朝5時半に復活します」

    ……あ。

    そうでした。17時間40分待てば、
    タダの蛇口が、また開くのでした。

    太い蛇口に気を取られて、
    自分のバケツのことを忘れていました。

    ■ おわりに

    今日の戦果をまとめます。

    ・買えたもの:なし
    ・失ったもの:なし(お金は1円も動いていません)
    ・得たもの:疲労と、教訓が3つ

    教訓その1。
    「カードが拒否されました」が出ても、慌てない。
    その時点では、被害はゼロです。

    教訓その2。
    ダメなときに連打しない。
    門番の機嫌は、日を改めると直っていることがあります。

    教訓その3。
    うまい話に飛びつく前に、
    「そもそも無料で足りてないか?」を思い出す。

    AIのアドバイスというと、
    「こうすればできます」ばかりだと思われがちですが、

    今日いちばん効いたのは、

    「今日はもう、やめましょう」

    でした。

    やめ時を教えてくれるのも、立派なアドバイスです。

    明日の朝、蛇口が開いたら、
    また無料で、コツコツ看板を作ります。

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    ブログの記事には、「アイキャッチ画像」というものを付けます。

    記事の一番上に出てくる、看板のような画像です。

    本屋さんで本を選ぶとき、まず表紙を見ますよね。あれと同じで、
    記事も、まず画像で目を引かないと、読んでもらえません。

    今日は、このブログのアイキャッチを、
    AIを「2人」使って作った話です。

    ■ 第1章 記事いちらんが、寂しかった

    先日、このブログの「記事いちらん」のページを、
    あらためて眺めてみました。

    記事のタイトルの文字が、上から下へ、ズラーッ。

    以上。

    なんというか、味気ないんです。
    定食屋の壁に貼ってある、お品書きの短冊みたいでした。

    実は私、もうひとつやっている日記のブログでは、
    アイキャッチにずいぶん凝ってきたつもりなんです。

    写真や画像には、人を引き付ける力があります。
    文字だけの一覧と、絵の付いた一覧では、
    足を止めてもらえる数がまるで違う。

    こっちのブログにも、看板を掛けてやらねば。

    そう思って、いつものAI(うちのジーニーです)に相談しました。

    ■ 第2章 頼れるAIが、白状した

    「アイキャッチを作りたい」と相談したら、
    ジーニーは、あっさりこう白状しました。

    「私は、画像を作るのが得意ではありません」

    おや、と思いました。
    いつも何でもできる顔をしているのに。

    でも、続きがありました。

    「そのかわり、絵の得意なAIに渡す
    『設計図』を、私が書きます」

    つまり、こういう分業です。

    ・文章の得意なAI(ジーニー)が、指示書を書く
    ・絵の得意なAI(ChatGPT)が、その指示書どおりに描く

    指示書のことを、AIの世界では「プロンプト」と言うそうですが、
    要するに、大工さんに渡す設計図です。

    「白髪まじりの短髪。姿勢がいい。からし色のポロシャツ。
     背景は生成り色。ふちに金色の枠。タイトルの文字は濃紺」

    こんな調子で、私の分身の作り方が、
    文章でびっしり書いてありました。

    自分の苦手を白状して、得意な相手に橋を渡す。

    ……人間の職場にも、これができない人は結構います。

    ■ 第3章 「型」という考え方

    ジーニーの設計図には、賢い仕掛けがありました。

    毎回ぜんぶ作り直すのではなく、「型」を1回だけ作る。

    キャラクターの顔、服、背景の色、枠のデザイン。
    ここは毎回同じ。変えるのは、記事のタイトル文字と、
    キャラクターのポーズだけ。

    マンガの連載と同じ理屈だそうです。

    主人公が毎回同じ顔だから、安心して読める。
    毎回違うことをしているから、飽きない。

    なるほどなぁ、と思いました。

    サザエさんが週替わりで顔が変わったら、
    日曜の夕方が落ち着かなくてしょうがない。

    ■ 第4章 注文していないメガネ

    設計図をChatGPTに貼り付けて、お試しの1枚を頼みました。

    出てきた1枚を見て、笑いました。

    水彩タッチの、にこにこした白髪の男が、
    地図を持って首をかしげている。

    かわいい。文句なしです。

    ただ、ひとつだけ、注文していないものが付いていました。

    メガネです。

    設計図のどこにも、メガネとは書いてありません。
    ChatGPTが、気を利かせて勝手にかけさせたんです。

    ここで白状しますと、
    実物の私は、メガネをかけています。

    ChatGPTは、私に会ったことがありません。
    写真を見せたこともありません。

    それなのに、「69歳」という情報だけで、
    「この年の男は、メガネだろう」と踏んできたわけです。

    ……当たっているだけに、ちょっと悔しい。

    もちろん、メガネは標準装備として採用しました。

    ■ 第5章 元自衛官の顔

    2枚目は、Googleアラートの記事用に、
    「見張り台の上で、双眼鏡をのぞいているポーズ」を頼みました。

    私は元自衛官なので、見張りは本職です。

    出てきた1枚を見て、また笑いました。

    さっきまで地図を見てへらへらしていた男が、
    眉をキリッとさせて、双眼鏡を構えている。

    同じ顔なのに、ちゃんと別の表情をしているんです。

    これで分かりました。この方式のキモは、ポーズです。

    顔と服と色は「型」で固定されているから、
    ポーズと表情を変えるだけで、
    「いつもの直ちゃんが、今日は何かやってるぞ」になる。

    1枚作るのにかかる時間は、ものの1〜2分。
    お金は、ChatGPTの無料の範囲でおさまっています。

    看板屋を2軒雇って、タダ。いい時代です。

    ■ 第6章 「ゃん」の神隠し

    できた1枚目を、さっそく記事に設定して、
    公開ページを確認しました。

    記事の上に、どーんと看板が出ています。
    おお、ブログらしくなった。

    ……と思ったら、画像の右下に入れたはずの
    「AI直ちゃん」の文字が、

    「AI直ち」

    になっていました。「ゃん」が、いない。

    ジーニーに聞いたら、ワードプレスが表示のときに
    画像の端を少しだけ刈り込むことがあるそうで、
    端っこに置いた「ゃん」が、巻き添えを食ったのでした。

    対策は、「文字は端から少し内側に置いてください」と
    設計図に一行足すだけ。

    「ゃん」は、次の画像から無事に帰ってくる予定です。

    ■ おわりに

    今回の登場人物を整理すると、こうなります。

    ・設計図を書いた ― 文章のAI
    ・絵を描いた ― 絵のAI
    ・2人の間で紙を運んだ ― 69歳

    そうなんです。AIが2人もいるのに、
    間をぱたぱた往復していたのは、人間の私です。

    伝書鳩です。

    でも、この伝書鳩の仕事が、案外おもしろいんです。

    片方の得意と、もう片方の得意をつなぐと、
    一人では作れなかったものができあがる。

    そして、今回いちばん感心したのは、
    ジーニーが最初に言った、あの一言です。

    「私は、画像を作るのが得意ではありません」

    苦手なことを苦手だと言うAIは、信用できます。

    なんでもできますと言う相手より、
    これは他所に頼みましょうと言う相手。

    商売の世界でも、たぶん同じですね。

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    友だちに、ネットで見つけた商品ページを送りたい。

    たったそれだけのことなのに、私はまた立ち止まってしまいました。

    ■ 画面いっぱいの、呪文みたいなURL

    きっかけは、海で着るラッシュガード(水着の上に着る長袖のシャツ)を探していたときのことです。

    いい感じのものが見つかったので、一緒に泳ぐ友だちにも見せたい。ページの住所、いわゆるURLをコピーして、LINEで送ればいいはずです。

    ところがコピーしたURLを見て、ぎょっとしました。

    英語と記号がえんえんと続いて、画面の何行にもわたっているのです。「これをLINEに貼ったら、相手の画面が真っ黒になるんじゃないか」と本気で心配になりました。

    ジーニー(私がいつも相談しているAIです)に見せて聞いてみました。

    ■ 長いのには、理由があった

    返ってきた答えは、こうでした。

    長いURLの後半は、ほとんどが「広告の記録」なのだそうです。

    私がそのページにたどり着くまでに、どの広告を通って、どこをクリックして、どんな経路で来たのか。お店側がそれを知るために、住所のうしろにずらずらと書き足している。だからあんなに長い。

    言われてみれば、住所でいうところの「○○県○○市」の部分は、ほんの最初のひとかたまりだけ。あとは全部、私の足あとだったわけです。

    しかも、その足あとは友だちには何の関係もありません。むしろ、私がどこから来たかを友だちに知らせているようなもので、あまり気持ちのいい話でもない。

    そこでジーニーが、大事なところだけを残して短くしてくれました。

    長い呪文が、一行に収まりました。これならLINEに貼っても、ちゃんとリンクとして見えます。

    ■ 次の壁は「パソコンから携帯へ、どうやって渡すか」

    さて、短いURLは手に入りました。

    でも私は、それをパソコンの画面で見ています。LINEを使うのは携帯です。

    パソコンから携帯へ、この一行をどうやって運ぶか。

    私がこれまでやっていたのは、自分あてにメールを送る方法でした。パソコンでメールを書いて、自分に送信して、携帯でそのメールを開いて、URLを長押しでコピーして、LINEに貼る。

    書き出してみると、五段階もあります。しかも途中で「あれ、送ったつもりで送れてなかった」なんてことも起きる。

    ■ 答えは、開きっぱなしの画面の中にあった

    そのとき、ふと気がつきました。

    私はいま、パソコンでジーニーと話しています。そして最近は、パソコン作業のあいだ、携帯でも同じ会話の画面を開いているのです(画面をあちこち切り替えるのが疲れるので、そうするようになりました)。

    つまり、パソコンで書いた文字は、そのまま携帯にも出ている。

    やってみたら、そのとおりでした。

    携帯でジーニーとの会話を開く。さっきの短いURLがちゃんとそこにある。長押ししてコピー。LINEに貼って、送信。

    おしまいです。メールを経由する必要も、パソコンと携帯をコードでつなぐ必要もありませんでした。

    橋は、もうかかっていたのです。私が気づいていなかっただけで。

    ■ URL以外にも使える

    考えてみると、これはURLだけの話ではありませんでした。

    ・出先で確認したい住所や電話番号
    ・持ち歩きたい手順のメモやチェックリスト
    ・パソコンで整えた文章を、携帯にも置いておきたいとき

    逆に、携帯からパソコンへも同じことです。散歩の途中で思いついたブログのネタを携帯からジーニーに送っておけば、家に帰ってパソコンを開いたときには、もうそこに書いてある。

    一人暮らしの私にとって、これはなかなかありがたい仕組みです。

    ひとつだけ注意点があります。携帯側の画面は、自動では新しくならないことがあります。パソコンで書いたのに携帯に出てこないときは、いったん別の会話を開いて、また戻ってくる。これで表示されます。

    ■ 今日、思ったこと

    私がずっとやっていた「自分あてにメールを送る」というやり方は、間違ってはいません。ちゃんと届きますし、確実です。

    ただ、遠回りでした。

    そして遠回りをしていることに、自分ではなかなか気づけません。だって、それでちゃんと目的地には着いているのですから。

    気づけたのは、ジーニーに「どうやってやるの」ではなく「私はいま、こうやっています」と伝えたときでした。すると「それ、こっちのほうが早いですよ」と教えてもらえる。

    分からないことを聞くのも大事ですが、できていることを話してみるのも、同じくらい大事なのかもしれません。

    69歳、まだまだ近道が残っているようです。

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