投稿者: naochan

  • YouTubeに「お金は払ったはずなのに広告が出る・・・」の犯人は、1年前の私でした

    YouTubeに「お金は払ったはずなのに広告が出る・・・」の犯人は、1年前の私でした

    69歳の直ちゃんです。

    3日ほど前から、YouTubeに広告が入るようになりました。

    私はYouTubeプレミアムに入っています。広告が出ないから入っているのに、動画を開くたびに知らない人が化粧品を紹介してくる。しかも途中でもう一回出てくる。

    これはおかしい。

    ■ とりあえず自分以外を疑う

    まず疑ったのはWi-Fiでした。理由はありません。何かあったらとりあえずWi-Fiのせいにするのが、この歳になってからの私の癖です。

    次に疑ったのは、YouTube側の不具合。「みんな出てるんじゃないの」と思って調べようとしましたが、調べ方が分からなくて3分で諦めました。

    その次に疑ったのは、詐欺です。私のアカウントが誰かに乗っ取られて、勝手に解約されたのではないか。まさか。しかし世の中物騒である。

    最後に疑ったのは、自分の記憶でした。もしかして私、酔っ払って解約ボタンを押したのでは。

    ……ここまで来て、ようやくジーニーに聞きました。

    ■ 答えは1行で終わった

    「YouTubeプレミアムの年間プランは、そもそも自動更新されない仕組みです」

    ……はい。

    月額プランは、解約しない限り勝手に続きます。ところが年間プランだけは「1年分を先に払っておく」という前払い方式で、その1年が終わったら、そこでおしまい。自動では延長されない。

    つまり、私のプレミアムは1年きっちり働いて、静かに退職していたのです。

    犯人はWi-Fiでも詐欺師でもなく、1年前に「年間プランのほうが安いじゃないか」と喜んでいた私でした。

    ■ 更新は3分で終わりました

    やることは簡単で、もう一度買い直すだけです。

    パソコンでYouTubeを開いて、画面の右上にある自分のアイコンを左クリック。出てきたメニューの「購入とメンバーシップ」を左クリックすると、今の状態が出てきます。私の場合はここで、はっきり「終了しました」と書いてありました。

    あとはもう一度年間プランを選んで支払うだけ。3分後には、化粧品の人はいなくなっていました。

    ひとつだけコツがあって、これはジーニーに教わったのですが、iPhoneのYouTubeアプリからだと月額プランしか出てこないことが多いそうです。私も最初スマホでやろうとして、年間プランが見当たらなくて首をかしげました。更新はパソコンからが確実です。

    それから、年間プランは期限が来る前でも前払いで延ばせて、最大2年分までまとめて払えるとのこと。切れる前に手を打てるわけです。

    ■ 来年の私への申し送り

    今回いちばん腹が立ったのは、去年もたぶん同じことをやっているような気がすることです。

    去年も「なんか広告出るな」と思った記憶がうっすらある。その時どうやって解決したのかは、まったく覚えていない。

    なので今回は、スマホのカレンダーに1年後の予定を入れました。

    「YouTube年間プラン更新」

    以前、大会のエントリー開始を逃さないようにGoogleアラートを仕込んだ話を書きましたが、あれと同じです。覚えておこうとするから忘れる。忘れる前提で、機械に見張らせておく。

    69歳になって分かったのは、記憶力を鍛えるより、メモの置き場所を決めるほうが早いということでした。

    ■ おわりに

    今回のことで思ったのは、「壊れた」と思ったものが、実は最初からそういう仕様だった、というのは案外多いということです。

    しかも今回の仕様、よく考えると親切なんですよね。1年ごとに「まだ続けますか?」と、いったん立ち止まらせてくれている。勝手に引き落とされ続けるサブスクが多い中で、これはむしろ良心的です。

    そう思うことにしました。広告は3日間見ましたが。

    分からないことがあったら、Wi-Fiを疑う前に、AIに聞く。これが今回の教訓です。3分で済みました。

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  • 69歳、リンク1本貼るのに3回迷子になった ― 蛇行運転のススメ

    69歳、リンク1本貼るのに3回迷子になった ― 蛇行運転のススメ

    ※本記事には広告(アフィリエイトリンク)を含みます。

    69歳の直ちゃんです。

    先日、ブログの記事にレンタルサーバーの紹介リンクを1本貼りました。作業時間、のべ小一時間。まっすぐ走れば5分の道のりを、私は見事に蛇行しました。

    今日はその蛇行の記録です。「アフィリエイトって難しそう」と思っている方にこそ読んでほしい。難しくはないのです。ただ、曲がり角が多いだけで。

    ■ 蛇行その一:自信満々のメモが、間違っていた

    私は覚えが悪いのを自覚しているので、作業のたびにスクリーンショット入りの手順メモを自作しています。赤枠と矢印つきの力作です。今回も事前にメモを作り、相棒のAI(ジーニー)に見せたところ——

    「押すボタン、それじゃないです」

    私が赤枠で囲んでいたのは「リンク先URLをコピー」という、SNSに投稿するとき用のボタン。正解はその左隣にある「素材をコピー」でした。緑のボタンが2つ並んでいて、私は右を選んでいたのです。

    メモは便利ですが、間違ったメモは間違いを保存します。アンチョコは、作ったら一度誰かに見てもらう。これが教訓その一です。

    ■ 蛇行その二:道具の選び間違い

    次に私は、WordPressの鎖のマークのボタンでリンクを貼ろうとしました。リンクを貼るのだから鎖のマークだろう、という素直な発想です。

    ところがこれも違いました。鎖のマークは、文章の中の言葉にリンクを付けるための道具。広告のコードを貼るのは「カスタムHTML」という別のブロックなのだそうです。呪文はいつもの「/html」。

    世の中には「リンクを貼る」が2種類あったのですね。文章に貼るなら鎖、コードを貼るならカスタムHTML。教訓その二です。

    ■ 蛇行その三:「自由テキスト」という謎のリンクが誕生

    コピーして、カスタムHTMLに貼り付けて、プレビューを見ると——記事の文末に「自由テキスト」というリンクが鎮座していました。

    なんだこの謎の4文字は。

    実はこれ、「リンクの文言はご自由に書き換えて使ってください」という意味の素材名が、そのまま表示されていたのです。つまり、書き換えるのは私の仕事だった。

    案内板に「ここに店名を書く」と書いたまま開店したお店みたいなものです。

    ■ 蛇行その四:書き換えたら、カッコが片方残った

    では書き換えよう、とHTMLの中の文字を打ち替えたところ、出来上がったリンクはこうなりました。

    「私が借りている「マンションの部屋」はこちら)」

    ……頭の「ConoHa WING(」が消えて、お尻の「)」だけがポツンと残っている。置き換える範囲が、微妙にズレていたのです。片方だけ残った閉じカッコの、所在なげなこと。

    ここでジーニーに教わった技が「選んでから貼る」。

    直したいところを、マウスでなぞって範囲ごと選んでから、正しい文字を貼り付ける。そうすると、選んだ範囲がそっくり入れ替わるので、消し忘れが出ないのです。

    カーソルを置いてBackspaceで1文字ずつ消していくと、どこまで消したか分からなくなる。でも「なぞって選ぶ」なら、消す範囲が目で見えている。地味ですが、これは一生モノの技だと思いました。教訓その三です。

    ■ それでも、ゴールには着いた

    かくして蛇行すること3回、いや4回。それでもリンクはちゃんと貼れて、広告の管理会社への報告まで済みました。

    そして副産物がひとつ。私の手順メモは、間違いを直すたびに育ちました。いまや「素材のコピーから文言の書き換えまで」を網羅した完全版です。先日この手順書のことを記事に書きましたが、あの1枚は、この蛇行運転の産物なのです。

    思えば、まっすぐ走れた作業からは、メモに書くことが生まれません。蛇行した分だけ、メモは厚くなる。

    69歳の学びは蛇行運転で、それでいいのだと思います。目的地に着きさえすれば、走った道はぜんぶ経験です。

    同じように蛇行しながらでも、アフィリエイトは始められます。私の入り口はここでした。

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  • 69歳、iPhoneの写真整理のしかたをAIに聞いてみました

    69歳、iPhoneの写真整理のしかたをAIに聞いてみました

    69歳の直ちゃんです。

    今日は、iPhoneの写真整理の話です。

    私はずっと、自己流でやってきました。それがいいのか悪いのか、誰にも聞いたことがありません。今回、思い切ってジーニー(私のAIの相棒です)に聞いてみたら、やり方そのものは合っていて、直すところは2つだけでした。

    その2つが、けっこう効きました。

    ■ 私のやり方は「iPhoneは一時置き」

    前のiPhoneは、ストレージ(写真をしまっておける量)が少なかったんです。すぐ「いっぱいです」と怒られる。

    それで、こういうやり方になりました。

    ・撮った写真は、しばらくiPhoneに置いておく
    ・たまってきたら、日付をつけて外付けハードディスクにコピーする
    ・コピーが済んだら、iPhoneから消す

    つまり、iPhoneは駅のコインロッカーで、本当の家は外付けハードディスク。そういう考え方です。

    これはこれで、うまくいっていました。ひとつを除いては。

    ■ 「いつからコピーしてないっけ?」

    これです。

    外付けを開いて、フォルダを眺めて、「えーと、これは去年の……いや、一昨年か?」となる。しょっちゅうです。

    心の中では、こう言っています。

    「まあ、たぶん大丈夫だろう」(めんどくさがりじいさん)
    「大丈夫って何が。飛んだらどうする」(心配性じいさん)

    だいたい、めんどくさがりじいさんが勝ちます。そして半年後にまた同じことを言っています。

    ■ 直したところ① フォルダ名を「年月」にする

    ジーニーの答えは、あっけないものでした。

    外付けの一番上のフォルダを、年月で切る。

     2026-06
     2026-07
     2026-08

    これだけです。

    こうしておくと、一番新しいフォルダの名前が、そのまま「ここまでコピー済み」の印になる。外付けをパカッと開いた瞬間に分かります。

    メモも、記録も、カレンダーへの書き込みも要りません。フォルダが勝手に教えてくれる。

    「それだけ?」と思いましたが、私が半年に一度モヤモヤしていたことが、これで消えるわけです。

    ■ 直したところ② 「7」ではなく「07」と書く

    ここは私が間違えていたところです。

    私は「2026-7-19」と書いていました。ジーニーいわく、ゼロを付けて「2026-07-19」にしてくださいと。

    理由は、パソコンが並べたときの順番です。ゼロがないと、7月が10月より後ろに行ってしまったりして、順番がぐちゃぐちゃになる。ゼロを付けておけば、いつでもきれいに日付順に並ぶ。

    こういうの、誰も教えてくれないんですよね。20年くらい知りませんでした。

    ■ その下の階層は「できごと」で分ける

    月のフォルダの中は、こうしました。

     2026-07
      ├ 2026-07-19 館山オープンウォーター大会
      ├ 2026-07-25 友だちと食事会
      └ その他

    日付から始まるフォルダは数字なので上に並び、「その他」はひらがななので自動で一番下に来ます。よくできています。

    ここでのコツは、フォルダ名に「言葉」を入れることです。

    「館山」「オープンウォーター」と書いておくと、あとでパソコンの検索窓に「館山」と打つだけで、そのフォルダが出てくる。ブログを書いていると「あのときの写真、どこだっけ」が本当に多いので、これがいちばん効きます。

    人の名前、場所の名前は、惜しまず入れる。これが将来の自分への手紙になります。

    そして、迷ったら全部「その他」でいい。分類に凝りだすと手が止まるので、私は1か月に2つか3つまでと決めました。

    ■ いちばん大事だったこと ― iCloudは「バックアップ」ではない

    これは、聞いてよかったと思った話です。

    私はiCloudを使っています。iPhoneで撮った写真が、パソコンでも見られる。便利です。

    ずっと「これがバックアップだ」と思っていました。

    違いました。

    iCloudは、バックアップ(控え)ではなく、鏡だそうです。同じものを映しているだけ。だから、iPhoneで写真を消すと、鏡に映っていたパソコン側の写真も、一緒に消える。

    ……危なかった。

    「iPhoneが軽くなるから消しちゃえ」を、私はこれまで何度もやっています。よく無事だったなと思います。

    なので、順番はこうです。

     1.外付けハードディスクにコピーする
     2.外付けを開いて、写真がちゃんと映ることを目で確かめる
     3.そのあとで、iPhoneから消す

    この順番だけは崩さない。本当の家は、外付けハードディスクのほうです。

    ちなみに、iPhoneで削除しても「最近削除した項目」に30日間残るので、すぐには容量が空きません。急いで軽くしたいときは、そこも空にする必要があります。

    ■ おまけ ― 似た写真をまとめてくれる機能

    「同じような写真が何枚もあるのを、教えてくれる機能がなかったっけ?」と聞いたら、ありました。

    写真アプリを開いて、一番下までスクロールすると「ユーティリティ」という見出しがあって、その中に「重複項目」。

    ほぼ同じ写真を勝手に見つけて、「この2枚、同じですよね」と並べてくれます。「結合」を押すと、いちばんきれいな1枚だけ残して、あとは削除に回してくれる。右上の「選択」から「すべてを結合」もできます。

    やってみたら、けっこうな数が片付きました。

    外付けにコピーする前にこれをやると、コピーする枚数そのものが減るので、あとの作業が楽になります。

    ■ むすび

    やっていること自体は、10年前と変わりません。撮って、コピーして、消す。それだけです。

    変わったのは、「いつまでやったか」が分かるようになったこと。たったそれだけのことに、私は何年もモヤモヤしていました。

    自己流でやっていることを、一度誰かに聞いてみる。相手がAIなら、恥ずかしくもないし、何度でも聞き直せます。

    今日、帰ったらさっそくフォルダの名前を変えます。心配性じいさんも、今日はご機嫌です。

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  • 69歳、QRコードは作れたのに「行き先」が違っていた

    69歳、QRコードは作れたのに「行き先」が違っていた

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    69歳の直ちゃんです。

    ■ 友だちに「ブログ書いてるんだ」と言いたかった

    友だちに会うたびに、こう言いたい場面があります。

    「実はね、AIのことを初心者向けに書いているブログがあるんだ」

    でも口で言っても、たいてい伝わりません。「へえ」で終わってしまう。
    それなら、スマホでピッと読み取ってもらえるQRコードを作ればいいじゃないか。そう思って、AI(私はジーニーと呼んでいます)に頼んでみました。

    「このページに飛ぶQRコードって作れる?」

    そう言って、私は自分のブログ名で検索したスマホの画面を見せました。

    ■ 出てきたのは、立派な「玄関の鍵」だった

    ジーニーはすぐにQRコードを作ってくれました。
    それも2種類。ブログ名とURLを入れた名刺みたいなカード版と、QRだけのシンプル版。金色の枠まで付いていて、なかなか立派です。

    ところが、飛び先はブログのトップページでした。

    ここで私は「うーん」と唸ってしまいました。
    私のブログのトップページは、いま「元自衛官のAI書類整理室」という別のサービスの案内ページになっているのです。つまり、玄関だけ。せっかく友だちがピッと読み取っても、今まで書いてきた記事の山までは たどり着けません。

    見せたかったのは玄関ではなく、「こんなに書いてきたんだよ」という記事の一覧の方だったんです。

    ■ 「そうじゃないんだ」と言い直してみた

    昔の私なら、ここで黙って諦めていたと思います。
    「まあ、こんなものか」と受け取って、使わないままフォルダに眠らせる。相手が人間でもAIでも、聞き直すのは気が引けるものです。

    でも今回は、こう打ち込みました。

    「ホームページに飛ぶQRコードじゃなくて、この検索画面だよ。そうすれば、私がいくつもブログを書いているのがわかるからだよ」

    そして、こう付け足しました。

    「できないならできないと教えて」

    返ってきた答えは、あっさり「できるよ」でした。
    検索結果のページにもQRコードは飛ばせるのだそうです。しかも2種類。ひとつは私が見ていたのと同じ検索結果、もうひとつは「site:」という指定を付けて、私のブログの中の記事だけがずらりと並ぶ検索結果。

    ものの1分でした。最初から そう言えばよかったのです。

    ■ 私の反省 ―「何を」より「なぜ」を先に言う

    今回わかったのは、AIに頼むときのコツです。

    最初の私は「このページに飛ぶQRコードを作って」と、やってほしい作業だけを伝えました。
    でも本当に伝えるべきだったのは、その手前でした。

    「友だちに、たくさん記事を書いていることを見せたいんだ」

    この一言があれば、ジーニーは「なら玄関じゃなくて記事一覧ですね」と最初から気づけたはずです。
    AIは賢いけれど、私の頭の中は見えていません。目的を言わずに手段だけ頼むと、立派なのに使えないものが出てくる。これは人間に頼みごとをするときと、まったく同じでした。

    そして もうひとつ。
    「違う」と言い直すのは、失礼ではないということ。むしろ言い直したほうが、お互いに早い。

    ■ ジーニーが正直に教えてくれた「弱点」

    うれしかったのは、ジーニーがちゃんと注意点も添えてくれたことです。

    検索結果のページは、Googleの都合で並び順や件数が変わることがある。広告が上に出ることもある。つまり、私が中身をコントロールできない場所なのです。

    だからジーニーの提案はこうでした。

    「記事いちらんのページを作って、そこに飛ばすのが いちばん確実ですよ」

    そうすれば、そのページのQRコードを1枚渡すだけで済む。
    なるほど、それが本当の正解です。宿題が、ひとつ増えました。

    ■ その後 ― 行き先は「記事いちらん」に引っ越しました

    この記事を書いたあと、宿題をちゃんと片付けました。

    自分のブログに「記事いちらん」というページを作ったのです。今まで書いた記事が、新しい順にずらりと並ぶページ。おまけにタイトルとアイキャッチ画像、それに本文のさわりまで出るようにしました。

    そしてQRコードの行き先も、検索結果からこのページに引っ越しました。

    読み取ると、いきなり記事の一覧。友だちに渡すには、これがいちばん分かりやすい形です。スマホで実際に読み取ってみて、ちゃんと開くことも確かめました。

    回り道はしましたが、おかげで「なぜ検索結果ではダメなのか」が身にしみて分かりました。最初から正解を渡されていたら、たぶん納得していなかったと思います。

    ■ おわりに

    QRコード1枚で、こんなに考えることがあるとは思いませんでした。

    69歳の私がAIと付き合うようになって覚えたのは、難しい操作ではありません。
    「なぜそれが欲しいのか」を、自分の言葉で言うこと。
    そして違ったら、遠慮なく「そうじゃないんだ」と言い直すこと。

    たったこれだけで、AIは急に頼れる相棒になります。

    こういうことを一つずつ覚えながら、私もブログで広告を試すところまで来ました。私の入り口はここでした。

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  • 69歳、自分から自分に郵便が届いた ― ブログのコメント欄、初めての大掃除

    69歳、自分から自分に郵便が届いた ― ブログのコメント欄、初めての大掃除

    ※本記事には広告(アフィリエイトリンク)を含みます。

    69歳の直ちゃんです。

    ある日、メールの受信箱にこんな件名が届きました。

    「モデレートしてください」

    モデレート。何をどうしろというのでしょう。中を開くと、私のブログ記事のタイトルと、「承認する」「ゴミ箱に移動する」「スパムとしてマークする」という3つのリンクが並んでいます。押していいものか、押してはいけないものか。手が止まりました。

    結論から言うと、慌てる必要は一切ありませんでした。しかも調べてみたら、送り主は私自身。今日はその顛末と、69歳が初めてコメント欄を大掃除した記録です。

    ■ まず、メールのリンクは押さない

    手が止まったのは、実は正解だったようです。相棒のAI(ジーニー)に見せたら、まずこう言われました。

    「メールの中のリンクは押さず、いつも通り自分でブログの管理画面から入ってください」

    この手の「承認してください」メールは、偽物が多いのだそうです。本物そっくりの見た目で送ってきて、押した先で偽のログイン画面を出す。私は幸い本物のメールでしたが、見た目で本物か偽物かを見分けるのは至難の業です。

    だから覚え方はシンプルにこう。メールから入らず、正面玄関から入る。これはパスワードの話でも出てきた考え方で、ネットの世界の護身術の基本だと思いました。案内状が来ても、玄関の鍵は自分で開ける。

    ■ 正体は「自分から自分への郵便」だった

    管理画面の「コメント」を開くと、承認待ちが5件。ドキッとしましたが、中を見て笑ってしまいました。

    そのうち3件は、私のブログから私のブログへの通知だったのです。

    ブログには「記事がどこかからリンクされると、リンクされた側に通知が届く」という仕組みがあります(ピンバックというそうです)。私は最近、記事の文末に「あわせて読みたい」で自分の別記事を紹介するようになりました。つまり自分の記事が自分の記事にリンクした。その結果、私から私へ「リンクされましたよ、承認しますか?」というお知らせが届いていたわけです。

    一人で手紙を書いて、一人で受け取って、一人で「承認しますか」と悩んでいた。左手が右手に挨拶しているような話です。

    見分けるヒントも教わりました。3件とも送信元の番号(IPアドレス)が同じで、それは私が借りているサーバーの番号。つまり差出人は自分。名探偵になった気分でした。

    ■ 残る2件は、海外からの営業だった

    問題は残りの2件。どちらも英語のコメントで、内容はこんな具合です。

    一つは「あなたのサイトは見た目はいいが検索で上位に出ていない。私が直せる。料金表を送りましょうか?」。もう一つは「宣伝動画を作ります。30秒195ドルから」。

    丁寧な英語ですが、これは世界中のブログに自動でばら撒かれている営業コメントだそうです。私のブログを読んで書いてくれたわけではない。ちょっと期待してしまった自分が恥ずかしい。「初めて海外から反応が来た」と一瞬うれしくなったのは、内緒です。

    対応は、返信しない・リンクを押さない・スパム箱に入れる。以上。冷たいようですが、相手も機械ですから遠慮は不要なのでした。

    ■ 大掃除は、まとめてやれる

    片付け方は、思ったより簡単でした。

    コメントの左端の四角にチェックを入れて、画面左上の「一括操作」から処理を選び、「適用」を押す。英語の2件は「スパムとしてマーク」、自分宛ての3件は「ゴミ箱へ移動」。それぞれ一発で片付きました。1件ずつ相手をしなくていいのです。

    そして予防策も一つ。「設定」の中の「ディスカッション」という画面で、「他のブログからの通知を受け付ける」のチェックを外す。これで自分宛ての郵便は来なくなります。

    ただし注意書きが小さく添えられていました。「この変更は、新しい投稿にのみ適用されます」。つまり、これまでに公開した記事からは、まだ通知が来る可能性がある。来たら慌てず、古い記事の分だなと思ってゴミ箱へ。設定変更というのは、過去には遡らないものなのですね。

    ■ むすび:驚かずに、まず正体を確かめる

    振り返ると、今回私がやったことで一番良かったのは「押す前に聞いた」ことでした。3つのリンクのどれかを勘で押していたら、たぶん今も何が起きたか分かっていません。

    見慣れない通知が来たら、驚くより先に正体を確かめる。正体が分かれば、たいていのものは怖くない。今回の5通も、正体は「自分の手紙3通」と「機械の営業2通」でした。

    ブログを続けていると、書くこと以外の仕事も少しずつ増えてきます。でもそれは、家を持てば掃除も増えるのと同じこと。掃除の仕方を一つ覚えました。

    こういうことを一つずつ覚えながら、69歳でもブログは続けられます。私の入り口はここでした。

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  • 69歳、スマホのGoogleに「点々アイコン」が無くて迷子になった話

    69歳、スマホのGoogleに「点々アイコン」が無くて迷子になった話

    69歳の直ちゃんです。

    パソコンではすっかり慣れた道順が、スマホだとまったく通じなかった。今日はそんな迷子の話です。

    ■ パソコンなら、あの「点々」を押せばいいのに

    私はブログの下書きや資料を、Googleドライブに置いています。
    パソコンで開くときは、いつも決まった道順です。

    Googleの画面の右上に、小さな点が9つ並んだアイコンがある。
    そこを押すと、ドライブやらカレンダーやら、Googleのアイコンがずらっと出てくる。
    その中から「ドライブ」を選ぶ。それだけ。

    体が覚えているので、何も考えずに指が動きます。

    ■ ところが、スマホだと出てこない

    その日は外にいて、スマホからドライブを開こうとしました。
    iPhoneのGoogleアプリを立ち上げて、右上を見る。

    ……無い。

    あの点々アイコンが、どこにも無いのです。
    上を見ても、下を見ても、それらしいものが見当たらない。

    画面をあちこち押してみましたが、出てくるのは検索結果ばかり。
    「あれ、私、何か消してしまったかな」と、少し不安にすらなりました。

    こういうとき、以前の私なら10分でも15分でも画面とにらめっこして、
    最後には「もういいや」と諦めていたと思います。

    ■ AIに画面を見せて聞いてみた

    今は、そこで諦めません。
    スマホの画面をそのまま写真に撮って、AI(私はジーニーと呼んでいます)に送って聞くのです。

    「この画面から、Googleドライブにはどう行くの?」

    返ってきた答えは、拍子抜けするほど単純なものでした。

    「iPhoneのGoogleアプリには、その点々アイコンは無いんですよ」

    無い。

    探しても見つからないはずです。最初から無いのですから。

    私はてっきり、自分の押し方が悪いのだと思っていました。
    でも、そもそも存在しないものを探していたわけです。
    これが分かっただけで、肩の力がすっと抜けました。

    ■ かんたんな行き方

    では、どうやって行くのか。
    教わった方法は、こうでした。

    画面の真ん中あたりにある、横長の検索窓。
    「Google で検索または URL を入力」と薄い字で書かれている、あのグレーのバーです。

    そこを押して、

      drive.google.com

    と打ち込む。そしてキーボードの「開く」を押す。

    それだけで、ドライブが開きました。
    いつものフォルダが、ちゃんとそこに並んでいました。

    検索窓は「調べもの用の窓」だとばかり思っていましたが、
    住所を打ち込む窓でもあったのですね。
    そう言われてみれば「検索または URL を入力」と、ちゃんと書いてあります。

    書いてあることを、私は読んでいなかったわけです。

    ■ もっと楽にしたいなら

    毎回この文字を打つのは、正直めんどうです。
    なので、専用の「Googleドライブ」アプリをスマホに入れておく手もあると教わりました。

    そうすれば、ホーム画面のアイコンを一回押すだけ。
    パソコンで慣れた感覚に、ぐっと近くなります。

    ■ 今日の学び

    パソコンとスマホは、同じGoogleでも作りが違う。

    これは頭では分かっているつもりでした。
    でも実際につまずいてみると、「同じはずなのに」という思い込みの強さに驚きます。

    そして、いちばん大事なこと。

    分からないときは、画面の写真を撮って聞けばいい。
    言葉で説明できなくても、写真なら一発で伝わります。
    「上の四角いやつが……」と苦しい説明をしなくていいのです。

    69歳、まだまだ知らないことだらけですが、
    聞き方さえ覚えてしまえば、迷子の時間はずいぶん短くなりました。

    同じところで止まっている方が、きっといると思います。
    点々アイコンは、スマホには無いですからね。

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  • 69歳、iPhoneでも、パソコンと同じ「コピペ」ができました

    69歳、iPhoneでも、パソコンと同じ「コピペ」ができました

    69歳の直ちゃんです。

    今日は6回目の岩井海岸スイム練習会。電車移動だったので、久しぶりにスマホでジーニーとおしゃべりしながらの道中でした。

    パソコンでジーニーに質問するときは、スクリーンショットを撮って、そのままポンとClaudeに貼り付けるだけ。いつもの癖で「これどうするの」と聞いています。

    ところがiPhoneだと、ずっとこうしていました。

    ・スクリーンショットを撮る
    ・写真アプリに保存する
    ・Claudeのプラスボタンを押す
    ・写真の中から今撮ったものを探して選ぶ

    パソコンなら数秒のことが、iPhoneだと4手も5手もかかる。「まあこういうものか」と、特に疑問にも思わず続けていました。

    今日、車内で「これ、パソコンみたいに一発で貼り付けられたらいいのになあ」とジーニーにぼやいてみたら、あっさり答えが返ってきました。

    やり方はこうです。

    1. スクリーンショットを撮る
    2. 撮った直後に出てくるプレビュー画面で、右上の「レ」点をタップ
    3. 出てきたメニューの中の「コピーして削除」をタップ
    4. Claudeアプリを開く
    5. メッセージを打つ欄の、貼り付けたいところを軽くタッチ
    6. 出てくる「貼り付け」をタップ

    これだけで、写真アプリを開く手間がまるごと消えました。パソコンの「コピー&ペースト」とほぼ同じ感覚です。

    ここで、私がつまずいた落とし穴を二つ。

    一つ目。プレビュー画面の左上には「×」があります。私はこれを「閉じる」だと思って押してしまい、スクリーンショットそのものが消えてしまいました。消すのが×、進むのが右上の「レ」点。押す場所は正反対です。

    二つ目。撮った直後のプレビューは、出るときと出ないときがあります。私の場合、続けて何枚も撮ったときや、少し時間が経ってからだと出ませんでした。そのときは慌てず、写真アプリから探して、画像を長押しして「コピー」でも同じことができます。

    もう一つ注意点。「コピーして削除」を選ぶと、そのスクリーンショットは写真アプリからは消えます。あとで写真としても残しておきたいときは、先に「写真に保存」してから、その画像を長押しして「コピー」する、という2ステップに切り替えれば大丈夫です。

    長年「iPhoneはこういうもの」と思い込んでいた手間が、実はメニューの中にちゃんと用意されていた。知らなかっただけで、道具は最初からそこにあったんですね。

    「できないこと」より「できるのに知らなかったこと」の方が、案外多いのかもしれません。今日もまた一つ、身軽になりました。

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    先日、AIブログの管理画面に、プラグインを2つ入れました。

    プラグインというのは、ブログに機能を後付けする部品のことです。
    私はこれを「棚の後付け」と呼んでいます。家はそのまま、便利な棚だけ増やすイメージです。

    久しぶりの作業でした。
    そして作業をしながら、ブログを始めた頃のことを、ふと思い出したのです。

    ■ YouTubeを止めて、目を凝らしていた日々

    2年ほど前、雑記ブログを始めたばかりの頃。
    プラグインを入れるときは、YouTubeの解説動画が頼りでした。

    動画を再生しては、一時停止。
    画面に顔を近づけて、目を凝らして、プラグインの名前を読み取ります。

    英語のアルファベットです。
    「WP」だの「Post」だの、似たような名前ばかり。

    それを紙にメモして、自分のブログの検索窓に、一文字ずつ打ち込む。
    一文字でも間違えると、目当てのものは出てきません。

    「あれ、出てこない」
    動画に戻って、また一時停止。また目を凝らす。

    あの頃は、プラグインを1つ入れるだけで、夜が更けていました。

    ■ この日は「コピー、貼り付け、ポン」

    では、この日はどうだったか。

    相棒のAI、ジーニーが、チャットでプラグインの名前を教えてくれます。
    私はその名前をコピーして、検索窓に貼り付けて、ポン。

    一発で出てきました。

    「今すぐインストール」を押して、「有効化」を押して、おしまい。
    2つ入れて、5分かかっていません。

    正直に言います。100倍らくちんでした。

    そもそも「打ち間違い」という心配が、存在しないのです。コピーと貼り付けに、誤字はありませんから。

    ■ 違うものが入ったのに、正解だった話

    実はこの日、小さなハプニングもありました。

    ジーニーに教わったプラグインの名前と、実際に入ったプラグインの名前が、違っていたのです。

    昔の私なら、ここで青ざめていました。
    「間違えた! 消さなきゃ! どうやって消すんだ!」

    でもこの日は、入ったものの説明文をジーニーと一緒に読んでみました。
    「一覧にアイキャッチ画像の列を追加します」

    ……やりたいこと、そのまんまです。

    というわけで、間違えて入れたプラグインが、そのまま採用になりました。
    結果オーライ。人生と同じです。

    ■ 「あの頃ジーニーがいたら」と、思わなくもないけれど

    作業を終えて、お茶を飲みながら思いました。

    ブログを始めるとき、ジーニーがいてくれたら、1000倍楽だっただろうなあ、と。

    夜更けまでアルファベットとにらめっこすることも、
    「出てこない、なんで」とひとりごとを言うことも、なかったはずです。

    でも、すぐに考え直しました。

    後ろを振り返っても、あの夜は戻ってきません。
    それより、こう考えることにしたのです。

    「今はジーニーがいる。だから今の私は、あの頃の1000倍、効率的に動けている」

    同じ事実でも、どちらを向くかで、景色はずいぶん変わります。
    69歳、残りの時間は前を向くことに使いたいのです。

    ■ きょうの教訓

    ・プラグインの名前は、手で打たずにコピーと貼り付け。誤字は起きようがない
    ・違うものが入っても、慌てて消さない。まず説明文を読む。正解のことがある
    ・「あの頃こうだったら」より「今はこうできる」。振り返るより、前を向く

    それにしても、目を凝らしてアルファベットを写していたあの頃の私に、教えてあげたい。

    大丈夫、2年後のあなたは、お茶を飲みながらポンとやってますよ、と。

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    69歳の直ちゃんです。

    AIとお金の話、これで4回目です。

    1回目は「聞いてもらう」。
    2回目は「作ってもらう」。
    3回目は「一緒に考えてもらう」。
    今日は**「清書してもらう」**です。

    これ、シニアにこそおすすめの使い方だと思うので、手順を書いておきます。

    ■ きっかけは、答えられなかったこと

    先日ふと、こう思ったんです。

    「直ちゃんのライフプランは?」と聞かれたら、私は答えられるだろうか。

    ……無理でした。
    「年金があって、給料があって、株が少しあって……」と、だらだらしゃべって終わりです。

    そこで、表にすることにしました。

    ■ 手順1:まず、自分でヘタクソに描く

    ここが大事です。最初からAIに作らせない。

    なぜかというと、AIは私の人生を知らないからです。
    先に作らせると、どこかで見たような、立派だけど他人事の表が出てきます。

    だから、まず自分で描きます。方眼のマス目に、こうです。

    ・横軸に、今の年齢から90歳くらいまで並べる
    ・縦に、自分のお金の置き場を並べる(私の場合は、旅行袋・給料・年金・岩盤・株)
    ・上の段に、これから起きそうなことを書き込む(退職、買物に行けなくなる、入院 など)

    ヘタでいいんです。線が曲がっていても、字が汚くてもいい。
    私の表も、ジーニー(私の相棒のAIです)に見せるのが恥ずかしいくらいの出来でした。

    ■ 手順2:写真を撮って、AIに見せる

    スマホで撮って、AIに送るだけです。
    そのとき、こう添えます。

    ―――(ここからコピペ)―――

    自分のライフプランを1枚の表にしてみました。写真を見てください。

    ・良いところと、分かりにくいところを教えてください
    ・抜けている項目があれば指摘してください
    ・そのうえで、見やすく清書してください

    ―――(ここまでコピペ)―――

    「良いところも教えてください」を入れておくのがコツです。
    ダメ出しだけ返ってくると、やる気がしぼみますからね。年寄りは、そこ大事です。

    ■ 手順3:ここが本番。指摘を1つ受け取る

    私の表を見たジーニーは、こう言いました。

    「いい表です。でも、このままだと右端が崖に見えますよ」

    私の表は、右のほうで資産が斜めに減っていって、90歳でプツンと終わっていたんです。

    「年金の帯を、右端まで通しましょう。年金は一生続きますから

    ……はっとしました。

    知識としては知っていたんです。年金は死ぬまで出る、と。
    でも表の上では、私は自分の人生を90歳で打ち切りにして、
    そこに向かって全部が細っていく絵を描いていた。

    赤い帯が右端まですーっと伸びたのを見たとき、思わず「おおっ」と声が出ました。

    自分では気づけない抜けを見つけてもらう。
    これが、AIに見せることの一番の効き目だと思います。

    ■ 手順4:清書してもらって、印刷する

    あとは清書してもらうだけです。
    私はパワーポイントの形でもらって、印刷して机の前に貼りました。

    紙で貼っておくと、ふとした時に目に入ります。
    これがいいんです。画面の中にあるうちは、まだ他人事ですからね。

    ■ 表にすると、なぜ腹落ちするのか

    不思議なもので、同じ内容でも、文章で説明されるのと、
    1枚の表で見るのとでは、納得の深さがまるで違います。

    たぶん、**「終わりまで描いてある」**からだと思います。

    頭の中で考えていると、不安はどこまでも伸びていきます。
    でも紙は有限です。右端まで描いてしまえば、そこで終わり。
    「ああ、これだけのことか」と思える。

    不安というのは、正体が分からないから怖いんですね。
    表に描けるものは、もう怖くない。

    ■ 注意も、ひとつだけ

    AIはお金のプロ(FPさん)ではありません。
    出てきた表は「自分の考えを整理した紙」であって、専門家の診断書ではないです。

    でも、それでいいと思っています。
    私が欲しかったのは正解ではなくて、人に聞かれたときに出せる1枚でしたから。

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    AIとお金の話をするシリーズ、3回目です。

    1回目は「聞いてもらう」。
    2回目は「作ってもらう」。
    今日は、いちばん難しい「一緒に考えてもらう」です。

    ■ 3年続けたオルカンのインデックス投資をやめました

    先日、3年間コツコツ続けてきたオルカンのインデックス投資を、やめました。
    けっこうな決断です。指が一瞬止まりましたよ。

    やめた理由は、このままだと今を楽しむための現金が手元に残らないからです。
    将来のお金を増やすために、今のお金を減らしていた。69歳で、それは順番が逆じゃないか、と。

    もちろん、すぐには決められませんでした。
    そこでAIに相談したんですが、このとき聞き方を変えたのが良かったんです。

    ■ コツ1:「どっちがいい?」と聞かない

    やってしまいがちなのが、これです。

    ×「インデックス投資、やめたほうがいいですか?」

    こう聞くと、AIは一般論を返してきます。
    「長期の積み立ては続けることが大切です」みたいな、教科書の答えです。
    それはそうなんですが、私が知りたいのはそこじゃない。

    正解は、こう聞くことでした。

    ○「やめた場合と、続けた場合。それぞれ、私の毎月のお金はどうなりますか」

    判定を求めるのではなく、両方の姿を見せてもらう。
    これだけで、返ってくる中身がまるで変わります。

    ■ コツ2:数字で聞く。ざっくりでいい

    「毎月の収入」「毎月の支出」「今の貯金」「毎年の大きな出費」。
    この4つを、ざっくりの金額でいいので伝えます。1円単位はいりません。

    私の場合、それを渡したらこう言われました。

    「インデックス投資をやめると、その分がちょうど、年に1回の旅行代くらいになりますよ」

    ……これで決まりました。
    旅行代が、貯金からではなく毎月の収入から出るようになる、ということです。
    自分の数字なのに、自分では気づいていませんでした。

    ■ コツ3:デメリットも言わせる

    いいところだけ聞くと、背中を押されて終わりです。
    だから、必ずこう続けます。

    「やめた場合の、悪い面も教えてください」

    私の場合の答えは、はっきりしていました。
    「将来お金が増える力は、確実に落ちます」。

    分かった上でやめるのと、知らずにやめるのとでは、まったく違います。
    私は「増やす力を少し捨てて、今の現金を手に入れる」と納得した上で、決めました。

    ■ コピペで使える相談文

    ―――(ここからコピペ)―――

    いま続けている〇〇(習い事・保険・積み立て・サブスクなど)を、やめるかどうか迷っています。

    ・毎月の収入:だいたい〇〇万円
    ・毎月の支出:だいたい〇〇万円
    ・今の貯金:だいたい〇〇万円
    ・〇〇にかかっているお金:毎月〇〇円

    質問①:やめた場合と、続けた場合で、毎月のお金はどう変わりますか。
    質問②:やめた場合のデメリットも、正直に教えてください。

    どちらがいいかを決めるのは私です。判断できるように、両方の姿を見せてください。

    ―――(ここまでコピペ)―――

    ■ 最後に決めるのは、自分です

    ここだけは、はっきり書いておきます。

    AIはお金のプロ(FPさん)ではありません。
    私の答えも、FPさんの言う正解ではないと思います。あくまで私の答えです。

    でもAIは、こちらが渡した数字を、文句ひとつ言わず何度でも並べ直してくれます。
    迷っているとき、いちばん欲しいのは「正解」ではなく、判断できるだけの材料なんですね。

    材料はAIに出してもらう。
    決めるのは自分。

    この分担にしてから、私はお金のことで悩む時間が、ずいぶん短くなりました。

    さて、旅行袋にお金が貯まってきました。
    波が来たら、また海の向こうへ行こうと思います。

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