69歳、AIに「もう今日は無理です」と言われた日

69歳の直ちゃんです。

パソコンの画面に英語が出ると、私は固まります。今日はその話です。

■ 12枚目の途中で、突然止まった

その日、私は相棒のAI(ジーニーと呼んでいます)に、大きな仕事を頼んでいました。

作った資料の画像を12枚、ブログに1枚ずつ上げてもらう作業です。「01を上げました」「02を上げました」と順調に進んでいく。私は横で見ているだけ。文明の利器とはありがたいものだと、のんきに構えていました。

かれこれ2時間ほど経った頃でしょうか。画面が、ぴたりと止まりました。

そして出てきたのが、この一行です。

 You’ve hit your limit · resets 2pm

英語です。全部英語です。

■ まず、悪い方に考えた

このとき私の頭に浮かんだのは、順番にこうでした。

「壊したか」
「変な操作をして、締め出されたか」
「気づかないうちにお金が足りなくなったか」

冷や汗が出ました。何しろ2時間かけた作業の途中です。ここまでのものが全部消えたらどうしよう、と。

ところが、落ち着いて調べてみたら、ぜんぜん違いました。

■ 意味は「今日の分を使い切りました」

この英語が言っているのは、こういうことでした。

「あなたが今の時間帯に使える分を、使い切りました。午後2時になったら、また使えるようになります」

つまり、故障でも、締め出しでもない。回転寿司でいえば「ただいまネタを補充中です」の札が出ただけ。しばらくすれば、また流れてきます。

書いてある時刻(私の場合は午後2時)になれば、勝手に元どおりです。この時刻は人によって違います。自分が使い始めた時間から数えるので、隣の人が同じ時刻とは限りません。だから、表示された時刻をよく見ることが大事でした。

そして何より大事なこと。**書いたものも、作ったものも、消えていません。**私が青くなる必要は、まったくなかったのです。

■ どうすればいいか、道は二つ

ひとつめは、待つ

これが基本です。お茶でも飲んで、表示された時刻を過ぎたら戻ってくればいい。お金もかかりません。

ふたつめは、プランを上げる

月々の料金を上げると、使える量が増えます。私はその日どうしても続きをやりたかったので、こちらを選びました。

ただし、料金や中身はときどき変わるので、ここに金額は書きません。気になる方は公式の案内で確かめてください。それに、上のプランが必要になるのは、私のように何時間も連続で重い作業を頼んだときだけです。普通におしゃべりしたり、文章を書いてもらったりする分には、まず出会わない画面だと思います。

■ 落とし穴:プランを上げても、作業は再開しない

ここが今回いちばんの学びでした。

私はプランを上げれば、止まったところから作業が続くものだと思っていました。ところが、続かないのです。

上限に達した時点で、その会話は途切れています。プランを上げても、途切れた会話が勝手に動き出すわけではない。しばらく画面を眺めて「あれ、動かないぞ」と、また不安になりました。

正解は、新しい会話を始めて「続きをお願いします」と伝えることでした。

それだけで、ジーニーは前の話を引き継いで、ちゃんと続きから始めてくれました。人間でいえば、席を移って「さっきの続きなんだけど」と声をかけるようなものですね。

■ おわりに

英語の警告が出ると、私はいまだにドキッとします。たぶんこれは死ぬまで直りません。

でも今回のことで、ひとつ覚えました。たいていの場合、壊れてはいない。

止まったときに大事なのは、慌てて何度も押すことでも、電源を切ることでもなく、出ている文字をよく見ること。分からなければ、その画面を写真に撮って聞けばいい。私はそうやって、今回も5分で解決しました。

69歳、英語は読めないままですが、「読めないなら聞く」という手だけは覚えました。

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