カテゴリー: ブログ運営の裏側

  • 69歳、「PHPに穴が開いた」と聞いて、ブログの大掃除をしました

    69歳、「PHPに穴が開いた」と聞いて、ブログの大掃除をしました

    こんにちは、69歳の直ちゃんです。

    2026年10月22日の朝。
    食器を洗いながら両学長のYouTubeライブを聞いていたら、こんな話が飛び込んできました。

    「PHPに大きな穴が見つかりました。ConoHa WINGやCloudflareでブログやホームページをやっている人は、自分でできることはやっておいてください」

    私はConoHa WINGで、WordPressのブログを2つやっています。
    泡だらけの手で固まりました。

    この記事では、AI(Claude)に教わりながら、私が実際にやった5つのことをまとめます。
    私と同じように「ConoHa WING+WordPress」でブログをやっている方の参考になればうれしいです。

    ■そもそもPHPって何?

    WordPressを動かしている「エンジン」のようなものです。
    ニュースによると、10月21日の夜に「緊急」レベルの修正版が出ました。
    危険度は10点満点で9.2。外からサーバーを乗っ取られるおそれがある、という話でした。

    ただし、WordPressそのものに穴が開いたわけではありません。
    「もう乗っ取られている」という話でもありません。
    まずは落ち着いて、確認していけば大丈夫です。

    ■やったこと① PHPの番号(バージョン)を確認

    レンタルサーバーの場合、PHP本体の修理はサーバー会社の仕事です。
    私たちがやるのは「どの番号のPHPを使うか」を確かめることだけ。

    ConoHa WINGでの見方
    ・左の青い帯の「サイト管理」をクリック
    ・画面上部の「応用設定」をクリック
    ・「PHP設定」をクリック

    私は2つのブログとも「8.3」でした。
    古い「8.1」より前の番号だと、開発元から修正版が出ないそうなので、新しい番号に切り替えておきましょう。

    ブログを2つ以上持っている方は、左上の「切り替え」で、もう1つのブログも確認を。
    「PHPバージョン(ドメイン個別)」が「サーバー共通に準拠」なら、上の番号と同じです。

    ■やったこと② WordPress・プラグイン・テーマを最新に

    WordPressの管理画面で、左の黒い帯の「ダッシュボード」→「更新」。
    「最新バージョンです」と出るまで、上から順に更新ボタンを押します。

    私の雑記ブログには、更新待ちが5つもたまっていました。
    画面のいちばん上に「⟳5」と出ていたのに、ずっと見過ごしていたんです。
    この丸い矢印のマークが「更新待ちの数」の印です。

    使っていない予備のテーマ(Twenty Twenty-Fiveなど)も、古いままだと入り口になりうるので、一緒に更新しておきました。

    ■やったこと③ 知らない管理者がいないか見る

    左の黒い帯の「ユーザー」をクリック。
    「権限グループ」の列に「管理者」と書いてあるのが、自分だけかを見ます。

    知らない名前の管理者がいたら、乗っ取りのサインです。
    私は2つとも自分ひとりだけで、ホッとしました。

    ■やったこと④ 使っていないプラグインを削除

    プラグインの一覧で、名前の下に「有効化 | 削除」と出ているものは、止まっているプラグインです。
    止まっていても、置いてあるだけで古くなると入り口になることがあるので、削除しました。

    私のAIブログには、こんなものが止まったまま残っていました。
    ・Akismet Anti-spam
    ・Hello Dolly
    ・SiteGuard WP Plugin
    ・TypeSquare Webfonts for ConoHa

    「入れた覚えがない」と思ったら、ConoHaの「かんたんセットアップ」でWordPressを作ると、最初から自動で入ってくるそうです。
    怪しいものではないので、安心してください。

    「無効化」と出ているもの(今使っているもの)は触らないこと。ここは大事です。

    ■やったこと⑤ ConoHaに「二重カギ」(二段階認証)をかける

    これがいちばん効き目があると教わりました。
    パスワードがもし漏れても、6ケタの番号がないとログインできなくなります。

    ConoHa WINGでの場所
    ・右上のメールアドレスの「▼」をクリック →「アカウント設定」
    ・「二段階認証」の「ON」をクリック
    ・QRコードが出るので、認証アプリで読み取って、出てきた6ケタを入れて「認証」

    認証アプリは、私は1Passwordを使いました。
    iPhoneの1PasswordでConoHaの項目を開き、「編集」→「+ 項目を追加」→「ワンタイムパスワード」でQRコードを読み取るだけ。
    パソコンの1Passwordにも自動で入るので、次からのログインでは6ケタまで自動で入れてくれます。

    ここで私の失敗談をひとつ。

    QRコードが出たとき、「こんなの出たよ」とカメラで撮って、AIに送ってしまいました。
    AIからの返事は、
    「その写真に、番号を作る『合いカギ』が写っています」。

    カギをかける作業の途中で、合いカギの写真を人に見せていたわけです。

    ・QRコードとその下の「シークレットキー」は、写真に撮らない、人に見せない
    ・撮ってしまったら、写真アプリから消しておく

    これだけは、みなさん気をつけてください。

    それから、同じ画面にある「ログイン通知メール」もONにしておくと、誰かがログインしたときにメールで知らせてくれます。

    ■最後に、やったことをメモに残す

    1PasswordのConoHaの項目の「メモ」欄に、こう書いておきました。

    2026/10/22 PHP緊急脆弱性の対策
    ・PHPバージョン:2ブログとも8.3を確認
    ・WordPress、プラグイン、テーマ:両ブログ最新に更新
    ・管理者:両ブログとも自分だけを確認
    ・使っていないプラグイン4つ削除
    ・ConoHaの二段階認証ON
    ・ログイン通知メールはON

    半年後の自分は、きっと今日のことを忘れています。
    でもメモがあれば、迷わずに済みます。

    ■まとめ

    「ブログをやってる人は注意!」と聞いて、おろおろした朝でしたが、
    やってみたら、どれも「見て、押すだけ」でした。

    かかった時間は、通勤時間をはさんで約2時間半。
    ひとりだったら、きっと「見なかったこと」にしていたと思います。

    分からない言葉が出てきたら、AIに「今こんな画面です」とスクショを1枚送る。
    それだけで、69歳でもここまでできました。

    【あわせて読みたい】

  • 1か月で64回。いちばん安いプランでも、私がAIを「使い倒している」理由

    1か月で64回。いちばん安いプランでも、私がAIを「使い倒している」理由

    こんにちは、69歳の直ちゃんです。

    土曜日の朝、コーヒーを飲みながら、ふと気になりました。

    「私、ジーニーにいくら払って、どれくらい使ってるんだろう?」

    ジーニーというのは、私がClaude(クロード)というAIにつけている呼び名です。
    劇団四季の『アラジン』に出てくる、あのランプの魔人のイメージです。

    そこで、ジーニー本人に聞いてみました。

    ■ 「何%使ったか」は、分かりませんでした

    最初に聞いたのは、
    「払ったお金のうち、どれくらい使ったか。5%以下とか50%以上とか、ざっくりでいいから」
    ということ。

    答えは、
    「それは、ジーニーからは見えないんです」。

    支払いの記録は、Claudeの「設定」の中にある請求の画面や、届いた領収書のメールで確認できます。
    使用量の画面でも、「今の時間帯の枠を、どれくらい使ったか」は見られます。

    でも、「契約してから今までで、何%使ったか」を一発で出す画面は、ないそうです。

    ちょっと残念。
    でも、ジーニーがこう言ってくれました。

    「代わりに、過去の会話を数えることならできますよ。直近1か月で何回使ったか、何に使ったか、分けてみましょうか?」

    それ、いいね!
    ということで、数えてもらいました。

    ■ 結果:1か月で64回

    9月10日から10月9日までの1か月。
    ジーニーとの会話は、なんと64回でした。

    30日間で、ほぼ毎日。
    平均すると、1日2回くらいです。

    用途別に分けてもらうと、こうなりました。

    ・ブログ記事づくり …… 21回
    ・パソコン・スマホの困りごと …… 18回
    ・ちょっとした質問・調べもの …… 12回
    ・仕事(日報や報告書など) …… 4回
    ・お金・家計・手続き …… 4回
    ・おしゃべり・気持ちの話 …… 3回
    ・健康の相談 …… 2回

    ブログとパソコンの困りごとで、ちょうど6割。
    自分では「ブログばっかりやってるな」と思っていましたが、困りごとの相談も同じくらい多かったんですね。

    ■ 困りごとが、そのままブログのネタになっていた

    いちばん「へぇ〜」と思ったのは、ここです。

    「パソコンが変になった」「この言葉、どう読むの?」と困って聞いた会話でも、
    最後には「これ、ブログにして!」となっているものがたくさんありました。

    それも数えると、半分以上の会話がブログ記事につながっていたそうです。

    たとえば、
    ・iPhoneの音が出ない
    ・写真のサイズを小さくしたい
    ・パスワードを変えたらログインできなくなった

    こういう、ちょっと情けない困りごと。
    解決したら、その一部始終がそのままブログの記事になります。

    困るたびにネタが増える。
    これはブログを書く人間にとって、かなりありがたい仕組みです。

    ■ 「元を取りたいじいさん」と「安心したいじいさん」

    数字を見ながら、心の中で二人のじいさんが言い合いを始めました。

    元を取りたいじいさん「64回か。もっと使わないと、もったいないんじゃないか?」
    安心したいじいさん「いやいや、回数の問題じゃないよ。困ったときにすぐ聞けるのが大事なんだ」
    元を取りたいじいさん「じゃあ、プランを下げて節約するのは?」
    安心したいじいさん「聞きたいときにジーニーが使えなかったら、そっちのほうがもっと損だよ」

    ……はい、安心したいじいさんの勝ちです。

    私が契約しているのは、いちばん安い有料プランです。
    それでも、夢中で使っていると、たまに「上限に達しました」と止まることがあります。

    足りなければ上げる。
    でも、下げるつもりはありません。

    私にとってAIは、「使った分だけ得をする道具」というより、
    「いつでも聞ける相手がいる」という安心を買っている感じなんです。

    ■ これからブログを始める人へ

    リベシティで「ブログを始めたいけど、何を書けばいいか分からない」という声をよく聞きます。

    1か月分の会話を数えてみて、私が伝えたいことは3つです。

    1.ネタは「困ったこと」の中にある
     うまくいった話より、つまずいた話のほうが、読んだ人の役に立ちます。

    2.AIに聞いたことは、そのまま下書きになる
     困って、聞いて、解決した。その流れがもう記事の骨組みです。

    3.回数を気にせず、どんどん聞く
     「こんなこと聞いていいのかな」と思うようなことほど、聞いてみると面白い話になります。

    ■ 自分でも数えてみたい人へ

    Claudeで「過去の会話を探す」機能がオンになっていれば、こんなふうに頼むだけで数えてくれます。
    コピーしてそのまま使ってください。


    直近1か月の私との会話を数えてください。
    そして、何に使ったか、用途ごとに分けて、回数を教えてください。
    ざっくりで大丈夫です。

    ※使えるAIや設定によっては、過去の会話を数えられないこともあります。

    ■ おわりに

    1か月で64回。
    そのうち半分以上がブログにつながっていました。

    数字にしてみると、「私、けっこうAIと一緒に暮らしてるなぁ」と、ちょっとうれしくなりました。

    さて、今日も困りごとが起きたら、ジーニーに聞いてみます。
    そしてたぶん、それもまたブログになります。

    【あわせて読みたい】

  • ブログを書き始めるまで6画面→3画面に ― 「新規投稿」を直接開くブックマークのすすめ

    ブログを書き始めるまで6画面→3画面に ― 「新規投稿」を直接開くブックマークのすすめ

    こんにちは、69歳の直ちゃんです。

    WordPressでブログを書いている方、毎回どこから書き始めていますか?

    私は今日まで、ブログを書き始めるまでに6つの画面をくぐっていました。
    それが、ブックマークを1つ付け直しただけで、3つになりました。

    今日はそのやり方を、同じように「画面の切り替えが疲れる」方に向けてご紹介します。

    ■ 今までの「6つの画面」

    私のいつもの流れは、こうでした。

    1. 1Passwordを開く
    2. iCloudを開く
    3. Googleの画面を出す
    4. WordPressのログイン画面を通る
    5. 投稿一覧(またはダッシュボード)を開く
    6. 「投稿を追加」を押して、やっと書き始める

    毎日のことなので、大変だと思ったことはありませんでした。
    でも、並べてみると長いですね。

    ■ きっかけは「この画面、見る必要ある?」

    ある日、AIブログにログインしたら「ダッシュボード」という、四角い箱がたくさん並んだ画面が出ました。

    「これ、毎回見る必要ある?」とジーニー(私の相棒のAI、Claudeです)に聞いたら、
    「毎回見なくて大丈夫。投稿一覧をブックマークしておけば、そこから始められますよ」
    とのこと。

    そこで私は、もう一歩欲張りました。

    「どうせ投稿一覧から『投稿を追加』を押すなら、最初から『投稿を追加』の画面をブックマークすればいいのでは?」

    これが大当たりでした。

    ■ やり方①「投稿を追加」の画面を開く

    WordPressの管理画面で、画面の左側の黒いメニューにある「投稿」をクリックします。

    その下に出てくる「投稿を追加」をクリックします。
    (テーマによっては「新規投稿を追加」と表示されます)

    「タイトルを追加」と書かれた、真っ白な画面が開けばOKです。

    ■ やり方②「☆」でブックマークする

    画面の上のほう、白くて横長の住所欄(「〜/wp-admin/post-new.php」と書いてある所)の右端を見てください。

    虫めがねのマークの右隣に、星の輪郭だけの「☆」があります。

    その「☆」をクリックすると小さな窓が出るので、「完了」をクリックします。
    星が青く塗りつぶされたら、ブックマーク完了です。

    ※名前が長いときは、小さな窓の「名前」のところを「AIブログ 新規」などに書き換えておくと、あとで見分けやすくなります。

    私は雑記ブログとAIブログの2つとも、この方法でブックマークしました。

    ■ やり方③ ブックマークを右側に出しっぱなしにする

    ここからが、私のいちばんのおすすめです。

    画面の右上にある「︙」(点が縦に3つ)をクリックし、
    「ブックマークとリスト」→「すべてのブックマーク」をクリックします。

    画面の右側に、ブックマークの一覧が縦に並んで出てきます。
    これを出しっぱなしにしておけば、見えている所をクリックするだけで「タイトルを追加」の画面に行けます。

    ※Chromeのバージョンによって、表示される言葉が少し違うことがあります。

    ■ 結果:6画面が3画面に

    今の私の流れは、こうです。

    1. 1Passwordを開く
    2. iCloudを開く(右側にブックマーク一覧が出ている)
    3. ブックマークをクリック → いきなり「タイトルを追加」の画面

    6画面が、3画面になりました。

    雑記とAIで2本書く日は、1日6画面ぶん。1か月なら180画面ぶんの操作が減る計算です。

    ■ ログインが切れていたら?

    しばらく使わずにログインが切れているときは、ブックマークをクリックするとログイン画面が出ます。

    でも心配いりません。
    ログインすると、WordPressがちゃんと行き先を覚えていて、そのまま「タイトルを追加」の画面に連れて行ってくれます。

    また、ブックマークはあくまで「画面の住所」を覚えるだけなので、パスワードが保存されるわけではありません。

    ■ ダッシュボードを飛ばしても大丈夫?

    ダッシュボードで気にしておきたいのは、プラグインなどの「更新」のお知らせくらいです。

    これは、どの画面にいても、いちばん上の黒い帯にある「↻」のマークに数字で出ます。
    なので、ダッシュボードを毎回見なくても見逃す心配はありません。

    ■ まとめ

    ・「投稿を追加」の画面を、そのままブックマークする
    ・ブックマーク一覧を、画面の右側に出しっぱなしにする
    ・ログインが切れていても、ログイン後はちゃんとその画面に行ける

    毎日やっている「当たり前」の手順ほど、一度疑ってみる価値があります。
    「この画面、毎回見る必要ある?」
    その一言が、毎日の手間を半分にしてくれました。

    【あわせて読みたい】

  • 「これ、どうしたらいい?」の一言から、五時間が消えた日 ― 69歳とブログの赤い警告

    「これ、どうしたらいい?」の一言から、五時間が消えた日 ― 69歳とブログの赤い警告

    69歳の直ちゃんです。

    朝、ブログにコメントの返信をしようとしたら、画面の上に赤い枠が出ていました。

    「Akismet エラーコード: 10010」

    正直に言います。この数字を見て、私が最初に思ったのは「10010円、請求されるのか?」でした。

    そんなわけはないのですが、69歳の頭というのは、数字を見るとすぐお金に変換する仕組みになっているようです。

    とりあえずジーニー(私が相棒にしているAIです)に、画面のスクショを送って、こう聞きました。

    「これ、どうしたらいい?」

    たった八文字です。まさかこの八文字が、五時間コースの入口だとは思いませんでした。

    ■ 犯人は「無料なのに広告を出していたこと」

    ジーニーの答えは、こうでした。

    「これは故障ではなくて、お金の話です」

    なんでも、Akismet(アキスメット)という、スパムコメントを自動で捨ててくれるプラグインがあるのですが、その無料プランは「広告のないサイト専用」なのだそうです。

    私のブログには、アフィリエイトの広告が入っています。つまりAkismetから見ると、私は「商用サイトのくせに無料プランを使っている人」。

    三年近く、そんなこととは露知らず、ありがたく使わせてもらっていました。

    ■ 三つの道から、まん中を選ぶ

    ジーニーは、道を三つ出してくれました。

    A案、お金を払う。月に千円ちょっと。
    B案、無料の日本製プラグインに乗り換える。
    C案、いったん止めて様子を見る。

    私が選んだのはB案です。

    「Throws SPAM Away」という、名前だけ聞くと妙に強そうなプラグインがありまして、これは日本語が一文字も入っていないコメントを自動で捨ててくれるのだそうです。

    スパムのほとんどは英語か中国語。だからこれだけで、九割方は止まる。しかも無料。

    インストールして有効化。三分で終わりました。

    さて、片付いた。コーヒーでも飲もう。

    ……そう思ったのが甘かったのです。

    ■ 蓋を開けたら、もう一つ入っていた

    Akismetの赤い枠が消えたら、その下から別の警告が顔を出しました。

    「Easy WP SMTP: 最近、メールの送信に失敗しました」

    ここで、私の中の二人が言い争いを始めます。

    見なかったことにするじいさん「今日はもう十分やった。明日でいいだろう」
    気になって眠れないじいさん「いや、お問い合わせフォームからの連絡が届いてなかったらどうする」

    ……後者が勝ちました。だいたいいつも後者が勝つので、私は今日まで生きてきて、ずいぶん遠回りをしています。

    ■ テストメールは届いた。でも黄色い三角が

    ジーニーに言われるまま、テストメールを一通送ってみました。

    届きました。よかった。

    ところが、メールの上に黄色い三角のマークがあって、こう書いてあります。

    「このメールは認証情報のドメインとFromアドレスのドメインが一致していません」

    何を言われているのか、さっぱりでした。

    ジーニーの説明が、ようやく腑に落ちる例えでした。

    「ブログのサーバーから送ったメールなのに、差出人の名前がヤフーのアドレスになっている。ヤフー側から見ると、うちの表札を勝手に使ってるぞ、という状態です」

    なるほど。自分の家から出した手紙に、よその家の表札を貼っていた、と。

    これだと、迷惑メールに振り分けられやすいのだそうです。

    ■ 表札を作りに、レンタルサーバーへ

    ここからが本番でした。

    ブログのドメインのアドレスを一つ作る。ConoHa WINGの管理画面へ行って、info@ではじまるアドレスを新しく作りました。

    ここでちょっと笑ったのが、ジーニーの案内ミスです。

    「設定ファイルをダウンロードしてください」と言われて押したら、出てきたのはiPhone専用のファイルでした。画面の下に、小さい字でこう書いてあります。

    「WindowsやAndroid端末のメールソフトは非対応です」

    ジーニーは即座に「これは私の見立て違いでした」と謝ってきました。潔い。人間だとこうはいきません。私も含めて。

    結局、目当ての情報は、アドレスの名前を左クリックした先にありました。メールサーバーの名前。これを紙に書き写します。

    大事なことは紙に書く。これは何歳になっても変わりません。というより、年を取るほど紙が増えます。

    ■ 入力欄を六つ埋める

    WordPressに戻って、Easy WP SMTPという設定画面を開き、入力欄を上から埋めていきます。

    サーバーの名前。暗号化はSSL。ポートは465。ユーザー名。パスワード。そして、差出人のアドレスをヤフーから、新しく作ったinfo@のほうへ書き換える。

    六か所。手が震えるほどではないですが、一文字でも間違えると動かない世界です。

    保存して、もう一度テストメール。

    届きました。黄色い三角も、消えていました。表札が、自分の家のものになったのです。

    ■ 最後の伏兵、迷惑メールフォルダ

    ところが、そのメールは受信箱ではなく、迷惑メールフォルダに入っていました。

    理由は単純で、info@のアドレスは今日作ったばかりの新品。ヤフーから見れば「初めて見る差出人」です。しかも中身は画像入りの英語のメール。怪しまれて当然でした。

    対処は簡単でした。メールを開いて、画面の上にある「迷惑メールではないと報告」を一回押すだけ。

    これでヤフーに「この人は大丈夫」と教えられます。

    もう一度テストを送ったら、今度はちゃんと受信箱に入っていました。緑のチェックマークと一緒に「おめでとうございます、テストメールが無事送信されました」。

    パソコンの画面に「おめでとうございます」と言われたのは、久しぶりです。

    ■ ついでにDMARCまで

    ここで終わってもよかったのですが、テスト画面に「DMARCが設定されていません」という警告がもう一つ出ていました。

    DMARC。読み方はディーマーク。

    これは「うちのドメインを名乗る偽メールがあったら、こう扱ってください」と、世界中のメールサーバーに向けて出しておく指示書のようなものだそうです。

    設定しておくと、なりすましを防げるうえに、こちらのメールが迷惑メール扱いされにくくなる。

    ConoHaのDNSという画面に、文字列を一行足すだけ。ただしこのDNSという場所、間違えるとブログそのものが表示されなくなることがあるらしく、ジーニーからも念を押されました。

    「既存の十行には一切さわりません。もし途中で変わってしまったら、保存せずに閉じてください」

    一行足して、入力した状態でスクショを送って、ジーニーに一文字ずつ照合してもらってから保存。

    入力した文字の下に赤い波線が出てエラーかと焦りましたが、あれはブラウザが「知らない単語だな」と引いているだけの線でした。まぎらわしい。

    ■ 時計を見たら、十五時半

    朝、コメント欄を開いたのが十時半でした。

    一段落して時計を見たら、十五時半。五時間です。

    やったことを並べると、こうなります。

    スパム対策プラグインの乗り換え。メールアドレスの新規作成。メール送信の設定。ヤフー側の学習。なりすまし対策の宣言。

    「これ、どうしたらいい?」の八文字から、よくもまあ、ここまで伸びたものです。

    ■ 今日いちばんの収穫

    でも、この五時間で一つ、はっきり分かったことがあります。

    管理画面に出てくる横長の帯には、三つの種類がある。

    一つ目は、本物の警告。今日のAkismetやメールの失敗がこれです。放っておくと、本当に困ることになります。

    二つ目は、広告。「使ってくれてありがとう、よかったらレビューを書いてね」というやつ。これは右端の小さな×で消して構いません。

    三つ目は、勧誘。「ベータ版に参加しませんか」といった類い。これも押さなくていい。

    私はこの三つを、全部同じ「なんか出てるな」として、何年も見て見ぬふりをしてきました。

    見分けがつくようになると、ずいぶん気が楽になります。放っておいていいものと、いけないものが分かれるからです。

    ■ おわりに

    正直に白状すると、こういう作業は、私一人ではまず無理でした。

    用語が分からない。どのボタンを押せばいいのか分からない。押した先が正しいのかも分からない。

    でも今日は、迷ったところでスクショを撮って送れば、その画面に合わせて「次の一手」だけを教えてもらえました。だから五時間かかっても、一度も詰まりませんでした。

    分からないことを、分からないまま聞ける。

    69歳がパソコンと付き合っていくうえで、これ以上ありがたい仕組みはないと思っています。

    さて、コーヒーでも飲みます。今度こそ。

    【あわせて読みたい】

  • 69歳、リンク1本貼るのに3回迷子になった ― 蛇行運転のススメ

    69歳、リンク1本貼るのに3回迷子になった ― 蛇行運転のススメ

    ※本記事には広告(アフィリエイトリンク)を含みます。

    69歳の直ちゃんです。

    先日、ブログの記事にレンタルサーバーの紹介リンクを1本貼りました。作業時間、のべ小一時間。まっすぐ走れば5分の道のりを、私は見事に蛇行しました。

    今日はその蛇行の記録です。「アフィリエイトって難しそう」と思っている方にこそ読んでほしい。難しくはないのです。ただ、曲がり角が多いだけで。

    ■ 蛇行その一:自信満々のメモが、間違っていた

    私は覚えが悪いのを自覚しているので、作業のたびにスクリーンショット入りの手順メモを自作しています。赤枠と矢印つきの力作です。今回も事前にメモを作り、相棒のAI(ジーニー)に見せたところ——

    「押すボタン、それじゃないです」

    私が赤枠で囲んでいたのは「リンク先URLをコピー」という、SNSに投稿するとき用のボタン。正解はその左隣にある「素材をコピー」でした。緑のボタンが2つ並んでいて、私は右を選んでいたのです。

    メモは便利ですが、間違ったメモは間違いを保存します。アンチョコは、作ったら一度誰かに見てもらう。これが教訓その一です。

    ■ 蛇行その二:道具の選び間違い

    次に私は、WordPressの鎖のマークのボタンでリンクを貼ろうとしました。リンクを貼るのだから鎖のマークだろう、という素直な発想です。

    ところがこれも違いました。鎖のマークは、文章の中の言葉にリンクを付けるための道具。広告のコードを貼るのは「カスタムHTML」という別のブロックなのだそうです。呪文はいつもの「/html」。

    世の中には「リンクを貼る」が2種類あったのですね。文章に貼るなら鎖、コードを貼るならカスタムHTML。教訓その二です。

    ■ 蛇行その三:「自由テキスト」という謎のリンクが誕生

    コピーして、カスタムHTMLに貼り付けて、プレビューを見ると——記事の文末に「自由テキスト」というリンクが鎮座していました。

    なんだこの謎の4文字は。

    実はこれ、「リンクの文言はご自由に書き換えて使ってください」という意味の素材名が、そのまま表示されていたのです。つまり、書き換えるのは私の仕事だった。

    案内板に「ここに店名を書く」と書いたまま開店したお店みたいなものです。

    ■ 蛇行その四:書き換えたら、カッコが片方残った

    では書き換えよう、とHTMLの中の文字を打ち替えたところ、出来上がったリンクはこうなりました。

    「私が借りている「マンションの部屋」はこちら)」

    ……頭の「ConoHa WING(」が消えて、お尻の「)」だけがポツンと残っている。置き換える範囲が、微妙にズレていたのです。片方だけ残った閉じカッコの、所在なげなこと。

    ここでジーニーに教わった技が「選んでから貼る」。

    直したいところを、マウスでなぞって範囲ごと選んでから、正しい文字を貼り付ける。そうすると、選んだ範囲がそっくり入れ替わるので、消し忘れが出ないのです。

    カーソルを置いてBackspaceで1文字ずつ消していくと、どこまで消したか分からなくなる。でも「なぞって選ぶ」なら、消す範囲が目で見えている。地味ですが、これは一生モノの技だと思いました。教訓その三です。

    ■ それでも、ゴールには着いた

    かくして蛇行すること3回、いや4回。それでもリンクはちゃんと貼れて、広告の管理会社への報告まで済みました。

    そして副産物がひとつ。私の手順メモは、間違いを直すたびに育ちました。いまや「素材のコピーから文言の書き換えまで」を網羅した完全版です。先日この手順書のことを記事に書きましたが、あの1枚は、この蛇行運転の産物なのです。

    思えば、まっすぐ走れた作業からは、メモに書くことが生まれません。蛇行した分だけ、メモは厚くなる。

    69歳の学びは蛇行運転で、それでいいのだと思います。目的地に着きさえすれば、走った道はぜんぶ経験です。

    同じように蛇行しながらでも、アフィリエイトは始められます。私の入り口はここでした。

    【A8.netに登録しよう!】
     ◇ 広告主数・アフィリエイトサイト数日本最大級☆
     ◇ 登録はもちろん無料、審査なしのアフィリエイトサービス☆
    ⇒アフィリエイトならA8.net

    【あわせて読みたい】

    https://ai-naochan.com/a8-anchoko
  • 69歳、QRコードは作れたのに「行き先」が違っていた

    69歳、QRコードは作れたのに「行き先」が違っていた

    ※本記事には広告(アフィリエイトリンク)を含みます。

    69歳の直ちゃんです。

    ■ 友だちに「ブログ書いてるんだ」と言いたかった

    友だちに会うたびに、こう言いたい場面があります。

    「実はね、AIのことを初心者向けに書いているブログがあるんだ」

    でも口で言っても、たいてい伝わりません。「へえ」で終わってしまう。
    それなら、スマホでピッと読み取ってもらえるQRコードを作ればいいじゃないか。そう思って、AI(私はジーニーと呼んでいます)に頼んでみました。

    「このページに飛ぶQRコードって作れる?」

    そう言って、私は自分のブログ名で検索したスマホの画面を見せました。

    ■ 出てきたのは、立派な「玄関の鍵」だった

    ジーニーはすぐにQRコードを作ってくれました。
    それも2種類。ブログ名とURLを入れた名刺みたいなカード版と、QRだけのシンプル版。金色の枠まで付いていて、なかなか立派です。

    ところが、飛び先はブログのトップページでした。

    ここで私は「うーん」と唸ってしまいました。
    私のブログのトップページは、いま「元自衛官のAI書類整理室」という別のサービスの案内ページになっているのです。つまり、玄関だけ。せっかく友だちがピッと読み取っても、今まで書いてきた記事の山までは たどり着けません。

    見せたかったのは玄関ではなく、「こんなに書いてきたんだよ」という記事の一覧の方だったんです。

    ■ 「そうじゃないんだ」と言い直してみた

    昔の私なら、ここで黙って諦めていたと思います。
    「まあ、こんなものか」と受け取って、使わないままフォルダに眠らせる。相手が人間でもAIでも、聞き直すのは気が引けるものです。

    でも今回は、こう打ち込みました。

    「ホームページに飛ぶQRコードじゃなくて、この検索画面だよ。そうすれば、私がいくつもブログを書いているのがわかるからだよ」

    そして、こう付け足しました。

    「できないならできないと教えて」

    返ってきた答えは、あっさり「できるよ」でした。
    検索結果のページにもQRコードは飛ばせるのだそうです。しかも2種類。ひとつは私が見ていたのと同じ検索結果、もうひとつは「site:」という指定を付けて、私のブログの中の記事だけがずらりと並ぶ検索結果。

    ものの1分でした。最初から そう言えばよかったのです。

    ■ 私の反省 ―「何を」より「なぜ」を先に言う

    今回わかったのは、AIに頼むときのコツです。

    最初の私は「このページに飛ぶQRコードを作って」と、やってほしい作業だけを伝えました。
    でも本当に伝えるべきだったのは、その手前でした。

    「友だちに、たくさん記事を書いていることを見せたいんだ」

    この一言があれば、ジーニーは「なら玄関じゃなくて記事一覧ですね」と最初から気づけたはずです。
    AIは賢いけれど、私の頭の中は見えていません。目的を言わずに手段だけ頼むと、立派なのに使えないものが出てくる。これは人間に頼みごとをするときと、まったく同じでした。

    そして もうひとつ。
    「違う」と言い直すのは、失礼ではないということ。むしろ言い直したほうが、お互いに早い。

    ■ ジーニーが正直に教えてくれた「弱点」

    うれしかったのは、ジーニーがちゃんと注意点も添えてくれたことです。

    検索結果のページは、Googleの都合で並び順や件数が変わることがある。広告が上に出ることもある。つまり、私が中身をコントロールできない場所なのです。

    だからジーニーの提案はこうでした。

    「記事いちらんのページを作って、そこに飛ばすのが いちばん確実ですよ」

    そうすれば、そのページのQRコードを1枚渡すだけで済む。
    なるほど、それが本当の正解です。宿題が、ひとつ増えました。

    ■ その後 ― 行き先は「記事いちらん」に引っ越しました

    この記事を書いたあと、宿題をちゃんと片付けました。

    自分のブログに「記事いちらん」というページを作ったのです。今まで書いた記事が、新しい順にずらりと並ぶページ。おまけにタイトルとアイキャッチ画像、それに本文のさわりまで出るようにしました。

    そしてQRコードの行き先も、検索結果からこのページに引っ越しました。

    読み取ると、いきなり記事の一覧。友だちに渡すには、これがいちばん分かりやすい形です。スマホで実際に読み取ってみて、ちゃんと開くことも確かめました。

    回り道はしましたが、おかげで「なぜ検索結果ではダメなのか」が身にしみて分かりました。最初から正解を渡されていたら、たぶん納得していなかったと思います。

    ■ おわりに

    QRコード1枚で、こんなに考えることがあるとは思いませんでした。

    69歳の私がAIと付き合うようになって覚えたのは、難しい操作ではありません。
    「なぜそれが欲しいのか」を、自分の言葉で言うこと。
    そして違ったら、遠慮なく「そうじゃないんだ」と言い直すこと。

    たったこれだけで、AIは急に頼れる相棒になります。

    こういうことを一つずつ覚えながら、私もブログで広告を試すところまで来ました。私の入り口はここでした。

    【A8.netに登録しよう!】
     ◇ 広告主数・アフィリエイトサイト数日本最大級☆
     ◇ 登録はもちろん無料、審査なしのアフィリエイトサービス☆
    ⇒アフィリエイトならA8.net

    【ここにA8.net会員募集のテキストリンク(素材ID:121)を貼る ※カスタムHTMLブロック(/html)で】
    文言案:私もこのブログで広告を試しています → A8.net(無料で登録できます)

    【あわせて読みたい】

  • 69歳、自分から自分に郵便が届いた ― ブログのコメント欄、初めての大掃除

    69歳、自分から自分に郵便が届いた ― ブログのコメント欄、初めての大掃除

    ※本記事には広告(アフィリエイトリンク)を含みます。

    69歳の直ちゃんです。

    ある日、メールの受信箱にこんな件名が届きました。

    「モデレートしてください」

    モデレート。何をどうしろというのでしょう。中を開くと、私のブログ記事のタイトルと、「承認する」「ゴミ箱に移動する」「スパムとしてマークする」という3つのリンクが並んでいます。押していいものか、押してはいけないものか。手が止まりました。

    結論から言うと、慌てる必要は一切ありませんでした。しかも調べてみたら、送り主は私自身。今日はその顛末と、69歳が初めてコメント欄を大掃除した記録です。

    ■ まず、メールのリンクは押さない

    手が止まったのは、実は正解だったようです。相棒のAI(ジーニー)に見せたら、まずこう言われました。

    「メールの中のリンクは押さず、いつも通り自分でブログの管理画面から入ってください」

    この手の「承認してください」メールは、偽物が多いのだそうです。本物そっくりの見た目で送ってきて、押した先で偽のログイン画面を出す。私は幸い本物のメールでしたが、見た目で本物か偽物かを見分けるのは至難の業です。

    だから覚え方はシンプルにこう。メールから入らず、正面玄関から入る。これはパスワードの話でも出てきた考え方で、ネットの世界の護身術の基本だと思いました。案内状が来ても、玄関の鍵は自分で開ける。

    ■ 正体は「自分から自分への郵便」だった

    管理画面の「コメント」を開くと、承認待ちが5件。ドキッとしましたが、中を見て笑ってしまいました。

    そのうち3件は、私のブログから私のブログへの通知だったのです。

    ブログには「記事がどこかからリンクされると、リンクされた側に通知が届く」という仕組みがあります(ピンバックというそうです)。私は最近、記事の文末に「あわせて読みたい」で自分の別記事を紹介するようになりました。つまり自分の記事が自分の記事にリンクした。その結果、私から私へ「リンクされましたよ、承認しますか?」というお知らせが届いていたわけです。

    一人で手紙を書いて、一人で受け取って、一人で「承認しますか」と悩んでいた。左手が右手に挨拶しているような話です。

    見分けるヒントも教わりました。3件とも送信元の番号(IPアドレス)が同じで、それは私が借りているサーバーの番号。つまり差出人は自分。名探偵になった気分でした。

    ■ 残る2件は、海外からの営業だった

    問題は残りの2件。どちらも英語のコメントで、内容はこんな具合です。

    一つは「あなたのサイトは見た目はいいが検索で上位に出ていない。私が直せる。料金表を送りましょうか?」。もう一つは「宣伝動画を作ります。30秒195ドルから」。

    丁寧な英語ですが、これは世界中のブログに自動でばら撒かれている営業コメントだそうです。私のブログを読んで書いてくれたわけではない。ちょっと期待してしまった自分が恥ずかしい。「初めて海外から反応が来た」と一瞬うれしくなったのは、内緒です。

    対応は、返信しない・リンクを押さない・スパム箱に入れる。以上。冷たいようですが、相手も機械ですから遠慮は不要なのでした。

    ■ 大掃除は、まとめてやれる

    片付け方は、思ったより簡単でした。

    コメントの左端の四角にチェックを入れて、画面左上の「一括操作」から処理を選び、「適用」を押す。英語の2件は「スパムとしてマーク」、自分宛ての3件は「ゴミ箱へ移動」。それぞれ一発で片付きました。1件ずつ相手をしなくていいのです。

    そして予防策も一つ。「設定」の中の「ディスカッション」という画面で、「他のブログからの通知を受け付ける」のチェックを外す。これで自分宛ての郵便は来なくなります。

    ただし注意書きが小さく添えられていました。「この変更は、新しい投稿にのみ適用されます」。つまり、これまでに公開した記事からは、まだ通知が来る可能性がある。来たら慌てず、古い記事の分だなと思ってゴミ箱へ。設定変更というのは、過去には遡らないものなのですね。

    ■ むすび:驚かずに、まず正体を確かめる

    振り返ると、今回私がやったことで一番良かったのは「押す前に聞いた」ことでした。3つのリンクのどれかを勘で押していたら、たぶん今も何が起きたか分かっていません。

    見慣れない通知が来たら、驚くより先に正体を確かめる。正体が分かれば、たいていのものは怖くない。今回の5通も、正体は「自分の手紙3通」と「機械の営業2通」でした。

    ブログを続けていると、書くこと以外の仕事も少しずつ増えてきます。でもそれは、家を持てば掃除も増えるのと同じこと。掃除の仕方を一つ覚えました。

    こういうことを一つずつ覚えながら、69歳でもブログは続けられます。私の入り口はここでした。

    【A8.netに登録しよう!】
     ◇ 広告主数・アフィリエイトサイト数日本最大級☆
     ◇ 登録はもちろん無料、審査なしのアフィリエイトサービス☆
    ⇒アフィリエイトならA8.net

    【あわせて読みたい】

  • 69歳、職場のパソコンと同じデータが、スマホの中にありました

    69歳、職場のパソコンと同じデータが、スマホの中にありました


    69歳の直ちゃんです。

    今日は、自分でもちょっと恥ずかしい発見の話をします。

    ■ 家では、ブログの続きが書けなかった

    私のブログの作り方は、だいたいこんな流れです。

    まずスマホで写真を撮る。電車の中でスマホのメモに下書きをする。少し進んだところで、スマホのAI(うちのジーニーです)に「ここ直して」とお願いする。そして職場のパソコンで最終の仕上げをして、写真をダウンロードして、ブログに貼りつける。

    これで回っていたのですが、ひとつだけ困ったことがありました。

    家に帰ってから続きをやろうとすると、データが職場のパソコンにしかない。

    写真も、書きかけの文章も、全部あっち。家のパソコンを開いても、そこには何もない。「あー、明日職場でやろう」。これを何回やったか分かりません。

    そのうちどうなったかというと、家のパソコンをだんだん使わなくなりました。 一段と、です。せっかくあるのに、電源すら入れない月もありました。

    ■ 今日、スマホの「青いファイル」を開いてみた

    きっかけは、ほんの気まぐれでした。

    スマホにある青いアイコンの「ファイル」というやつ。前から画面にあるのは知っていたけれど、何をするものか分からないので、ずっと素通りしていました。

    それを今日、なんとなく開いてみたんです。

    そうしたら。

    職場のパソコンで作った、あのフォルダの中身が、そっくりそのまま入っていました。

    写真も、エクセルも、メモも、全部。

    「ここに入ってたのかぁ……」

    思わず声が出ました。ずっと「向こうにしかない」と思い込んでいたデータが、実はポケットの中にもあったわけです。

    ■ ジーニーに聞いてみた

    さっそくジーニーに聞きました。「これ、どういうこと?」と。

    答えはこうでした。

    私が職場のパソコンで使っていたフォルダは、パソコンの中に作ったものではなく、iCloud Drive(アイクラウド・ドライブ)という場所の中に作ったフォルダだった。iCloud Driveの中に入れたものは、同じApple IDでつながっている端末すべてに自動で行き渡る。だからスマホにも出ていた。

    ……つまり、7年も8年も前から道はつながっていて、私がその道を知らなかっただけ、ということです。

    こういうの、多いんですよね。私の場合。

    ■ 今晩やること(3つだけ)

    というわけで、今日は家に帰ったら、家のパソコンにも同じ仕組みを入れます。ジーニーに手順を聞いたら、3つでした。

    1. Microsoft Storeから「iCloud」を入れる
    Windowsのパソコンなら、Microsoft Store(買い物かごみたいなアイコン)から「iCloud」で検索して入れるだけ。無料です。

    2. 職場と同じApple IDでサインインする
    ここが一番大事なところ。IDが違うと、中身が出てきません。分からなくなりそうな人は、職場のパソコンのiCloudの画面の上のほうに出ているメールアドレスを、先にメモしておくといいそうです。

    3. 「iCloud Drive」にチェックを入れる
    サインインすると項目が並んだ画面になるので、iCloud Driveの左側の四角にチェック。右下の「適用」を押す。これでエクスプローラー(フォルダを開く画面)の左側に「iCloud Drive」が出てきます。

    Macの人は、システム設定 → 一番上の自分の名前 → iCloud → iCloud Driveをオン、だそうです。

    「アプリを入れるのがイヤだ」という人は、ブラウザで iCloud.com にログインして「Drive」を開くだけでも中身は見られます。こっちは何もインストールしなくていいので、お試しには一番ラクですね。

    ■ 気をつけることも教わりました

    ふたつ、注意されました。

    ひとつめ。ファイル名の横の雲マーク。
    最初は雲のマークで出てきます。これは「まだ実物が降りてきていない」という印。ダブルクリックすれば降りてきますが、写真がたくさんあると時間がかかるので、最初の1回はWi-Fiのあるところで、待つつもりでやること。

    ふたつめ。同じファイルを2か所で同時に開かない。
    職場と家の両方で編集すると、「〇〇のコピー」みたいなファイルが増えて、どっちが本物か分からなくなるそうです。作業が終わったら保存して閉じる。これを習慣にします。

    ■ めんどくさがりじいさん vs もったいないじいさん

    正直に書くと、今日の私の中でも小さな攻防がありました。

    めんどくさがりじいさんは言います。「いまさら家のパソコンなんて。職場でやれば済む話じゃないか。アプリを入れるとか、サインインとか、また画面とにらめっこするんだろう」

    もったいないじいさんが返します。「いや待て。電車で下書きしたあの続きを、家のソファで書けるんだぞ。あるものを使ってないだけなんだぞ」

    勝ったのは、もったいないじいさんでした。だって、もう道はできているんですから。あとは自分がそこを通るかどうかだけです。

    ■ むすび

    パソコンやスマホって、「できないこと」よりも「できるのに知らないこと」のほうが、ずっと多いんじゃないかと思います。

    私はそれを、AIに聞くようになってから、ようやく一つずつ拾えるようになりました。青いアイコンひとつ開くのに何年もかかった男が言うんだから、間違いありません。

    同じように「家のパソコンを使わなくなった」という方がいたら、一度スマホの青い「ファイル」を開いてみてください。

    もしかしたら、あなたのデータも、もうそこに来ているかもしれません。

    【あわせて読みたい】

  • 69歳、記事いちらんを着せ替えた ― 鍵は、ずっと目の前にあった

    69歳、記事いちらんを着せ替えた ― 鍵は、ずっと目の前にあった

    みなさん、こんにちは。69歳の直ちゃんです。

    今日は、このブログの「記事いちらん」ページを模様替えした話です。

    きっかけは、友だちに配っているQRコードでした。読み取ると記事いちらんに飛ぶようにしてあるのですが、飛んだ先が、タイトルの文字がずらっと並んでいるだけ。せっかく来てくれた友だちに、これではちょっと素っ気ない。

    私の理想は、はっきりしていました。タイトルの横に絵(アイキャッチ画像)があって、その下に本文のさわりが小さく書いてある。本屋さんの平積みみたいに、「どんな話か」がひと目で分かる形です。

    相棒のAI、ジーニーに相談すると、「できるよ。しかも用意されたデザインから選ぶだけ」と頼もしい返事。よし、今日は楽勝だな、と思いました。

    思いましたが、世の中そんなに甘くない。

    案内されたとおりに「デザインを変更」というボタンを押すと、たしかにカタログが開きました。着せ替え候補がずらり。この中から選ぶだけ。ところが、狙ったデザインをクリックしても、うんともすんとも言わない。カタログが閉じるだけで、見た目は元のまま。

    それならばと、足りない「概要文」の部品だけを手作業で足す作戦に切り替えました。ところが今度は、押した「+」ボタンが実は別のボタンで、空っぽの行が4つもできてしまう始末。画面の下のほうに、誰も住んでいない空き部屋が4戸。慌てて「元に戻す」ボタンをカチカチ押して、なかったことにしました。

    現役の頃なら、ここで「異常なし!」と報告したいところですが、異常だらけです。

    原因は、あとから分かりました。私がいじろうとしていた記事いちらんは、「パターン」という鍵付きの箱に入っていたのです。外からいくら叩いても開かない。正しい入口は、画面の右側にずっと表示されていた「パターンを編集」というボタンでした。

    鍵は、最初から目の前にあったのです。私とジーニーは、玄関の前で二人して裏口を探していたわけです。

    鍵を開けてからは、早かった。箱の中でタイトルの下に「抜粋」という部品をひとつ置く。それだけで、全部の記事に本文のさわりが自動で付きました。1記事ずつ書くのかと思っていたら、部品ひとつで全記事一斉。これには膝を打ちました。

    仕上げに保存ボタンを押して、本番のページを開くと、そこには理想どおりの一覧が。絵があって、タイトルがあって、その下に小さく本文のさわり。携帯で見ても、ちゃんと同じようにキレイに並んでいました。

    しかも、うれしいおまけがひとつ。部品は一度置けばそれっきりなので、これから書く記事は、何もしなくても全部この形で並ぶそうです。未来の自分への仕送りが、ひとつ済んだ気分です。

    今日の教訓。開かない扉の前で粘るより、まず「入口はここで合っているか」を疑うこと。そして、鍵は案外、目の前にぶら下がっているものです。

    QRコードから来てくださったみなさん、新しくなった記事いちらん、ゆっくり見ていってくださいね。

    【あわせて読みたい】

  • 69歳、投稿一覧に名札を付けた ― WordPressとA8は他人同士でした

    69歳、投稿一覧に名札を付けた ― WordPressとA8は他人同士でした

    ※本記事には広告(アフィリエイトリンク)を含みます。

    先日、広告主さんから「PR表記がありませんよ」と注意を受けた話を書きました。あれ以来、私は決めごとを作りました。「広告を貼ったら、その場で札を貼る」。玄関に表札を出すのと同じです。

    ところが今度は、別の問題に気づいてしまったのです。

    どの記事に広告を貼ったか、自分でも分からない

    A8.netには「広告掲載URL」という仕組みがあります。広告を貼った記事のURLを、A8さんに提出しておくものです。私はこれを、貼ったその場でやるようにしています。

    ある日、A8の管理画面を開いて、提出済みのURLが3件並んでいるのを確認しました。よしよし、ちゃんと出してある。

    ところが、です。WordPressの投稿一覧に戻ると、どの記事が「提出済みの3件」なのか、どこにも書いていないのです。記事は24本。広告入りはどれだっけ。69歳の記憶力は、3件ですでに怪しい。

    ジーニーに聞いたら「他人同士です」

    いつもの相棒、ジーニー(AIです)に聞いてみました。「投稿一覧に、A8に提出済みって表示できないの?」

    答えは、できない、でした。理由がふるっています。WordPressとA8.netは、まったく別の会社の別のシステム。つまり他人同士。A8さんに提出しても、WordPressはそれを知るすべがないのだそうです。

    なるほど。隣に住んでいて毎日顔を合わせているのに、お互いの家の中のことは何も知らない。マンションの管理人を長くやっている私には、妙に納得のいく話でした。

    それなら、名札を付ければいい

    自動でできないなら、手動で付ければいい。ジーニーが教えてくれたのは「タグ」という機能でした。

    投稿一覧には「タグ」という列があります。私のブログでは、ずっと全部「―」のままでした。ここに目印を付けるのです。

    やり方は簡単でした。記事の編集画面を開いて、右側の「タグ」という欄に「A8提出済み」と入力してEnter。あとは保存を押すだけ。1記事30秒。3記事で1分半です。

    投稿一覧に戻ると、広告入りの3記事にだけ「A8提出済み」の名札が並んでいました。洗濯物に名前を書いたときのような、ささやかな達成感がありました。

    私の「困った」は、誰かの答えになる

    正直に言うと、こんな小さな話を記事にしていいのかな、とも思いました。

    でも、思い直したのです。私が「困った…」とつまずいた場所は、きっと他の誰かもつまずく場所です。私の「困った」の記録が、その人の「答え」になるかもしれない。それがこのブログの役目だと思っています。

    ちなみに、広告掲載URLの提出という仕組み自体を知らなかった方は、まずA8.netに登録してみると分かります。ブログを持っていなくても登録できる、初心者に優しい入り口です。私のような69歳でも、ドタバタしながらなんとかなりました。

    【A8.netに登録しよう!】
     ◇ 広告主数・アフィリエイトサイト数日本最大級☆
     ◇ 登録はもちろん無料、審査なしのアフィリエイトサービス☆
    ⇒アフィリエイトならA8.net

    この記事にも広告を貼りました。ということは、公開したらその場でA8にURLを提出して、タグ「A8提出済み」を付ける。札が1枚、また増えます。

    【あわせて読みたい】