AIのブログなのに、今日はAIの話をほとんどしません。その「手前」の話です。
私はこの2日間、AI(相棒のジーニー)と一緒に、ブログのデザイン直しに取り組んでいました。結論から言うと、AIの指示はずっと正しかった。それなのに私は、迷子になり続けました。
原因はAIでもWordPressでもなく、私が「パソコンの画面の使い方」を分かっていなかったことでした。タブ、窓、アドレスバー ― この基本が怪しいままAIに教わると、正しい地図を渡されても道に迷うのです。
今日は69歳の私が、恥を忍んで「画面の迷子録」を公開します。そして、これだけ覚えたら世界が変わった「画面の基本5つ」もお土産にどうぞ。
第1章:69歳の「画面迷子録」― 私はこれだけやらかした
まずは私の失敗を、正直に並べます。笑ってやってください。でも、心当たりのある方も多いはずです。
- 迷子その1:アドレスバーはどっちの窓のもの?
AIと作業画面を左右に並べていた時のこと。「アドレスバーに入力して」と言われて入力したら、AIの画面の方が変わってしまいました。窓が2つあると、アドレスバーは「今クリックして選んでいる側」のもの。これを知らずに、何度もAIの画面を吹き飛ばしました。 - 迷子その2:タブの増殖。
気がつくと、ブラウザの上に同じサイトのタブが6個も7個も並んでいました。どれが「今の」画面か分からない。古いタブで作業して「あれ、変わってない?」と混乱したことも。 - 迷子その3:窓が消える。
作業中の窓が、突然どこかへ行ってしまう。閉じたのか、隠れたのか、それすら分からず、あちこちクリックしてさらに迷子に。 - 極めつけ:自分のホームページの出し方をAIに聞きそうになった。
「私のホームページの画面って、どこから出すの?」― 危うくAIに質問するところでした。自分のサイトなのに、です。
第2章:AIの指示が正しくても、迷子になる理由
ここで大事なことに気づきました。
AIには、私のパソコンの画面が見えていないのです。
AIは「画面右上の保存ボタンを押して」と、正しい指示をくれます。でも、私が別の画面に迷い込んでいたら? その指示は丸ごと空振りです。AIは「あなたは今この画面にいるはず」という想像で話し、私は別の場所にいる。この食い違いが積み重なると、お互い正しいことをしているのに、作業はぐちゃぐちゃになります。
つまり、AIという優秀な案内人を活かすには、こちらが「今どの画面にいるか」を把握できる足腰が必要なのです。カーナビがどれだけ賢くても、運転手がハンドルとアクセルの区別を知らなければ、目的地には着けないのと同じです。
第3章:これだけで世界が変わった「画面の基本5つ」
2日間の迷子の末に、私が身につけた基本を5つにまとめます。全部、数秒でできることばかりです。
- 「タブ」と「窓」は別もの。窓(ウィンドウ)がノートだとしたら、タブはノートの中のページ。1冊のノートに、ページ(タブ)が何枚も入っています。ちなみに私はずっと「タグ」だと思っていました。正しくは「タブ」です。
- タブは、つまんで引っ剥がせる。タブをマウスで押さえたまま下へズルッと引っ張ると、そのページだけ独立した新しい窓になります。AIの画面と作業画面を左右に並べたい時は、まずこれ。
- 窓を左右にピタッと並べるのは、Windowsキー+矢印。窓をクリックして選んでから、キーボード左下の旗マーク(Windowsキー)を押しながら「←」。窓が画面の左半分に吸い付きます。もう片方の窓で「→」。これで左右見開きの完成です。
- 消えた窓は、画面下のバーで見つかる。行方不明になった窓は、閉じたのではなく隠れているだけのことがほとんど。画面一番下のバーにあるブラウザのマーク(私の場合はChromeの丸いマーク)をクリックすると、ひょっこり戻ってきます。
- アドレスバーは「窓ごとに1本」。入れ替えはCtrl+Aで一発。窓が2つあれば、アドレスバーも2本。使う前に「どっちの窓を選んでいるか」を1回クリックして確かめる。そして中身の入れ替えは、全部消さなくても「Ctrl+Aで全選択 → そのまま貼り付け」で、古い文字は自動で消えます。
第4章:それでも分からない時は、AIに「画面の使い方」から聞いていい
「こんな基本、今さら人に聞けない」― そう思っていませんか。私もそうでした。
でも、AIになら聞けるのです。何度同じことを聞いても、AIは嫌な顔ひとつしません。実際に私は、AIに「教わり方の注文」を付けました。ボタンの場所は「右上」「左下」の概略位置つきで教えて。難しい設定は、AIが3案作って私は選ぶだけにして ― と。(この話は前回の記事に書きました)
そして今回、もう1つ強力な技を覚えました。「今の画面のスクショを送ってから、聞く」です。AIには画面が見えない ― なら、見せてしまえばいい。スクリーンショットを1枚送るだけで、AIは「あなたの今いる場所」から案内してくれます。カーナビに現在地を教えるのと同じです。
さらに、大事な手順は、AIの説明を印刷して紙で手元に置く「印刷作戦」も始めました。画面とにらめっこを続けると、目も頭も疲れます。紙なら、指でなぞりながら一歩ずつ確認できる。アナログ、あなどれません。
それから、パソコン用語を知らなくても大丈夫です。私は「上の四角いやつ」「右のほうにある点々」で質問しています。それでもAIはちゃんと分かってくれます。用語を覚えてから聞くのではなく、聞きながら覚えればいいのです。
第5章:画面の使い方は、AI時代の「靴ひもの結び方」
AIの活用が「走り方」だとしたら、画面の使い方は「靴ひもの結び方」です。靴ひもがほどけたままでは、どんな走り方を教わっても転びます。逆に、たった5つの基本を覚えるだけで、AIの案内が急にスイスイ頭に入るようになりました。
もしあなたが「AIを使ってみたけど、なんだか疲れただけだった」という経験をお持ちなら、原因はAIでも、ましてやあなたの頭でもなく、「画面の基本」かもしれません。
誰も教えてくれなかっただけ。69歳の私が2日で覚えられたのだから、あなたにも必ずできます。
この記事は、2026年7月6日〜7日にAIと実際にやりとりした体験をもとに書きました。
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