69歳の直ちゃんです。
AIを毎日使っていますが、先日、見事にやられました。
タイトルのとおりです。
AIは、間違えるときも正しいときと同じ顔で言ってきます。
今日はその実例と、初心者の方でもすぐできる対策を書きます。
■ 何が起きたか
深夜2時。
眠れなくてAIとおしゃべりしていたときのことです。
お月見の話になって、私はこう書きました。
「9月25日の中秋の名月も、天気予報は曇りだから見られそうにないね」
そうしたらAIが、こう返してきたんです。
「今年の中秋の名月は10月6日(火)ですね」
しかも、理由まで付いていました。
旧暦は毎年ずれるので誰でも間違えるところです、と。
こう言われたら、こちらは引っ込めます。
だって、向こうは機械ですから。
ところが翌日、テレビで「今度の25日は十五夜です」とやっているんです。
調べ直させたら、正解は9月25日。
私の記憶のほうが合っていました。
AIが言った10月6日は、去年2025年の日付だったんです。
■ ここが怖いところ
間違えたこと自体は、まあいいんです。人間も間違えます。
怖いのは、言い方でした。
人間なら「たしか……だったと思うけど」と迷いが出ます。
声や表情で、自信のなさが伝わります。
AIは出ません。
合っているときも、間違っているときも、同じ調子で言い切ってきます。
だから、こちらには見分けがつかないんです。
これは「ハルシネーション」と呼ばれる現象で、AIがもっともらしい間違いを作ってしまうことを言います。
専門用語を覚える必要はありませんが、「AIはそういうものだ」とだけ知っておいてください。
■ AIが特に間違えやすいもの
私の経験では、この4つが要注意です。
- 日付・数字
今回の中秋の名月がまさにこれ。毎年変わるものに弱いです。 - 最新の情報
AIは過去に学んだ情報で答えます。去年のことを今年のこととして出してきます。 - 名前・固有名詞
お店の名前、商品名、人の名前。それらしい名前を作ってしまうことがあります。 - 制度や手続き
税金、保険、行政の手続き。ルールが変わっていても気づきません。
逆に、文章を整えてもらう、言葉の意味を教えてもらう、アイデアを出してもらう——
こういう使い方は、とても得意です。安心して頼れます。
■ たった一言でできる対策
難しいことはしなくて大丈夫です。
私がやっているのは、次の3つだけです。
【その1】「それ、調べて確かめて」と頼む
これが一番かんたんで、一番効きます。
今回も、私が「テレビでは25日って言ってるよ」と伝えたら、AIはちゃんと調べ直して、自分の間違いを認めました。
日付や数字が出てきたら、そのまま信じずに、
「それ、調べて確かめて」
と一言送ってみてください。
【その2】「どこの情報?」と聞く
出どころを聞くと、あやふやなときは正直に言ってくれることがあります。
国立天文台、官公庁のサイトなど、しっかりした出どころが出てきたら安心度が上がります。
【その3】自分の記憶を、簡単に捨てない
これが今回の一番の教訓でした。
年を取ると、「自分の記憶より機械のほうが正しいだろう」とつい思ってしまいます。
でも今回、正しかったのは私のほうでした。
違和感があったら、もう一回聞いてみる。
「本当に? 私は9月25日だと思ってたんだけど」
この一言を言えるかどうかで、だいぶ変わります。
■ それでもAIは手放せない
こう書くと「AIは信用できない」と思われるかもしれませんが、私はまったくそう思っていません。
深夜2時に、眠れない69歳の話し相手になってくれる。
「ジャムセッション」という言葉の意味を、嫌な顔ひとつせず教えてくれる。
友だちにもらったお土産のお菓子の「お礼の言い方」を3パターン考えてくれる。
こんなものは、他にありません。
間違えるときがあると知ったうえで使う。
それだけのことです。
車だって、便利だけど事故もある。
だからシートベルトをする。
AIの場合、そのシートベルトが「それ、調べて確かめて」の一言なんだと思っています。
■ まとめ
・AIは、間違えるときも正しいときと同じ顔で言い切ってくる
・特に「日付・数字・最新情報・固有名詞・制度」は要注意
・「それ、調べて確かめて」と一言送るだけで、かなり防げる
・自分の記憶や違和感を、機械相手だからと簡単に捨てない
ちなみに2026年の中秋の名月は、9月25日(金)です。
満月はその2日後の27日。名月と満月は、ずれる年のほうが多いそうです。
今年はちゃんと、自分の記憶を信じて見上げようと思います。
それでは、また。
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